【 今年最後の一大トピック…空き家状態の実家仕舞い 】 DeleteOK! Okada private information 2024年12月

今年もあと僅か。

今年最後の一大トピックは”実家仕舞い”でした。大汗
齢66の私が幼き頃建てた木造モルタル作りの実家も既に空き家状態。

万一老朽化による漏電火災が起きたら…とか、

万一床下から野生動物が入り込み棲み着かれたら…とか、

万一見ず知らずの人に不法侵入され住み着かれたら…等々。

手を伸ばせば隣家に触れられる住宅密集地。

世代も変わり居住者も変わり、新たに建て替えられた住まいに取り囲まれ、我が実家が起因での”万一”で長年父母にご厚誼賜ったご近所へご迷惑を…は大きな大きなプレッシャー。

気になり始めると四六時中、ネット動画も拍車となり夢の中でもうなされる。聞けば世田谷区は空き家問題がかなり多いよう。故に助成や控除等も色々と。同級生の家を見ても同様の悩みが垣間見える。

幸いにもFacebookの地元コミュニティで目にした『シルバー・シニア世代の不動産売却専門』の謳い文句。UPされてる記事の視点・論調もしっかりしてるしGoogle口コミも好印象。

特別控除の時間制約が迫る中、不動産についてはど素人の私共兄弟に対し、無理・ムラ・ムダ等一切無くWebを駆使し適格に緻密に迅速にリードしてくださり、僅か4ヶ月ほどで恙なく手続きを終えることが出来た。それもベストな条件で。

まさに啐啄同機の道縁無窮。老母の心痛も取り払い、これも一つの親孝行かと。
ノウハウ・スキルは申し分なく、人柄も善き不動産屋さんに拝むが如く手を合わせ感謝する老母の姿が目に沁みる。

今年も善きご縁に恵まれた善き年でした。

━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】12/18 ITビジネス研究会「IT部門のシェアード社員」講演&交歓会 お薦め!

【2】特別セミナー「スマートホームの今とこれから」 2025/1/29(水)15: 30~

【3】シンスター公開セミナー:「ロジカルシンキング」 2025/2/13(木)13:00~

【4】今月の箴言 安岡先生箴言INDEXより

【5】令和7年 乙巳(きのとみ)拙撮影『CALENDER2025』

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【1】12/18 ITビジネス研究会「IT部門のシェアード社員」講演&交歓会 お薦め!

2024年12月18日(水)15時30分より、ユナイトアンドグロウ株式会社 代表取締役社長須田騎一朗氏をお招きし「IT部門のシェアード社員」についてご講演頂きます。

中小企業がIT/デジタル人材を採用、雇用するのは容易なことではありません。また自社に最適な外注先を見つけ出すのも大変なことです。

その様な環境の中で須田社長は中小企業が自社のIT/デジタル担当のように活用できる“シェアード社員”という方法を編み出されました。

スキルレベルと料金を明確にし必要な時に必要なだけ使える”シェアード社員”。

2019年に株式を公開し、2024年度の売上は約30億円。今後も年平均15%で伸ばし、まずは社員1,000人の規模を目指すとのこと。社員の平均給与も2017年461万円から2023年約630万円と大幅アップ。

ここまでの道のりと、これから進む道について、須田氏に大いに語って頂きます。

12月18日(水)15時30分~17時:講演会  17時~18時30分:情報交換会  

詳細、お申込みは… https://it-biz.jp/event/7518


【岡田の余談】

当日は私も会場に居りますし、私の知己も多数参加される旨連絡を頂いてるので、会場が縁尋機妙多逢聖因の場になれば年寄りとしては嬉しく思う所。

”シェアード社員”…目の付け所には驚かされました。

その視線、視点、逆転の発想に”人出し”が中心のIT企業に話をするとおおよそ『うちじゃできないよ…』で話が終わる。

競争相手の多いIT人材の紹介市場で、他社が真似できない土俵そのものを編み出した、いわばレッドオーシャン市場におけるブルーオーシャン戦術ではないかと。

中小のエンド企業がIT技術者を準委任で1.0人月雇うとすると、本業の社員より人件費が高い可能性が懸念される。

故にエンド企業が準委任でIT人材を採用するケースはあまり目にしないし、SES会社も目を向けない。

昨今、エンド企業における”内製化”機運が盛り上がってる報道を多々目にするが、”超”がつくような大企業ならいざ知らず、中小のエンド企業では本業と異なる情シスメンバーに対し、しっかりとしたITスキルの育成シナリオや見合った給与評価制度が策定されているだろうか。

