【 ワクチン接種累計7回…今年もお世話になりました 】 DeleteOK! Okada private information 2023年12月

齢65を迎え、合わせて開業20周年の一年でしたが、改めて”老害”には気を付けねばと感じ入った晩秋の富士山麓での一幕を本年の締めくくりとして記します。

オリオン座流星群が月の影響もなく好条件だった今年の極大日。午前零時過ぎ、標高1,300mの秘蔵の撮影スポットにカメラをセットし、熊出没注意の暗闇で1人シャッターを切ってると、遠くにヘッドライトが…。

私がセットしたカメラから10m程の所に足立ナンバーのワゴン車が…いやはや。汗

社内から現れたのは70代の爺さん、婆さん5人ほど。口々に「ここはいいところねぇ~」と歓声を上げ、カメラのセットを始める。嬉しすぎて我を忘れたか、はたまた老化による配慮障害か、星景写真撮影マナーなどお構いなしの傍若無人ぶり。平気で私や私のカメラに懐中電灯の灯りを向けてくる。

更に呆れたのが、たった一人山道を登ってくる自転車旅の若者に向かい『お~い!自転車のライトを消せ!こっちは流星群の写真を撮ってんだ!』『何やってんのよ~写真がダメになっちゃう~』と暴言を浴びせかける。まったくどの口がものを言ってるのやら。自分達こそ私のカメラにさんざんライトをあててるだろ。

注意力も配慮も思いやりも喪失したその姿、まさに”老害”そのもの。

皆由無始貪瞋癡…人間は人間になる前、猿の頃から三毒(貪瞋痴)が備わっているものといった教えが思い返される丑三つ時。

とは言え出没注意地区の深夜、これだけ騒いでくれれば熊除け鈴がわりに役立っているとも言えなくもない。笑;

騒々しい老害一団が去った後、より一層”六十して耳順う七十にして矩を踰えず”で過ごさねばと、体の芯まで冷え切った明けの明星。

コロナワクチンもとうとう7回目接種完了。今年もお世話になりました。

《癸卯》の示す通り、筋の通らぬ裏金問題で巷間波立ってますが、厄病もようやく遠のき改めて善き新年《甲辰》をお迎え頂けますよう。


━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】TOLOT「みんなも注文」で『CALENDAR2024』カワセミ三昧!をご購入頂けます

【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その5

【3】今月の箴言 / 『カワセミ雲と富士』 『彩雲とダイヤモンド富士』 『雲間の双子座流星群』

【4】間もなく一周忌 追悼:藤井旭先生 2022年12月28日逝去 行年81歳

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


【1】TOLOT「みんなも注文」で『CALENDAR2024』カワセミ三昧!をご購入頂けます

毎年恒例、拙撮2024年カレンダーはカワセミで12ヶ月を彩りました。

CALENDAR2024 A4版

CALENDAR2024 正方形

ご自身で印刷される手間が面倒な方は、TOLOTの「みんなも注文」サービスをご利用頂くと便利です。(有償)

アクセス
https://tolot.com/minchu/?code=4mtmp98prr

パスワード
3788

※注文期限は2024/01/14までとなります。
※TOLOTの場合、1月から12月までの12枚構成となり表紙は有りません。 


=ご参考=
野鳥の杜 三鷹 Photo by DeleteOK



【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その5

個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。

研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』で全5回のコースとなります。

第1回:ビジネス論理思考 ~自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える~ 

第2回:ライティング&プレゼンテーション ~文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える~ 

第3回:納得と共感のコミュニケーション~相手の主体的な行動を引き出す~ 

第4回:顧客を巻き込む力 ~オーナーシップを持って社内外の関係者を動かす~ 

第5回は最終回。

研修総括ワークショップ~研修での学びを振り返る、今後の取り組みを考える~に隠密参加してきました。

果たして研修内容が身に付いてるか否か…。幸いにもはっきりと見てとれました。

グループワークに関し、最初の頃は手が停まってしまう、考えあぐねてしまうといった姿が多々散見されましたが、第5回目となると制限時間内でよくそこまで気づくことが出来な、効率的に端的にまとめあげたな、と驚かされるシーンが多々。

特に日常業務における問題点がグループワークに上げられると、まさに”ビジネスチャンス”が多々見受けられ、営業や経営層にとってはまさに宝の山…ではないかと。

以下は最終回参加メンバーの最終アンケートからの生の声(一部)です。

  • 何を考えてミーティングに参加すればよいのかが、MECEを活用することで旨くまとめられると気づいた。
  • 打ち合わせや課題について常にISSUEを意識して取り組むことが重要であることが理解できた。
  • クライアントとの会話や打ち合わせの際、ロジカルシンキングを常に意識する重要性に気づいた。
  • 自分の考えを人に伝える際は、言い方を工夫し伝わったかを重視する。
  • コミュニケーション、プレゼン、巻きこみ力と全ては論理思考から繋がっていることが理解できた。
  • 論理的に納得と共感を得ることが重要。
  • コミュニケーションに難がある傾向が強い業界故、論理的な文書や資料、コミュニケーションは有益。
  • 説得力、納得力あるコミュニケーション力を身に付けるのに役立った。
  • ロジカルツリー作成のスキルは、業務で問題が発生した際に使うことは当然だが、普段の会話の中でも活用したい。
  • 何か提案する際には常に”ISSUE”が重要であることに気が付いた。

猛暑真っ盛りからスタートし例年に無く長い暑い夏を経て、寒さ増す師走に至る全5回。

ひとえに善き師と出会え、更に忖度無く直言してくれる”ロジカルの下地を身に付けた”同僚仲間と出会い、参加者の一人一人にとり人生の醍醐味を感じ得た場になったのではないかと、年寄りは思う所。

《広告》
巻きこみ力研修はシンスターの最も定評の髙いOJTメニューです。

『巻き込み力プログラム』紹介資料 

『巻き込み力プログラム』紹介動画(10分) 



【3】今月の箴言 / 『カワセミ雲と富士』 『彩雲とダイヤモンド富士』 『雲間の双子座流星群』

三学戒  安岡正篤著『禅と陽明学 上』 2頁

少(わか)くして学べば壮にして為すあり 壮にして学べば老いて衰えず 老いて学べば死して朽ちず

忍辱 安岡正篤著『禅と陽明学 上』 32頁

辱めを生ずる、恥を生ずる、馬鹿馬鹿しいな、嫌だな、つまらないなと言うようなことを我慢しなければいけない。

それにいちいち腹を立てていたら何もできません。

真実の生活をしようと思えば思うほど、俗人に交われば交わるほど、恥を忍ばせなければいけない。

これは実に骨身にこたえることです。

釈迦と敬 安岡正篤著『禅と陽明学 上』 54頁

釈迦は人間には愛と同時に敬というものがあって初めて進歩向上するのであるが、

世の中に敬すべき何物をも持たないということの禍を釈迦は常に論じた。

人はどうして堕落を逃れ、どうして解脱できるか。

常に自分が尊敬し、帰依する何物かを持たなければならない。

それを持たないことが人間の一番の禍である。

釈迦は人間に向けて、常に何かを尊敬し、何に帰依すべきかということを説いている。

劫濁 安岡正篤著『禅と陽明学 上』 56頁"

