【感謝御礼 DeleteOKメルマガ15周年 】 DeleteOK! Okada private information 2014年9月


二十四節気七十二候では『白露初候草露白シ』。樹上の蝉時雨から草叢の虫の声に替わる季節。朝晩は肌寒さすら覚えます故、くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。

さて、振り返れば今月は本メルマガ15周年節目の月。
1999年9月10日(金)に配信した当時在籍していた日本ゲートウェイ(牛柄マークPCメーカー)
法人営業本部の九段下新オフィス開設のご案内が始まりでした。

誤字脱字も多く、稚拙で手前勝手な内容の上、bccにて一方的に送り付けながらも15年に渡りお付き合いを賜り改めまして衷心より篤く感謝御礼申し上げます。

不躾ながら引き続き配信をお許しいただけましたら幸甚に存じます。
なお、ご不要な場合には忌憚無く遠慮なくお気軽にその旨お知らせ下さい。

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…
【2】ASCコンサルタントコラム『大規模情報漏洩事件の教訓』他
【3】2ndF 日経本誌Web版8/25に掲載!『海の家をITフル武装してみた』
【4】生き方:IT業界から珈琲ショップオーナーへ第二の人生にエール!
【5】アナログ手法で15年 開封率25%の効果やら実績やら薀蓄やら…笑
【6】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第九節
【7】第13回 コンプライアンス・オフィサーフォーラムが開催されます!

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…

時間の許す限り二十四節気七十二候に感謝しつ季節の彩りをおすそ分けしたく、お楽しみ頂けましたら幸いです。

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PC壁紙等高解像度データがお要り用な場合はお気軽にお申し付けください。

 


【2】ASCコンサルタントコラム『大規模情報漏洩事件の教訓』他

システム監査技術者、ITIL Foundation Ver2  システムコンサルタント 十亀 淳 執筆
『大規模情報漏洩事件の教訓』

7月に発覚した大手教育事業会社からの個人情報漏洩事件により、経済産業省が対応に動いたり、個人情報保護法改正がとりざたされたりと、その影響は社会的にも大きくなっています。

本事件に関する報道によると、データ漏洩経路に関しては以下のような状況だったようです。
 ・業務用に貸与されたPCから大量のデータを、USB接続した私物スマートフォンにコピーして持ち出し
 
ていた。
 ・PCはUSBメモリへのデータ書込不可の設定だったが、最新のスマートフォンにはなぜか書込ができて  しまった。
大企業でありながら何故
このようなことになってしまったのでしょうか…。
詳しくは… 
http://www.asckk.co.jp/columnbl/index.php?ID=123

 

ITストラテジスト・システム監査技術者 システムコンサルタント 池田洋之 執筆
『準委任契約でITベンダーが負う義務とは』

企業がシステム開発をITベンダーへ委託する際、契約を「準委任契約」か「請負契約」の何れかの形態で締結することが大半です。

請負契約ではITベンダーは仕事の完成義務を負う事が良く知られています。 一方で、準委任契約ではどのような義務を負うか意識されることが少ないように思えます。

契約上の義務をユーザー企業とITベンダーの双方が理解していないと、後々になってトラブルが発生する可能性が高くなるので注意が必要です。

準委任契約でどのような義務を負うのかを事例を交えてご説明します。
詳しくは… 
http://www.asckk.co.jp/columnbl/index.php?ID=122


余談
この所、システム監査関連からか”フォレンジック”の話題が身の回りで目に付きます。
まずいことを引き起こすと誰しもメールや関連書類を”Delete”(笑)、つまり削除といった行為は良く見かけます。
しかし実はその行為が…。DeleteOK!と言うわけにはいかなくなる時代が既に海の向こうでは…。
このネタはもう少しきちんと勉強して来月以降紹介させて頂こうと思います。


【3】2ndF 驚!日経本誌Web版8/25掲載『海の家をITフル武装してみた』

セカンドファクトリーが取り組む「エンジニアたちが海の家をやってみた」が、な・な・なんと日経本誌Web版に記事として掲載されました!