酷な表現になるが本業に比し、亜流扱い、コストセンター扱いされてるケースを現場で目にした経験がある。実際はそれが現実なのでは。

となると、中小エンド企業において情シス部門に配属された若手社員は将来への夢や希望、先輩方の成功モデルを目にすることができず、あえなく転職TVCMに押し流されるのでは。

”シェアード社員”は中小エンド企業の情シス部門やDX推進部門へスキル見合いの時間清算方式(タイムシェア)でIT人材・リソースを提供する稀有な仕組み。

ユナイトアンドグロウ自体は正社員としてIT人材を育成しているわけだから、ITスキル向上のための教育制度・体制もしっかり整備されているわけで、給与の元となる評価査定基準は社内公開され”本流vs亜流”で労働意欲をそぐことはない。

技術者目線で言えば、大手IT企業の多階層下請け仕事とは異なり、エンド企業において、コンサルフェーズから開発構築運用まで、いわば真のDXの体験・スキル蓄積ができる可能性が有る点も自身の成長、将来を考える上で大きなポイントになるのではないだろうか。

サービスを回す上での基礎情報となる技術者スキル管理の綿密さには驚かされた。SES業者のスキルシートとは項目数も階層も大きく異なる点には大いに興味をそそられた。それらを(AI?)活用しミッションとスキルの最適合を図っているのだろう。

この辺りに高い契約更新率の源が有るのではなかろうか。

中堅エンド企業の目線からも、若手IT技術者の目線からも、他に類を見ない視点で作り込まれた仕組み…と年寄りの私の目に映った。さすが。

詳細、お申込みは… https://it-biz.jp/event/7518 ご聴講お勧めします!



【2】特別セミナー「スマートホームの今とこれから」2025/1/29(水)15: 30~

ITビジネス研究会の2月特別セミナーは、スマートホームがテーマです。

スマートホーム・ビジネスを手掛けるmui Lab株式会社(ムイラボ)CEOの大木和典氏をお招きし、「スマートホームの今とこれから、そして同社の取り組み」についてお話し頂きます。

消費者がデバイスを操作したりするのは容易になってきたものの、国内のスマートホームの普及がなかなか進んでいないもよう。

楽しさやワクワク感が生まれないことが最大の理由かもしれないと言われていると共に家のスマート化によるインセンティブを指摘する声もある。大木様にスマートホーム普及への施策を提案して頂きます。

スマートホームの進展、普及がシステム開発業界にどんなインパクトを与えるのか、興味深いテーマです。

同社では天気予報などの情報をリアルタイムに表示する木製ディスプレイmuiボードなどを開発、販売されておられます。

生活に溶け込むITの設計思想カームテクノロジーの理論を取り入れ、インテリア空間に調和するデザインに取り組まれている。

以下の同社の紹介記事です。
https://japan.zdnet.com/article/35214222/

日時
2025年1月29日(水)15時30分から17時

講師
mui Lab株式会社 CEO 大木和典氏

テーマ
スマートホーム普及への道と、IT業界へのインパクト

会場
TKP銀座ビジネスセンター カンファレンスルーム3A

定員
会場参加は20名
オンライン参加は最大30名

詳細、お申込みは… https://it-biz.jp/event/7666



【3】シンスター公開セミナー:「ロジカルシンキング」2025/2/13(木)13:00~

来年2025年提供のセミナーです。

ロジカルシンキングの基礎を押さえるだけでなく、演習やグループディスカッションを織り交ぜ、自分で考える、他の人と議論することを通して、「ロジカルに考える」手法を学ぶ!