歴史というものを通観してくると、そこに時代というものがある。

長い目で見て人間として非常に純であった時代と、汚れた時代とがある。

時代が汚れて来るのを「劫濁」(こうじょく)という。

堕落敗退 安岡正篤著『禅と陽明学 上』 57頁

現実生活が厳しくなって、是に打ち負かされるようになると、だんだん感覚的、肉欲的になってくる。

これをsensate官能的という。

これを推し進めると動物的と同じことになって、人間は堕落退廃してしまう。

煩悩濁の五濁 安岡正篤著『禅と陽明学 上』 59頁

貪瞋痴。いい気になって横着になり、大事なことをいい加減にする「慢」。

大切な心理、道、教えを素直に聞かない、なんとかかんとか疑いを持つ「疑」。

貪、瞋、痴、慢、疑これを徳に「煩悩濁の五濁」という。


季節の彩3点

『カワセミ雲と富士』 『彩雲とダイヤモンド富士』 『雲間の双子座流星群』



【4】間もなく一周忌 追悼:藤井旭先生 2022年12月28日逝去 行年81歳

間もなく藤井旭先生の命日が近づく。

叶うなら本メルマガ読者で藤井先生の名と功績を知る方と献杯を共に過ごせる機会に恵まれれば星好き年寄りとしては嬉しいもの…。


恐らく私が中学時代に撮影した【北極星】【金星と昴】【月と昴】モノクロ3点

  

もし藤井先生の書に出会わず星景写真に興味を持たなかったら…。

深夜富士山麓でカメラを構えることも無く、氷点下に凍てつく事も無く、藪蚊と熊に怯えることも無かったろう。

初めて手にした藤井先生の書籍は『天体写真の写し方』1970年 誠文堂新光社刊。既に手元からは逸失して遠いが表紙のオリオン座光跡写真は目に焼き付いてる。

渋谷は東急文化会館の五島プラネタリウムの書籍販売コーナーで父にせがんだ12歳頃。まだカメラも持っておらず、ひたすら藤井先生の撮られた見事な天体写真を穴の開くほど見つめ夜空に思いを馳せていた。

幼き頃は五島プラネタリウムに入り浸っていたと言っても過言ではない。

上映が終わる度の総入れ替えといった世知辛い時代はなく、一度入館したら夜まで何度も同じものを見続けた。違反かも知れぬが既に時効であろう遠い思い出。


長い時を経てこの10月中旬に思いがけなく嬉しい報せが飛び込んできた。

会津出身の若き知己が、故郷の方々に尋ねてくれ、何十年越しで気になっていた藤井先生ゆかりの天文台がその昔在った場所を探し出し知らせてくれた。

多忙な中の有り難き心遣い。原発事故の影響で既に原生林に戻ってしまい行く事は出来ずとも感謝の念に堪えない。


11月には藤井先生の『星の旅』が再発刊された。1986年に出版された南半球を中心とした星を求めての旅行記。

こんな書があったのかと…思わずぽちっと。


今月頭には藤井先生の遺志を継いだ『藤井旭の天文年鑑 2024年版』が発刊された。

有志により引き続き毎年刊行され続けるようだ。なんと素晴らしいことか。


藤井先生の著書の導きで気付けば星好き人生も年が明ければ66の斜陽の候。

いずれ叶うなら富士山を背景とした星景写真で毎年恒例のカレンダーを作成できれば…と。改めて星への誘いを授けてくれた藤井旭先生に感謝と哀悼を胸に暗闇の富士山麓へ向かふ。

富嶽百”圭” Photo by DeleteOK

2024年も倍旧のお引き立て賜れます様、改めまして宜しくお願い申し上げます。

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、参考情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社

株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』

【 CALENDAR2024年はカワセミ三昧!】 DeleteOK! Okada private information 2023年11月

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候…いまとなればコロナ様々?

コロナ禍、三鷹ナンバーでの富士山撮影行も憚られ、行動自粛の中で巡り合ったのが野鳥写真。給付金を充て中古の150mm-600mmレンズを競り落とす。

これが大きな転機となった。

ウグイス、メジロ、エナガにツグミにシメ、コゲラ。
モズにヒヨドリ、四十雀。オオタカ、シロハラ、ジョウビタキ。
ダイサギ・チュウサギ・アオサギ・コサギに鴨各種。
自宅近隣でこれほど多くの野鳥に出会えるとは…。

そして、なんといっても川蝉・翡翠・カワセミには魅せられた。

陽光の傾きと向きを気にしつつ、いそいそ通うはチャリで10分、仙川河川敷。
繁殖期には一度に6羽ほど…そんな環境が三鷹にはまだまだ色濃く残っていることに改めて気づくことが出来たのも今となればコロナのお陰とも言えようか。

例年富士山写真を中心に作成し続けてきた私のお手製カレンダーですが、2024年版はこの3年撮り貯めたカワセミ写真にて12ヶ月を彩りました。

CALENDAR2024 A4版   CALENDAR2024 正方形

46年ぶりとも報道されている暑い秋に、38年ぶりの虎日本一。
正しく筋を通してゆけば繁栄に向かうがこれを誤ると紛糾し動乱する癸卯もあと二ヶ月ですね。


━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】TOLOT「みんなも注文」で『CALENDAR2024』カワセミ三昧!をご購入頂けます

【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その4

【3】シンスター公開セミナー 「ファシリテーション力」 「議論の見える化」

【4】今月の箴言 安岡正篤著『人生の大則』より

【5】12/13(水)15:30~ SIバブルの崩壊—ポストSIビジネスを考える

【6】Web居酒屋案平仲 『CALENDAR2024』カワセミ三昧!で一献

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【1】TOLOT「みんなも注文」で『CALENDAR2024』カワセミ三昧!をご購入頂けます

『CALENDAR2024』カワセミ三昧!をご自身で印刷される手間が面倒な方は、TOLOTの「みんなも注文」サービスをご利用ください。(有償)

https://tolot.com/minchu/?code=4mtmp98prr

パスワード  3788

※注文期限は2024/01/14までとなります。これはTOLOTの制限となります。
※1月から12月までの12枚構成となり表紙は有りませんのでご了承ください。 

=ご参考=

TOLOT「みんなも注文」操作方法
https://blog.tolot.com/2019/11/minchu-calendar.html

野鳥の杜 三鷹 Photo By DeleteOK
https://img.gg/S8X9cmm



【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その4

個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。

研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』で全5回のコースとなります。

第1回:ビジネス論理思考 ~自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える~

第2回:ライティング&プレゼンテーション ~文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える~

第3回:納得と共感のコミュニケーション ~相手の主体的な行動を引き出す~

今回は第4回:顧客を巻き込む力 ~オーナーシップを持って社内外の関係者を動かす~
隠密参加してきました。

第4回の目的は自身の持つゴール達成に向け関係者の主体的協力を引き出す力を磨くにあります。つまり『オーナーシップを持って社内外の関係者を動かす』力を磨こうというものです。

そのために

  • 戦略的に巻き込む 「巻き込みの基本プロセス」を身に付ける
  • 周囲を俯瞰して捉える「巻き込みマップ」の作成方法を習得する
  • キーパーソンを動かす「巻き込みアプローチ」を理解する

この3点について伴走型OJTが繰り広げられました。


感動したのが、

  • 進めるべき仕事の目的・ゴールを明確化
  • 影響を及ぼす関係者を洗い出し
  • 関係者の相関関係を把握
  • 全体の巻き込みプラン立案
  • 優先度の高い関係者の具体的なアクションプラン

上記の流れを実体験・実経験し擦り込む。まさにいいね!

長年営業…それも寝技、足技営業でそれなりの実績をたたき出し続けて40年の私も大変に勉強になりました!