『海の家_IT』で検索をすると当該記事がトップにヒットします。これにはちょっと驚きです。@_@
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO75664950U4A810C1H56A00/

IT系媒体の記事ならともかくも何と”日経本誌”ですからね~
それこそ関係者達にはまさに”2014・善き夏の思い出”になったのでは。笑


合わせて下記の大関社長コラムも是非ご賞味下さい。
Build Insiderオピニオン:大関興治

ミライ型エンジニア? 2014年8月12日(火)掲載
「非ITアタマ」を創るために始めてみたこのプロジェクト。なぜ海の家にしたのか?どんな効果があったのか? 昨年のもようを振り返える。

エンジニアたちが海の家をやってみた 2014年7月15日(火)掲載
「非ITアタマ」を創るために始めてみたこのプロジェクト。なぜ海の家にしたのか?どんな効果があったのか? 昨年の模様を振り返える。

大胆な取組で視点を変えよう 2014年6月10日(火)掲載
ビジネス&UXを重視するセカンドファクトリー代表による「非ITアタマの創りかた」コラム連載スタート。

さて来年は一体どのようなことをしかけるやら…ますます興味をそそるセカンドファクトリー「非ITアタマ」の熱い夏。


【4】生き方:IT業界から珈琲ショップオーナーへ第二の人生にエール!

セキュリティ系企業役員だった”たまじ”さんが長年の夢を実現され、この度IT業界をご卒業され、
珈琲ショップ『たまじ珈琲』のオーナーとして新たな門出をスタートされました!

「ゆっくり・ゆったり」自家焙煎たまじ珈琲 ホームページ 
Facebook ページ 

所は井の頭線西永福駅より徒歩三分。
西永福駅を出て井之頭通りを渡るともうその辺りから焙煎珈琲のかぐわしい香りが…。

たまじ珈琲店舗

小さな木陰を映す姫沙羅の樹が善い感じに借景となりその一角だけまるで高原のような空間。
ウッド調の店舗の奥ではにかんだ感じに帽子を目深に被った店主と奥様が「ゆっくり・ゆったり」の時を醸し出す珈琲豆を丁寧に焙煎しています。

テイクアウト利用の近隣の病院の先生方やデザイン関係なのかファッショナブルな出で立ちの方々とのやりとりも楽しげな第二の人生にまさにCongratulations!

なんと店舗開店当日には武蔵野倶楽部を通じ親しくさせて頂いてるボサノバアーティストの西澤早苗さんがボサノバ弾き語りミニコンサートを開いて下さったそうな。

本メルマガご縁がIT業界外でこんな縁尋機妙・多逢聖因につながるとは嬉しい限り。

家内の好みに合わせ目の前で丁寧に焙煎していただいた『C-7たまじブレンド』を手に何故かうきうき西永福から久我山経由で歩いて帰宅(大汗)してしまう…そんなリズム・気分にしてくれる“たまご好きなオヤジ“の店『自家焙煎たまじ珈琲』。

めでとう!


【5】アナログ手法で15年 開封率25%の効果やら実績やら薀蓄やら…笑

私自身の忘備録…と言った方が良さげの内容ですが十五年の節目故に少々薀蓄など。笑

メルマガ第一号 1999年9月10日(金)配信
当時は”IBMの”ホームページビルダーを使いhi-ho上に記事をUPしてました。
にしても、かなりレベルの低いページで今改めて覗いてみるといやはやお恥ずかしい限り。汗
IBMも2010年12月29日にホームページビルダー事業からを手を引き、
今はジャストシステムが事業を継続してるようですね。このあたりパッケージビジネス悲喜こもごもの業界歴史が垣間見れます。

メルマガ10周年号 2009年9月10日(木)配信
このころはFC2に記事をUPしておりました。ホームページビルダーより手軽に手っ取り早く記事がUP出来るのと、写真や動画の取り回しが楽だったので2007年5月6日号よりFC2に移行しました。
ただ、使い始めてから知ったのですがFC2を含む各社の無料ブログプラットフォームは記事をUPし続けないと記事トップに勝手に広告を掲示されてしまい…。読者の方を考えると不便極まりないとはいえ無料ですので文句も言えず。アクセス数至上主義のブログ全盛期の一つのトレンドでしたね。

メルマガ15周年 2014年9月10日(水)配信
今はGoogle Bloggeに記事をUPしています。やはり記事トップの広告に嫌気がさしまして2011年9月25日に移行し今に至っております。

メルマガ送信先数はず~っと1800名弱を推移。
面白いもので退職されたり、はたまた会社ごとドメインが変わられることもIT業界故に多々ありましたが、減れば減ったで新しい名刺もド~ンと増えたり。不思議なものでず~っと1800名弱を維持してます。
この”1800”という数字は何かを暗示してるのでしょうかね?ちなみに煩悩は108ですし…私自身はまだ何だか理解も自覚もできておりません。笑