受講対象・レベル

 ・ロジカルシンキングの基本を習得したい若手~中堅の方

 ・考えていることを上手く伝えられていないと課題に感じている方

 ・ロジカルシンキングの理論は学んだものの、実務で活用できていないとお悩みの方

習得できる知識

 ・論理的に考えることの実務でのメリットの理解

 ・自身の考えを伝える際に陥りやすい問題点

 ・納得感のある論理を組み立てる手法:演繹法と帰納法の理解と活用の際のポイント

 ・自身の考えを可視化して整理する手法~ピラミッドストラクチャーの理解と活用の際のポイント

日時
2025年2月13日(木) 13:00~17:00

開催場所
WEB限定セミナー ※会社やご自宅でご受講下さい。 


詳細、お申込みは… https://www.shinstar.co.jp/services/



【4】今月の箴言 安岡先生箴言INDEXより

良知 安岡正篤著『禅と陽明学 下』 323頁

是非の心は、考えないでも分り、学問しないでもできるところの、所謂良知です。

良知が人の心にあるのは、聖人愚人の別なく、天下古今に共通のことです。

奸知 安岡正篤著『禅と陽明学 下』 329頁

「外は仁義の名を仮りて、内は以ってその自私自利の実を行う」というのは現代が最も甚だしい。

さらに甚だしいのがコミュニストという連中だ。

あの連中は「俺はこう思う」とは言わないで、「人民がこう思う」、「人民がこう言う」と言う。

「俺が許さない」とは言わないで、「人民が許さない」と言う。

「俺が欲しい」と言わないで、「人民が欲する」と言う。

実に狡い。こういうのを奸知という。

夫婦 安岡正篤著『禅と陽明学 下』 351頁

夫婦という場合の「夫」という字はイコール扶なりという。

つまり妻を、家庭を助けて、これを維持してゆく。

あまり頼りにならない夫というのは亭主の資格はないわけだ。

それに対する「婦」というのは女偏に帚という字が書いてある。(中略)

箒というのは清潔を意味する。

女の本文はすべて物を清くすることにある。

己の身はもとよりのこと、その婦人の存するところ台所でも家庭でも、あるいは人づきあい、心の持ち方、すべてを清くする。交わる人の心も清くする。

婦という字は清潔、浄化が女の本質だということを示している。

感激的精神 安岡正篤著『禅と陽明学 下』 359頁

世間で一番困るというか、人間の一番情けないのは、感激の心が無いということだ。

感激の心が有れば、頭脳がどうだ、腕がどうだなどということは問題ではない。

人間にはこういう感激の心というものがあって、これが人間の本来持っているもの、良知である。(中略)

感激的精神、その情熱というものがその人間を活かすのであって、これがないと太陽のない草木みたいなもので、ものにならない。

今一番憂えられていることは、せっかく発達した科学技術によって工業文明というものができ上がってきて、昔の人が夢にも知らなかった大都市というようなものができて、ここに驚くべき大衆生活というものが始まってきたが、その大衆がこの科学技術の工業文明によって次第に人間味を失って機械化してきたことである。

機械化してくるということは、人間精神が衰え、抜ける事ですから、感情的情熱というようなものがなくなってくる。


安岡先生箴言INDEXとは…
https://okadabec.blogspot.com/p/proverbs_15.html



今年は天候と多忙に振り回されシャッターチャンスに恵まれませんでしたが1年を振り返っての何枚かをお楽しみください。



【5】令和7年 乙巳(きのとみ)拙撮影『CALENDER2025』

下記GoogoleドライブにデータをUPしましたので、適宜ダウンロード頂きご利用ください。

CALENDAR2025 A4版
https://drive.google.com/drive/folders/1ZlaOjNsSZub-UqGogbCrc2rag3zyNE7H?usp=sharing


CALENDAR2025 正方形
https://drive.google.com/drive/folders/1k7Wfe-JeYXJ_RKDEsyuIIaa7MhMWdX2U?usp=sharing


なお、ご自身で印刷が面倒な方向けにTOLOTの印刷配送サービスも用意しました。

TOLOTみんなも注文

https://tolot.com/minchu/?code=2741dtr3fa

 パスワード 3688

 ※注文期限は2025/01/26までとなります。

補足
5月の写真がちょっとわかり難いと思いますが、中央やや右寄りに鎌倉銘菓”鳩サブレ”の様な雪の文様が見られます。

これは”農鳥”と言い、田植えシーズンを告げる、いわば縁起物。

2025年が皆さんに取りまして善き年になりますように!


今年もお世話になりました。来年も変わらず宜しくお願い致します。

以上

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岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社