更に”総棚卸し”した相関関係情報を元に作成された”巻きこみマップ”つまり攻略地図、攻略羅針盤作りには絶句しました。

講師の方は元HPのマネージドサービス部門ね年間100億のビジネスの責任者だった方。やはり外資系企業はこういったロジカルな目線で常に顧客関係を俯瞰し、”クライアントサクセス”につなげてゆくからこそ強いのだと大きな納得感。

『巻き込みマップ』についてはこちらの動画をご参照ください。
https://www.youtube.com/watch?v=YlIvzjaklwE

受講者一人一人がグループ討議への係り方や、論理的視点に立った提案プレゼン資料のレベルが、目を見張るほどスピーディに・適格な内容になって来てて、成長・向上の手ごたえは年寄りには嬉しく思う所。

現実問題として現在参画しているプロジェクトや案件における改善及び潜在的リスクポイント対処等々を、クライアントへ”論理的に”に伝えられることで、貢献度向上やビジネスの拡大につなげられ”ロジカルな技術リーダー”には大いなる期待が寄せられるものかと。

さて次回、第5回は最終回になります。
研修総括ワークショップ~研修での学びを振り返る、今後の取り組みを考える~がテーマとなります。

猛暑真っ盛りの7月にスタートし、例年に無く長~い夏を経て、いよいよ師走にゴールを迎えます。

講師の方々も、受講者の方々もあと一息です!


《広告》巻きこみ力研修はシンスターの最も定評の髙いOJTメニューです。

『巻き込み力プログラム』紹介資料

『巻き込み力プログラム』紹介動画(10分)



【3】シンスター公開セミナー 「ファシリテーション力」 「議論の見える化」

11月16日(木)13:00~17:00
会議の生産性を高める「ファシリテーション力」

会議の生産性を高めるため、会議の先にあるゴールを見据え、参加者から主体的な発言を引出し、納得感の高い結論に導くための「ファシリテーション」の基本をグループディスカッションや演習を通じて学んでいただきます。


11月27日(月)13:00~17:00
会議が変わる!議論を促進するホワイトボードの書き方・活用術「議論の見える化」

ホワイトボード(PCでの画面共有等)を活用し、話し合いの内容を視覚的に分かりやすく整理しながら、それを共有・議論を進める手法を、図示・図解の手法・表現スキル、ワークを交えながら学んでいただきます。


時まさに勉学の秋!IT知識だけでなく”ポータブルスキル”向上のためご活用ください。



【4】今月の箴言 安岡正篤著『人生の大則』より

人間の一生  安岡正篤著『人生の大則』 259頁

『吾十有五にして学に志す。三十にして立つ。四十にして惑わず。五十にして天命を知る。六十にして耳順う。七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰えず(こえず)』とあるが、これは孔子だからそういうふうに行くのだ。とても凡人・俗人のことではないと思う人も少なくないが、そうではない。

これは人相応に、誰でも通る道筋である。

馬鹿は馬鹿なり、賢は賢なりに、だいたい皆こういう具合に行く。

これが人の道なのである。

無から生じて無に帰る  安岡正篤著『人生の大則』 264頁

『自然』はこれを象徴して言うと『天』である。

天は人というものを造り、人を通じて心の世界を開いた。

人間は他の動物と違って、この心を言うものを恵まれておるのであるが、これがまた自然の妙用で、その心によって惑うて、いろいろ紆余曲折してるうちに、次第に心の真実・心の心理を会得して、次第に天に帰してゆく。

自然から出発して自然に帰る、無から生じて無に帰る。

自然に還る  安岡正篤著『人生の大則』 265頁

人間は自然から出て発達したものであるが、発達と同時に、また弊害・錯誤があって、人間は発達と同時に堕落する。

いかに人間的堕落を防いで、人間的自然に達するか、つまり天道に帰るかということが大事だ。

革命か維新か  安岡正篤著『人生の大則』 310頁

革命は下から勃発する非常性のものですが、維新は有能な政治家によって平常裡に行うものであります。

日本は元来、維新の国であります。

われわれは手近いところ、明治維新という立派な先例を持っています。



【5】12/13(水)15:30~ SIバブルの崩壊—ポストSIビジネスを考える

一般社団法人ITビジネス研究会代表理事兼IT産業ジャーナリスト田中克己氏より「SIバブルの崩壊--ポストSIビジネスを考える」について講演頂きます。

日本のSI業界をけん引するリーダーが交代する。

富士通やNEC、IBMなど大手ITベンダーを頂点する事業構造が崩れる中で、アクセンチュアなど経営コンサルティング力を武器にする外資系コンサルティング会社が台頭し、AIなどの先端技術を駆使した新興IT企業も力をつけてきている。

不要、無駄と分かっていながら、ユーザーが求めるものを作り続けてきた“ITバブル”が崩壊したのだ。ITエンジニアの知識や技術の低下により、言われたものさえ作れなくなってきている。

複雑化する中でクラウドインテグレータからデジタルインテグレータへと主役が交代するのか…ポストSIビジネスについて考えます。

日本経済を失速させた原因の1つがSI業界にある…それを知ることから日本のDX(デジタル変革)が始まる。

日時
2023年12月13日(水)15:30~17:00
17:00から懇親会

講師
一般社団法人ITビジネス研究会代表理事兼IT産業ジャーナリスト 田中克己氏

テーマ
伝統的なSIビジネスは崩壊する。市場をけん引するのは誰か…。

定員
会場参加は20名
オンライン参加は最大30名

詳細・お申し込みは… https://it-biz.jp/event/6327



【6】Web居酒屋案平仲 『CALENDAR2024』カワセミ三昧!で一献

2023年11月23日(木)19:00よりWeb居酒屋晏平仲をスタートいたします。

秋の夜長『CALENDAR2024』カワセミ三昧!の撮影秘話やシーズンを迎える冬鳥の話題などを肴に一献交わしましょう。

Google Meet の参加に必要な情報

ビデオ通話のリンク: https://meet.google.com/zmx-ptzt-nhg

遅れての参加も途中退室もお構い無しの出入り自由な気軽なWeb呑み会です。

>野鳥の杜 三鷹 https://img.gg/S8X9cmm

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、参考情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社

株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』

【 本日 号砲!ツール・ド・九州 2023 】 DeleteOK! Okada private information 2023年10月


吾が身に”紙の介護保険被保険者証”なるものが届いたのが猛暑真っ盛りの頃。

これもいずれはマイナンバーカードに置き換わるそうだが、その前に施設入所中の老母のマイナンバーカードは如何にすべきか…。悩

実はタイミング悪く取得前に施設入所、そのままコロナ禍。つまり未取得状態のまま。

確認してみると最後の受取り手続きがやや面倒なだけで施設内からでも申請は可の模様。
早速、面会日に合わせ、その場で顔写真を撮り申請手続きを…と段取りを組んだものの、タイミングを合わせたように返却騒動やら期限見直し論、資格確認書有効期限を5年にとか、はたまた資格確認書に替わる新たなカード?の登場等々報道が乱れ飛ぶ。

薬種など解ろうはずもなく、家族も近くで確認しえない施設入所中の高齢者の場合、万一他人のデータが紐づけされ処方を受ければれば命に直結…といった識者意見も大袈裟とも思えず、預けている側とすれば、施設へ提出前に”目で”確実に確認が出来る”紙の”保険証の方がはるかに安心感は髙い。

挙句にはIT従事者にとって最も目にしたくない”デスマーチ”の文字も…。https://president.jp/articles/-/72638
https://gendai.media/articles/-/115067

いやはやマスク騒動、ココア騒動に続き、再びの国策ダッチロール状態と見切り、敢えて手続きは止め”紙の”資格確認書有効期限5年案に期待しこのまま様子見と家族内で意見統一。