開封率は記事を掲載しているブログページのアクセス数で大雑把な感覚でつかんでます。
記事をUPしているGoogle Bloggeのページは毎回メルマガ送信をした当日より3日間にアクセスが発生しそれ以降はほぼ無くなります。

1800件弱送信しページアクセスは、多い時で750PV/3日間計、少ない時で250PV/3日間計、平均で460PV/3日間です。少なくとも何度もご覧いただくような内容でもありませんので、大雑把ですがザックリ25%程度の開封率ではないかと認識してます。

ただ開封率にはあまりこだわってません。SES対策なども全く行ってません。
私に取り重要なのは現実的なご返信と、その中から発生する貢献機会が重要で、リプライに対しては出来る限り迅速丁寧に対応をせねばと心掛けてます。
ただやはり年賀の月のご返信は多い時には300通もいただいたりしますので一気に正月気分が吹っ飛んだり…といった嬉しい悲鳴も。

『メルマガマーケティングはもう古い』と言われて久しいですし、その上かなりアナログチックなやり方で運営してますが私に取りましては流行りのSNSよりははるかに実益に繋がっていると感じてます。

メルマガつながりからのお役立ち実績
メルマガ1800名人脈の中から生まれた縁尋機妙・多逢聖因は多々ありますが、直近でなおかつ比較的ご理解頂きやすいケースモデルをこちらにUPしてます。社名は公開してませんのでご了承ください。
http://okadabec.blogspot.jp/p/blog-page_13.html

主に経営幹部や重要キーマンとのご縁の創出、業務連携先提携先との橋渡し、営業面全般の支援、マーケティング面全般の支援を通じビジネスを加速化させるお手伝いをさせて頂いてます。

TVCMにてリクルートのコーポレートメッセージ『まだ、ここにない、出会い。』と言うのが有りますが私自身非常に感銘を覚えたメッセージです。
ほんの私の目の届く大変々狭い範囲に限られますがまさに『出会う筈の無い方(会社)同士をメルマガを通じ出会いを創出し事業の加速化のお役に立つ』ことに本メルマガの使命と言った物を感じてます。私淑する安岡正篤先生の『縁尋機妙・多逢聖因』の教義を私なりに私流にメルマガを使って実践できれば幸せに思います。

ちょっと薀蓄
『縁尋機妙・多逢聖因』という教えにはその逆・裏返しも有るという事にも注意を払わねばならないと歳を重ねると見えてきました。実は私のメルマガでは”まずい方には配信しない”という策を講じてます。
私の目の届く範囲に留まってしまいますが少なくとも私の目から見て良からぬこと(騙したり、嵌めたり、軽口の嘘等々)をされた方には手前勝手ながら配信を止めさせて頂いてます。

一方的にお送りさせて頂いておきながらまことに失礼極まりない運営方法でありますが一つは善き方・善き会社には更に善きご縁を提供したいという気持ちで人付き合いにもフィルターを掛けることは間違いではないのではないかと思うとともに、配信されなくなった方については(気づくはずもないとは思いますが)何かの拍子に気付き「自ら反る」(みずからかえる)というやはり安岡正篤先生の教えを得て頂くきっかけになればとの思いからなのです。

で、15年で果たして何を得たか…
と言えばやはり地道にコツコツの大切さと言ったところでしょうか。
振り返れば私に一番足りないものだったことだったりして。笑

また、メルマガ運営が上手く行かないといった声をたくさん耳にしますが、僭越ながらアドバイスさせて頂きますと、担当者が”やらされてる感”の場合にはまず持ちません。社長から言われたので形ばかりに2~3回送信し、『実際のビジネスに繋がらない』とか『手間ばかりかかって効果が無い。』といった報告を挙げて途中頓挫が良くあるパターン。肝はやはり楽しんで運営しないとなかなか維持は出来ませんし、維持できねば効果は期待できるものではありません。受け取るお客様も楽しくない面白くないメルマガでは結果企業ブランドの低下にもつながりません。

このあたりアドバイスやコンサル、代行サービス等々を提供させて頂けるのも15年の蓄積で得たものと言えましょう。お気軽にご相談いただけましたら幸いです。笑

いつの間にか般若心経(約300文字)や観音経(約600文字)を諳んじられるようになったのも実は地道にコツコツの副産物だったと今改めて気づいたり。拝


【6】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第九節

般若心経に続き、二年越しになりましたがようやく諳んじられるようになった観音経。振り返れば2014年は本メルマガ15周年の記念すべき年。人生の記念樹を残す心持ちで大乗経観世音菩薩普門品第二十五偈約600文字を古教照心の心で27節に分け季節の写真と共に逍遥したく。稚拙ながら俗世の憂さなぞお流しいただく一助になれれば幸いです。

前節は「或る悪人が金剛山の大岩を頭に投げつけられたとしても観音の力を心に念ずれば一本の毛髪さえ損なう事は無い。」悪意に対し怒りの反撃で返すことで身を守るという姿は実はそれそのものが生命法則に反した邪の心故、更に禍につながるという理知を思い出させる方便と説きました。

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第九節 《 或値怨賊繞 各執刀加害 念彼観音力 咸即起慈心 》
「わくちおんぞくにょう かくしゅうとうかがい ねんぴかんのんりき げんそくきじしん」
『怨みを抱く人に囲まれても怨みを抱かず、憎しみを抱く人々に囲まれても憎しみを抱かず、相手のために祈れば慈悲心起こる。』

現実は果たしてどうでしょう。
例えば戦況下において敵兵に囲まれて「念彼観音力」と唱えると敵兵が慈悲心を起こして…てなことは有ろうはずが有りません。要するにこれも方便なのです。

こんな話を目にしたことが有ります。
有るプロジェクトの責任者だったAさんだけに招集をかけず、彼の上司Tさんが社内外の関係者を集めそのプロジェクトに関する会議を開催する、といった事が有りました。

上司Tさんからの指示ゆえにAさんの部下も後輩も同僚も異を唱えず会議に参集しました。
ビジネスの世界で情報を遮断されるということは、戦地で敵方に囲まれ武器を突き付けられたと同様なことです。上司Tさんはもちろんのこと、Aさんの直属の部下も後輩も同僚も物を言わない”或値怨賊繞”で、腹の内は” 各執刀加害”と言えるのではないでしょうか。

Aさんもはらわたが煮えくり返る思いだったと察するに余りあります。ただ、怒りに任せ恨みを充満させ上司Tと対峙すれば、結局は双方”お客様はないがしろ”の不毛でみっともない内輪もめの体たらくを晒したでしょう。

結局Aさんも社外のパートナー各社の手前みっともないマネも出来ず、また四面楚歌状態で忸怩たる思いをしつつも動けずのまま、Aさん抜きでの会議が開催されました。

若いAさんが”念彼観音力”を唱えたはずも有りませんが、予想外に会議に参加した社外のパートナーの方々が会議の運営に異を唱えて結局は実の無い会議で終わったそうです。要するに理(利?)はAさんに有ったことを社外の方々が証明した形に終わったわけです。

その後、異を呈してくれた社外のパートナーの方々とはその事件がきっかけに、より強固な信頼関係に発展し、結果Aさんとパートナー各社が共有していた大きな目標のクリアを予想外の短期間で成し遂げたと聞いてます。怒りと恨みで大上段に対峙しなかったことが結果的に災い転じて”咸即起慈心”に至ったのかと昔話がふと思い出されます。

人が集まればどこでもよく目にする貪・瞋・癡かな。と示しているのがこの偈ではなかろうかと。 

次号は第十節《 或遭王難苦 臨刑欲寿終 念彼観音力 刀尋段段壊 》です。

 


【7】第13回 コンプライアンス・オフィサーフォーラムが開催されます!

【急報!】
私の名刺をご覧頂くと『OCOD認定コンプライアンス・アドバイザー』といった肩書が印刷されております。

OCOD:一般社団法人コンプライアンス推進機構より案内があり、
来たる10月7日(火)18:30~21:00、日本プレスセンタービル10階 日本記者クラブ プレスセンターホールにて第13回 コンプライアンス・オフィサーフォーラムが開催されるとのこと。

早速私も参加申し込みをしました。

過去何度か参加させて頂いてますが、会場で大手企業の監査部門、コンプライアンス部門、内部統制部門の方々と知己になる善き機会に恵まれました。ご興味のある方、ご都合がつくようでしたらご一緒しましょう!

詳細お申し込みはこちらをご参照ください。なお当然ですが有償ですので。http://www.ocod.or.jp/event_forum13_annai.html

会場で私の姿を見かけましたらお気軽にお声掛けください。

以上

┣本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙多逢聖因の観点から1999年9月より
┣不定期に配信させて頂いております。(今月の配信先数は1,766件です。)
┣ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なくお申し付けください。
┣即刻メーリングリストよりアドレスを削除しその旨ご報告申上げます。

岡田 圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等々累計22社
OCOD認定コンプライアンス・アドバイザー
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載