とほほな大汗をかかされた例年に無く暑い夏も過ぎ、間もなくオリオン座流星群。22日(日)月明無い好条件な未明、氷点下近いの富士山麓で心静かな時間を心待ち。


━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆本日号砲!九州復興支援◆国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』

【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その3

【3】今月の箴言 と 季節の富士4点

【4】ビートテック ”非日常を体験しながら仲間と一緒にリアルなつながりをつくる研修”

【5】10/25大塚商会社長:大塚裕司氏 ご講演&懇親会有り! ITビジネス研究会

【6】11/22モンスターラボ社長:鮄川宏樹氏ご講演 ! ITビジネス研究会

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


◆本日号砲!九州復興支援◆国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』

近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催される国際自転車競技連合公認のサイクルロードレース国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』。

本日10月6日(金)より福岡、熊本、大分にて開催されます。https://www.tourdekyushu.asia/


顧問先:スタンダード・アンド・アドバンスド・コンサルティング株式会社はシルバー・パートナーとして参加してます。レース期間中は各ステージのゴール地点にあるイベント開催エリアでブースを出展し、地域振興・SDGsをテーマに長崎県佐世保市近隣地域の物産販売や
弊社事業PRを行います。是非ご来場ください!


NEWS一覧
https://www.tourdekyushu.asia/news/

協賛パートナー様一覧
https://www.tourdekyushu.asia/#partners





【2】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その3

個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。

研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』で全5回のコースとなります。

第1回:ビジネス論理思考 ~自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える~

第2回:ライティング&プレゼンテーション ~文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える~

第3回は、納得と共感のコミュニケーション~相手の主体的な行動を引き出す~に、私も隠密参加してきました。

今敗のテーマは『傾聴』『質問』『確認』 のスキルを磨くOJT。無勝手流営業の私にとりましても大変参考になりました。

概念を理解した上でのワークショップでは、第2回~第3回にわたる”ロジカルシンキング”、”ロジカルプレゼンテーション”、”ロジカルコミュニケーション”スキルを擦りこまれた次世代リーダー候補の成長の手ごたえを目にしました。

最終単元「ワークショップ~実務におけるコミュニケーションを題材に考える~」では、A4サイズの雛型に日々実際に抱えている問題や改善提案したい内容を

  • テーマ
  • 対象(誰に対してか)
  • 相手に期待する行動
  • 懸念事項
  • ピラミッドストラクチャーによるメインメッセージ、論点策定

これ等を僅か15分足らずでまとめ上げ、チームの仲間へプレゼン。

その内容がまさに日々の業務ルール改善に直結する内容だったり、現在参画している案件での増員提案につながる内容だったり、顧客のリスク回避に直結するような有用・有効な提案だったり、営業上がりの私としてはこの先のビジネスにつながる内容に、まさに垂涎のレポートではないかと…感じました。

”ポータブルスキル”を意識し始めた次世代リーダー候補の成長の手ごたえに、正直感動を覚えました。これが個社別・問題点別カスタマイズのシンスターOJTの凄さなのかと。

来月は、第4回 顧客を巻き込む力 ~オーナーシップを持って社内外の関係者を動かす~を隠密レポートいたします。

巻きこみ力研修はシンスターの最も定評の髙いOJTメニューです。
『巻き込み力プログラム』紹介PPT
『巻き込み力プログラム』紹介動画(10分) 



【3】今月の箴言 と 季節の富士4点

十七条憲法 第十一条の解 安岡正篤著『人生の大則』 213頁

功績や過失を公明に調べてそれぞれ賞罰当を失わぬようにせよ。
近来、功もないのに賞し罰もないのに罰するようなことが行われている。
当局者は賞罰を明らかにせよ。

十七条憲法 第十二条の解 安岡正篤著『人生の大則』 214頁

国司や国造等は勝手に人民から税物をとりたててはならぬ。
国家に二君なく民に二人の主人はない。
日本中の人民は天皇を以って主とする。
任ずるところの役人はみな天皇の臣である。
国司や国造が公職にある身を以って私に徴税をなすようなことはできるものではない。

十七条憲法 第十三条の解 安岡正篤著『人生の大則』 215頁

諸役人は同僚の仕事もよく知りなさい。
誰も病気をしたり使いに出されたりして仕事のできないことがある。
かような場合、同僚は頼まれたら気持ちよく前から関係しておったと同じように手を貸さねばならぬ。
自分は関係がないといって公務に支障を来させるようなことがあってはならぬ。

十七条憲法 第十四条の解 安岡正篤著『人生の大則』 215頁

役人というものは人を嫉(そね)み妬(ねた)む心があってはならない。
自分が人を妬むとひともまた我を妬むであろう。
かような嫉妬心の弊害は実にきりのないものであって、頭が自分より良ければおもしろくなく、才能が自分にまさっていればまた妬む。
賢人は五百歳に一人ということもあり、聖人は千年にして一人を得がたいということもある。しかしその優れた人物をえなければ、どうして国を収めることができようか。

十七条憲法 第十五条の解 安岡正篤著『人生の大則』 216頁

私を去り公につくということが臣たる道である。
いったい人間というものは私心私欲があれば必ず不満・恨みがある。
人にこれがあると和することができない。
和することができないと私心を以って公事を妨げる。
法をやぶり制にそむくようなこととなる。
この憲法の第一条に『上下和諧せよ』といったのはこのことである。

十七条憲法 第十六条の解 安岡正篤著『人生の大則』 217頁

『民を使うに時を以ってす』というのは古の良い法則である。
人民を公益に使うに際しては特に時季ということをよく考えねばならない。
冬の間は農業も暇であるから、人民を賦役に使う場合はなるべくこの間を利用して人民に迷惑を掛けないようにせよ。
春から秋までは農蚕業の多忙な時である。人民を使役してはならない。
もし人民が農耕にいそしまなかったならば国民は何を食って生きるか。
また養蚕をしなかったならば何を着てゆけるであろうか。

十七条憲法 第十七条の解 安岡正篤著『人生の大則』 218頁

国家の大事は、決して独断してはならぬ。
必ず衆人と合議せよ。
尤も些細なことは、必ずしも、いちいち衆議にかけなくとも宜しい。
ただ大事を論議するにあたっては、過失があってはならぬから、衆とともに十分論議を尽くせば、筋道が立つであろう。



【4】ビートテック 非日常を体験しながら仲間と一緒にリアルなつながりをつくる研修…”都市部の森にて”

一般社団法人YORUMORI様が提供する『五感研修 Will-Can-Must@都市部の森』の採用導入事例としてビートテック株式会社が紹介されました。

  • Mustと、Canをアップデートする。
  • Will(やりたい、ありたい、大切なこと…)を感じて言葉にする。
  • Will-Can-Mustを統合するプロセス〜対話を通して、自己理解と他者理解を深める。(対話型チームビルディング)

これ等を実現・体感して頂く為に、”都市部の森にて”。今回は明神宮の森で行われました。

<Sense>五感ワーク
 五感で自然に触れて、日常から「離れる」

<Solo>自分を感じる
 自分の感情や感覚に気づく。自分のWillを言葉にする。

<Dialog>仲間を感じる
 気づきを話(放)して、気づき合う。共感や関係性を育む。

詳しくは… https://beat-tech.co.jp/news/post_773/



【5】10/25大塚商会社長:大塚裕司様 ご講演&懇親会有り!ITビジネス研究会

株式会社大塚商会の大塚裕司社長様をお招きし「当たり前のことを当たり前にやる、なぜ生産性を大幅に向上できたのか」についてご講演頂きます。

大塚裕司様が社長に就任されたのは2001年のこと。

それから21年経ち、この間に売り上げを3倍弱の8,660億円に、営業利益を7倍弱の547億円に拡大されました。

一方、従業員は3割弱増の約9,200人で、1人あたり売り上げは2倍超、営業利益は5倍超と大きく伸ばされました。最近はAIの活用でさらなる効率化と生産性向上を図るとのこと。

「当たり前のことを、当たり前にやる」ことほど難しいことはなく、大塚裕司様がこれまで取り組んでこられた当たり前の経営改革と目指す中長期経営方針について語って頂きます。


大塚商会様記事

1兆円を見据えた新戦略
https://japan.zdnet.com/article/35150523/


日時
2023年10月25日(水)15:30~17:00  / 17:00~19:00(懇親会)

場所
リアル会場 30名
オンライン会場 30名


詳細・お申し込みは… https://it-biz.jp/event/6081



【6】11/22モンスターラボ社長:鮄川宏樹様ご講演 !ITビジネス研究会

デジタルコンサルティング事業とプロダクト事業を世界20ヶ国と30都市で展開するモンスターラボホールディングス社長の鮄川宏樹様をお招きし「新SIビジネス、新規機会を創出するデジタルコンサルティングの取り組み」(仮)についてお話し頂きます。

創業から16年(2022年度)。売上高約142億円、従業員数約1500人の規模の同社。

社長の鮄川様1年の約半分の時間を海外に割き、日本、アジア、欧州・中東、アメリカのマネジメントメンバーらと戦略など方向性を議論し、新規の機会を見出したり、顧客に会ったり、買収候補を探索されている。グローバルスケールへの道のりなど新しいSIビジネスの取り組みについて語っていただきます。

同社を取り上げた記事 https://japan.zdnet.com/article/35207211/

日時
2023年11月22日(水)15時30分~

講師
株式会社 モンスターラボホールディングス (Monstarlab Holdings Inc.)
代表取締役社長 鮄川 宏樹 (いながわ ひろき)様

テーマ
新SIビジネス、新規機会を創出するデジタルコンサルティングの取り組み

定員
リアル会場 20名
オンライン会場 30名

詳細・お申し込みは… https://it-biz.jp/event/6187


以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、参考情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社

株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』

【 デジタル終活の予行演習? 】 DeleteOK! Okada private information 2023年9月

退任した顧問先のGoogleアカウントが抹消される前に、メールデータ件数を確認したら送受信合わせ30万件。

ネット上に”Gmailデータを纏めて消す方法”といった動画も散見されるが、その通りやってみても一度に消せるのは5千~1万程度???

都度件数が変わるのも不思議だし、何故5千~1万の範囲なのか。私の低いITリテラシでは理解も対処も手も足も。

とはいえ20年に渡り使ってきたメールアカウント。業務関連メールだけに留まらず、人生のお悩み相談やら転職相談、はたまた愚痴・悪口にストレス発散誹謗中傷等々、多岐に渡る”内緒ね!”メールも含まれる。

性格的に気にされない方は気にされないでしょうし、バックアップ時代に無駄な作業を…とお笑いになる方も居られるのは承知のこと。

そこは”デジタル終活の予行演習”と腰を据え削除作業に取り掛かった。天候の悪いお盆だったのも天の導きと富士撮影行を諦め5千~1万件づつしこしこと。

受信トレイからの削除後、ゴミ箱内データの削除もやはり一気削除はできず、同様の作業を二度繰り返す。

30万件の削除が終わりふと気付いたのが、抑々自動登録設定などしてないのに、いつのまにやら『Google連絡先』に大量のメアドが勝手に登録されていた。

退任した顧問先に関係ないメアドも多々垣間見え”流出”と疑われてはかなわない。気付いて幸いと此方も丁寧に全削除。

日頃から放り込む一方のGoogleドライブ。此方は”オーナー指定”で絞り込めば削除の手間もかからずミスも無く。

さて、ここまで気を配っても私の預り知らぬところでのバックアップから…。起きぬだろうがもしあらば、リテラシが高かろうと皆由無始貪瞋痴そのもの。

”七十にして矩を越えず”とばかりに意外と汗かいた夏の備忘録。


━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆九州復興支援◆ 10/6(金)国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』スタート!

【2】今月の箴言 と 季節の彩『夏の川蝉・白鷺』

【3】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その2

【4】アシアル「ぷよぷよ」を活用したプログラミング学習を実現

【5】デザイン領域を超えるデザインチームの連携とは…アシアルの場合

【6】特別セミナー「投資家と起業家を結び日本のスタートアップを成功に導く」

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆九州復興支援◆ 10/6(金)国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』スタート!

かねてよりご紹介させて頂いている国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』は、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催される国際自転車競技連合公認のサイクルロードレースです。

いよいよ開催まであと1ヶ月!
10月6日(金)~9日(月・祝)に福岡、熊本、大分で開催されます。

この夏、再び九州方面での豪雨災害報道を目にしましたがその艱難を乗り越え開催準備が進められてます。

九州復興支援のお気持ちをお持ちいただけましたらスポンサー参画を是非ご検討ください。『221212TDK協賛企画書(汎用版)PDF資料』をご覧頂けましたら幸いです。
19ページ目にスポンサーカテゴリーが記載されてますが20万円から用意されてます。

私にご一報いただけましたら大会関係者で顧問先のスタンダード・アンド・アドバンスド・コンサルティング株式会社より詳しい情報をご提供させて頂きます。

ご協賛のお願い
https://www.tourdekyushu.asia/sponsorship/

NEWS一覧
https://www.tourdekyushu.asia/news/

協賛パートナー様一覧
https://www.tourdekyushu.asia/#partners




【2】今月の箴言 と 季節の彩『夏の川蝉・白鷺』

先月のメルマガでインド系開発会社の先輩から十七条憲法 第一条の解について、『和(やわらか)なるを以(もち)て貴(とうと)しとし、忤(さから)ふること無(な)きを宗(むね)とせよ。』との返信を頂いた。そういった心遣いは嬉しいもの。

十七条憲法 第五条の解  安岡正篤著『人生の大則』 208頁

裁判に当たる役人は貪婪の心を捨てて、公明正大に訴訟に当たらねばならない。

人民の訴えというものは毎日たくさんあるのであるから、年月を累ねると、多くの事件が堆積することとなる。

この頃の裁判官は私利を図る事を常とし、賄賂の多少によって、裁判を手加減しておるということである。

財ある者の訴えは、石を水に投げると反響があるように、ただちに有利に解決をつけてやり、その反対に貧しい者の訴えは、水を石に投げつけても、何の反応も無いのと同じく、一向手応えが無いということである。

それでは貧乏人たちは頼るところがなくて、結局臣たる者の道も立たぬことになる。


十七条憲法 第六条の解  安岡正篤著『人生の大則』 209頁

悪を懲らし、善を励ますということは、古来の善い法則である。

役人は人の善い行いを匿すことなく、悪を見つけた場合はこれを糾明して、復び悪をさせぬように救わねばならぬ。

おべっかつかい、いつわりを言うようなことは国家を覆すに役立つもので、人民を不幸な目に遇わせる鋒(ほう)となり剣となる。

へつらい媚びる者は、上に向かっては下の者の悪口をいい、下に向かっては、上の悪口をいうものである。

こういう人間は君に忠節の心なく、人民に対し仁愛の心を持たない者で、国家大乱の本である。


十七条憲法 第七条の解  安岡正篤著『人生の大則』 210頁

官吏というものには、それぞれの任務がある。

賢明な人が官に任ずれば、人民から礼賛が起こるし、反対に、奸邪な者が役職につけば、いろいろな禍や乱を生ずる。

世に生知(自然によくできる)の人は少ないが、克く考えて、立派にならねばならぬ。

適所に適材を得たならば、必ず治まるものであり、また世の中が無事の時でも、非常のときでも、

賢人が政治の衝にあたったならば、穏やかに治まる。

これにより国家は永続し、世の中は安泰である。

それであるから古の聖王は、官のために人材を求められたし、決して人のために官を求めはしなかった。


十七条憲法 第八条の解  安岡正篤著『人生の大則』 211頁

諸臣は朝早く出勤して、日暮れて退出するよう心がけよ。

官の仕事というものは、おろそかにできないもので、一日中かかっても、なかなか尽くせるものではない。

故に朝遅く出勤したのでは、満足に事務の処理のできようはずがなく、また早く退庁するようでは、必ず仕事がし尽くせず、職務怠慢となる。


十七条憲法 第九条の解  安岡正篤著『人生の大則』 212頁

信があって義が立つのである。

何事にも、すべて信が無ければならぬ。

善悪とか成功失敗は、要するに、この信があるかないかによって決まるのである。

群臣互いに信があったならば、何事でも成就しないことはない。

群臣に信なければ、万事失敗である。


十七条憲法 第十条の解  安岡正篤著『人生の大則』 213頁

心中に怒りを含み、目に稜(かど)たてぬようにせよ。

人が自分に違うからとて怒ってはならない。

人皆心あり。それぞれ意見を持っている。

彼が正しい場合は、こちらが間違っているのである。

彼が間違っておれば、此方が正しいのである。

こちらも賢とはかぎらず、人も愚とはかぎらない。

共に凡夫にすぎない。

是非善悪は容易に定められるものではない。

互いに賢愚といっても、丸い鐶に両端のないのと同じで、要するにお互いさまである。

人が瞋った時もよく自分を反省し、自分ひとりこれでよいと思っても、異を立てずに、たいていのことは衆に従って同じようににやるが良い。






【3】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その2

各社個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』です。

前回は第一回:ビジネス論理思考『自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える』でした。

今回は第二回:ライティング&プレゼンテーション 『文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える』にオブザーバー参加してきました。

ライティング・スキルの向上においては、

 イシューを特定
 ↓
 考える枠組みを設定
 ↓
 ファクト(事実)整理とメッセージ(仮説含む)の引き出し So What?
 ↓
 論理構造、メッセージのチェック Why?True?

と言った流れの過程で往々にして陥りがちな、

  • 前置きが長くなり過ぎる 
  • 論理的に書こうという意識が強すぎるとあらゆる指摘への防御線を張りがち
  • 言いたいことの羅列に終わっていて、主張がはっきりしない
  • 結論に至ったポイント(要点・論点)が明確でない
  • 主張に対する根拠(なぜ?)が明記されていない
  • 持論に基づく主張や自身の価値観や思い込みによる主張
  • 結論に直結しない自分自身の問題意識について書いてしまう
  • 自分の主張に対して良いことしか書いていない(反論に備えていない)
  • 抽象論が多い

これ等あるあるを敢えて体感・認識することがポイント。

”己を知る”ことがプレゼンテーション・スキル向上ワークショップにつながってゆきます。

  • 声の大きさ、トーン、スピード、間の取り方を考慮
  • 正しい言葉、相手の知識・理解度に合わせた言葉・用語を選ぶ
  • 言葉以外の要素(立ち居振る舞い)にも留意
  • 姿勢、立ち位置 席位置
  • 目を見て話す(アイコンタクト)
  • 沈黙も効果的に活用する
  • 表情やボディランゲージなど、非言語表現も使って伝える

長年無手流で凌いできた齢65の私。
30代の始めに人生を決定づけた一言『言ってなんぼじゃなく、伝わってなんぼ』にであった。
当時の上司であり事業部長であり常務取締役から頂いた一言。その言葉、その視点を守り続けた35年。
”論理的なライティング&プレゼンテーション”を指南する今回の研修も根底にあるのは『言ってなんぼじゃなく、伝わってなんぼ』なのではと。

五十六方式、伴走方式のシンスターOJTで改めて目から鱗の8時間でした。

来月は、 第三回:納得と共感のコミュニケーション~相手の主体的な行動を引き出す~ を隠密レポートいたします。


広告:シンスター研修プログラム概要

https://www.shinstar.co.jp/teikyo/list.html

https://www.shinstar.co.jp/teikyo/kousei.html




【4】アシアル事例「ぷよぷよ」を活用したプログラミング学習を実現

『情報教育・教育DX』+『支援システム構築・アプリ開発』関連事例

ゲーム事業や「ぷよぷよ」のeスポーツ展開を通じて培ったノウハウや資産を活用し、 プログラミング教育に関する企画・運営を多数サポートされておられる株式会社セガ様の事例が公開されました。

アシアルが提供する1,000以上の教育機関で利用されているプログラミング学習環境「Monaca Education」を採用され、 「ぷよぷよプログラミング」は2020年6月の提供開始以来、全国各地の教育委員会や学校、eスポーツ団体や企業が主催するイベント等の場でたくさんの学生に利用いただき、登録者数は20万人(2023年6月時点)を突破しました。

詳細は… https://www.asial.co.jp/our-works/33/


「ぷよぷよプログラミング」公式サイト
https://puyo.sega.jp/program_2020/

アシアル事例ページ https://www.asial.co.jp/our-works




【5】デザイン領域を超えるデザインチームの連携とは…アシアルの場合

エンジニア集団であるアシアルでは、大半の社員がエンジニアですが、 その中で5名の少数精鋭なデザインチームが存在します。

各メンバーがこれまでに多くの案件に携わり、経験豊富ですが、それぞれの得意範囲が異なります。

各デザインメンバーからご自身の得意カテゴリや常に気を付けている所、アシアルにおけるチーム連携の手法方法思想などを多面的にインタビューした記事が公開されました。

是非ご一読を!
https://note.asial.co.jp/n/n5a52c6c79b50


彼らデザイナー面々が顧客ニーズ具現化した(センス良い)実績も合わせて御確認下さい。

『腸の音から腸活を提案するヘルスケアアプリ』
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 様
https://www.asial.co.jp/our-works/32/
『UX/UIデザイン』+『システム構築アプリ開発』+『AI開発・R&D』関連事例


上記デザイナーメンバーのインタビュー記事を見るに、 感覚やセンスが求められるデザインエリアはだからこそより一層のヒアリング能力、つまり『聞く力』が求められるものだと再認識しました。

お客様はデザイン部分、ロジック部分どころか、その遥か々手前のAs is、To be、Can beも解ってないのが当たり前ですから。

さて『聞く力』…今の総理は本当にその力が有るんかいな、余計なことが頭に浮かびました。




【6】特別セミナー「投資家と起業家を結び日本のスタートアップを成功に導く」

SEVEN代表の山本敏行氏をお招きし「投資家と起業家を結び、日本のスタートアップ を成功に導く取り組み」(仮)についてご講演頂きます。

コミュニケーションツール・ChatWork創業者の山本氏は、米シリコンバレーに現地法人の設立、東証マザーズの上場などを経験。

それらを活かし、成功しそうなポテンシャルのあるスタートアップを発掘し、ベテラン経営者らによるチームを組んで育成からEXITまでを支援する。

具体的には、全国各地のシェアオフィスにSEVENアカデミーを開設し、地元の起業家を育てたり、1万人の高校生起業家の誕生を支援したりする。

スタートアップ支援の内容やどんなスタートアップに注目しているかなどをお話し頂きます。


以下はSEVENの取り組みを紹介した記事です。
「1万人の高校生社長を育てる」--SEVEN山本代表の意気込み

日時
2023年9月20日(水)15:30~17:00

場所
リアル会場(TKP銀座ビジネスセンター)30名
オンライン会場30名

詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/5976


以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、参考情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社

株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』

【 残暑お見舞い 富士山・天の川・流れ星 】 DeleteOK! Okada private information 2023年8月

5年ぶりに赤富士狙いに繰り出したのが7月の3連休。

まずは天の川狙いで富士林道へ。船津林道との分岐点から約1kmの秘蔵ポイント。
熊出没時の迅速退避に備え、車をあらかじめ下界方向に転回させ富士山頂から立ち昇る天の川を待つ事3時間。標高1,300mmの闇夜。草叢に野生動物の目が光る。

テスト撮影中に流れ星が!
流星群の時期ではないのでいわゆる残存流星だが結構明るかった。
しばし富士山と夏の天の川の絶景を心静かに独り占め。

次の目的地は標高1,600mの伝説的赤富士スポット滝沢林道。
熊除け鈴と携帯ラジオのボリュームを目一杯に新月直前闇夜の山道・獣道に踏み込む。
森の奥からかすかにラジオの音が…。怖くても赤富士に魅了されている同類の先客が一人。笑

ここでも流星2発。
赤富士は不発だったが久しぶりに流れ星に恵まれた。
富士と星空が開業20周年&齢65の誕生日を祝ってくれたような…。

富士に登る人、麓で撮る人。
この7月17日(月)午前4時頃、ご来光を目指し富士登頂された方が居られれば、
下記【1】に掲載している黎明富士の1コマは貴兄のヘッドライトが写り込んでいる記念の一枚かも。(高精細写真がお要りようでしたらお気軽にお声が下さい。)

今年は流星づいているようなので次回は今月13日前後を狙う予定。
富士宮潤井川取付道路沿いの隠れスポットで、富士山と東に昇るペルセウス座流星群放射点を捉えてみようかと。3km圏で目撃されている熊出没要注意域だったり。笑汗

━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆豪雨見舞い◆ 国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』に関するお知らせ

【1】今月の箴言& 今月の壁紙『富士山・天の川・流れ星』
【2】『効果を上げるDXになってますか?』シンスターCEOブログ一読必見!
【3】シンスターOJT『Nextリーダー育成研修』 第一回:ビジネス論理思考 体験談
【4】グローバルで勝負!英語版アシアルホームページ改定のお知らせ
【5】必見!「エンジニア向けAI活用研修」実施レポート…アシアルNoteから
【6】ITビジネス研究会『事業を成長させるデータの効果的な活用法』

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆豪雨見舞い◆ 国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』に関するお知らせ

7月に入り九州方面での線状降水帯発生や豪雨災害に関し連日のように報じられていたことはまだ記憶に新しいこととお察しします。

温暖化の影響からか西日本方面では毎年のように大変なご苦労を報道で目にします。

被災地域の皆様には衷心よりお見舞い申し上げます。

復興の一助との思いから以下改めてお知らせさせて頂きたいと思います。

かねてよりご紹介させて頂いている国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』近年”九州を襲った自然災害からの復興”を象徴するイベントとして開催を決定した、UCI(国際自転車競技連合)公認のサイクルロードレースです。

今年は10月6日〜9日に福岡、熊本、大分でレースが開催されます。

九州復興支援のお気持ちをお持ちいただけましたらスポンサー参画に是非ご協力いただきたく思う所です。

まずは『221212TDK協賛企画書(汎用版)PDF資料』をご覧頂けましたら幸いです。
19ページ目にスポンサーカテゴリーが記載されてます。20万円からコースは用意されてます。

私までご一報いただけましたら、シルバースポンサーで大会関係者のSAACより詳しい情報をご提供させて頂きます。

関東地方もいよいよ台風の本番シーズンを迎えます。巨大化・強勢力が懸念されます。
ハザードマップを確認し早め早めの避難意識・命を守る行動をお忘れなきよう。




【1】今月の箴言& 今月の壁紙『富士山・天の川・流れ星』

富士林道 富士山・天の川・流れ星
滝沢林道 黎明富士


《今月の箴言》

十七条憲法 第一条の解  安岡正篤著『人生の大則』 204頁

人間にとって和が大切である。我を張って忤ってはならぬ。

人間はとかく徒党を組んで悪をはたらき、もののわかった者は少ない。

ゆえに君や親に従順でなかったり、近隣の人と仲たがいしたりする。

けれども上の者が和やかな気持ちで下のものに接し、下の者も親しみを以って上と仲良くすれば、

何事を論じても、しっくりするようになるものである。

皆かような気持ちを以って和合したならば、何事でも成就しないものはない。


十七条憲法 第二条の解  安岡正篤著『人生の大則』 205頁

篤く三宝を敬いなさい。三宝とは仏と法と僧である。

仏は師と仰ぐべきものである。

仏の説かれた教法は、人の依るべき道であり、僧徒は教えをひろめ、供養を営むものであるから、昔からこの三つを三宝として敬ってきたのである。

人間はもちろん、四生といわれる鳥、獣、虫けらも結局はこれに帰し、あらゆる国も究極この教えをいただかねばならぬ。

人間というものは本来からいえば、そんなに悪人はおらないのである。

真理を解いて教えれば、これに従うものである。

仏教に帰依しなければ曲がったことを直すということはできるものではない。


十七条憲法 第三条の解  安岡正篤著『人生の大則』 206頁

天皇の詔勅が下ったならば、臣下たるもの、必ず謹んで服膺(ふくよう)実行せねばならぬ。(承詔必謹)

君は天であって、臣下は地である。

天は上から覆い、地は万物を載せるという自然の理が正しく行われておれば春夏秋冬も順調にゆき、万物は自然の法則のままに生成変化する。

一たびこの法則を破って、地が天を覆うとすれば、たちまち大地自らが壊れてしまうであろう。

一たび詔勅が下ったなら謹んでこれを奉戴、実行すべきである。

詔勅に背くような行いがあれば、それは結局自らを亡ぼす結果となるであろう


十七条憲法 第四条の解  安岡正篤著『人生の大則』 207頁

諸役人は、礼を根本にせよ。元来人民を治める本は、必ず礼にある。

もし為政者が礼を重んじなかったならば、人民もこれにならって、社会の秩序が保たれないであろう。

人民の間に礼がなかったならば、必ず罪悪が行われるに相違ない。

君臣の間に礼が正しく行われておれば、官位の順序も乱れず、従って官紀も正しく維持されるであろうし、人民の間に礼が行われていれば、国家は自然に治まるのである。




【2】『効果を上げるDXになってますか?』シンスターCEOブログ一読必見!

株式会社シンスターCEOで株式会社ケーティーコンサルティング代表取締役の井上浩二さんが『効果を上げるDXになってますか?』というタイトルでとても味わい深い記事を公開されてます。

https://ameblo.jp/ss-koji/entry-12811305723.html

○○クラウドサービスや○○ソリューションをDXと称し、箱売り的に売っている方々には少々耳に痛い記事かもしれませんがご一読お勧めします。

『DXプロジェクトと言うと紙や現金を無くす、更には蓄積したデータの検索性など、所謂『効率』に目が行きがちですが、『効果』を上げることも重要。』と井上さんは記されてます。

重要なポイントですね。
かつての私は量を売らねばならぬ立場として、導入後の”効果”にまで縛られてたら予算達成できないと次の顧客に向かう日々でした。

今、DXを標榜されてる会社は顧客視点としてこの点しっかりと織り込んでますかね。昔を思い出し思わず赤面する私ゆえにこちらの記事を御紹介させて頂いた次第です。

更に『何も情報として出してこないケース』に対し”上司としての気付きの力”はまさに然りと感じます。

タバコ部屋やデスク周りでの一服雑談が古き良き気づきの場でしたが、時代が変わり上司という肩書を有する者にとっては一歩踏み込むべき重要なアクションでありスキルと言われる時代なのではないかと。ある意味、昔よりご苦労な事なのかと。

『蓄積されるデータを如何に読み解く』うえで『市場の10%の支持を『しか』と捉えるか、『も』と捉えるかで話は違って見えてくる。』気付く人は気づきますが気づかない人は気づかない…昔同様のシーンをリアルで目にし、馬鹿な上司に思い切りむかついた記憶が35年越しに蘇る。

『DX実現に向けて構築するシステムは道具に過ぎない。分析においては、今後はAIも随分使えるようになるかもしれませんが・・・私は、やっぱり人間力が問われるんだと思います。』

人間力…やはりこの視点が肝なのですね。

何かツールを買わされてDX…といったトークに乗せられない様、”伴走相手”の選択にはくれぐれもご留意の程を。

是非ご一読をお勧めしたい記事です。

https://ameblo.jp/ss-koji/entry-12811305723.html


企業を変え企業を救う智慧と人間力向上のために…シンスター伴走型OJT

個社別・各社別、問題点別カスタマイズで、やって見せてやらせて見せての伴走型OJT…それがシンスター! https://www.shinstar.co.jp/




【3】シンスターOJT『Nextリーダー育成研修』 第一回:ビジネス論理思考 体験談

五十六方式、伴走方式、各社個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。

研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』です。

コロナ渦は目に言えぬ弊害を及ぼしてます。特に中堅層の育成が滞っている…と言った悩みが経営層の方々より持ち込まれることが増えてます。

IT企業は社員のIT資格取得に関しては受験料補助や合格時お祝い金等の制度が用意されていることが多いと思いますが、技術者の方々を一人の人間、一人のビジネスマンとしてとらえ、各個々人の”ビジネス力”、”人間力”を磨く点にフォーカスを向けることは、とても大切な視点ではないかと知己の会社の意向をお聞きし深く感じ入りました。

知己の会社では30名ほどの”技術者”の方々に対し、以下のテーマで計5回に渡り、
単なる座学でなく、伴走型OJTを通じビジネス力・人間力向上の”擦り込み”に取り組まれます。

  • 第一回:ビジネス論理思考 『自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える』
  • 第二回:ライティング&プレゼンテーション 『文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える』
  • 第三回:納得と共感のコミュニケーション『相手の主体的な行動を引き出す』
  • 第四回:顧客を巻き込み力『オーナーシップを以って社内外の関係者を動かす』
  • 第五回:研修総括ワークショップ『研修での学びを振り返り、今後の取り組みを考える』


第一回『ビジネス論理思考』では、

論理思考とは…

  •  論理思考の基本:イシューを特定する
  •  イシューとは『考えなければいけない事、議論しなければ気ない事』
  •  何について考え、どのような答えを出せばよいかを最初に決める

論理的に考える(積み上げる)スキルとは…

  •  論理を組み立てる→演繹法と帰納法と、その落とし穴
  •  自身の考えを可視化して整理する→ピラミッドストラクチャー
  •  論理思考を実務で活用→報告と相談

構造化して考える(分解する)スキルとは…

  • MECE(モレなくダブリなく)
  • ロジックツリー

上記各単元に関し、単なる座学でなく、身近にあるテストケースを用い、それぞれのやり方や手法をやって見せ、やらせて見せての山本五十六方式のOJTを実施します。

単元ごとチームディスカッションで用いられる”テーマ”もIT業界、開発会社での日常的あるあるネタが盛り込まれる点は、さすがIT業界での実務実績が豊富な講師だけあり、受講者の集中力を途切れさせない工夫はたいしたものでした。

次号では第二回:ライティング&プレゼンテーション 『文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える』についてご報告させて頂きたいと思います。お楽しみに。


《広告》
個社別・各社別、問題点別カスタマイズで、やって見せてやらせて見せての伴走型OJT…それがシンスター! https://www.shinstar.co.jp/




【4】グローバルで勝負!英語版アシアルホームページ改定のお知らせ

https://en.asial.co.jp/

Empowering your digital transformation

Asial is a boutique software development company using proven web technologies to help organizations across a range of sectors achieve their digital transformation goals.


7ヶ国60名の陣容で、本郷三丁目、西海岸サンフランシスコ、東欧ブダペストに拠点を構え、世界視点で英語・日本語問わずグローバル水準で開発案件を請負うことが出来ます。

日本語版ホームページはこちら… https://www.asial.co.jp/


《2023年06月26日メディア情報》

https://toyokumo-blog.kintoneapp.com/kintone-chaosmap-2023/

2023年版「kintone連携サービス・プラグインカオスマップ」にMonacaが掲載されました

トヨクモ株式会社が公開している「kintone連携サービス・プラグインカオスマップ」の開発サポート分野で弊社プロダクトのMonacaが掲載されました。




【5】必見!「エンジニア向けAI活用研修」実施レポート…Asial Blogに公開

7月中旬アシアルでは「エンジニア向けAI活用研修」を実施し、その内容がAsial Blogで公開されました。

https://blog.asial.co.jp/3987/

アシアルには元々AI開発チームが存在しましたが、2023年3月に GPT-4 がリリースされたあたりから「AI開発>AI活用」の図式が「AI開発<AI活用」に爆発的に傾いたため、2023年6月にAI活用チームが発足させました。

AI活用チームでは「次世代のAIツールに備えて、全てのメンバーが現世代の AI ツールを使いこなせるようにする」ことを目標とし、今回開催された「エンジニア向けAI活用研修」はその一環となります。

システム開発を依頼する側の方や営業の方にお勧めしたい…との声も聞かれるので是非ご一読を。

詳細は… https://blog.asial.co.jp/3987/


《関連記事》

『AIを利用したテスト工程の効率化』 https://blog.asial.co.jp/3955/




【6】ITビジネス研究会 『事業を成長させるデータの効果的な活用法』

株式会社フライウィール 代表取締役CEO 横山 直人 様をお招きし「事業を成長させるデータの効果的な活用法」についてご講演頂きます。

データ活用が事業を間違いなく成長させる。

データエンジニアリングのスタートアップ、フライウィールは、米巨大テック企業での経験から確信し、事業にインパクトあるAIによるデータ活用を提案をされてます。

そのため、大量データを連携させるデータ活用プラットフォームと、データの活用力を高めるプロフェショナルサービスを提供し、データ戦略作りからUIの開発、管理コンソールの開発、既存システムとの接続などを手掛けられます。

データ活用プロジェクトをPoC(実証実験)で終わらさず商用利用へと進展させる。

横山氏に事業にインパクトのあるデータ活用を解説して頂きます。

日時
8月23日(水)15:30~17:00 セミナー、17:00~懇親会

講師
株式会社フライウィール 代表取締役CEO 横山 直人 様

テーマ
事業を成長させるデータの効果的な活用法

会場
会場参加は20名
オンライン参加は最大30名

詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/5883

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社

株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』