【歳の瀬のご挨拶】 Okada private information 11_12_22


先月のメルマガにて『茶枯れ』に関しての私見を記させて頂きましたが、
DEC(Digital Equipment Corporation)ご出身の長い知己の方から要因の一つについて
大変わかりやすく論理的なアドバイスを教授頂きました。
なんと”海水による塩害”も影響の一つにあるようです。

厚く感謝申し上げると供に皆様にもご紹介をさせて頂きます。
(一部理解向上を目的に表現に手を加えてます。)

> 岡田さん
> 大変ご無沙汰しております。
> 相変わらずいい写真撮ってますね。(嬉!:岡田)
> いい絵に出会うためのフィールドワークがすごいのでしょうね。
> 紅葉の葉枯に関して書かれていたのでその原因の1つをお伝えします。
> 秋に関東直撃の大型台風が来ましたが、その際に大量の海水を巻き上げ
> 大雨を降らせていたので、塩分含有の高い雨が大量に広範囲に降りました。
> 常緑樹の葉の表面は蝋を主成分とするクチクラ層でコーティングされているため
> 塩害の被害は少なかったですが、紅葉・黄葉する落葉樹の葉は
> 塩分により水分を取られ台風の翌日から葉枯れが始まってました。
> その為、今年は紅葉の季節に美しい色を見せなかったのです。
> 台風の直撃のエリアは今年の紅葉は残念でした。以上豆知識です。
> たまに暇だったら誘ってくださいね。
改めて歳の瀬に新たな智を付けてくださった”メルマガ絆”に感謝です。

さて私は顧問先様、関与先様のスケジュールに合わせ年末は12月29日(木)まで稼働致しております。
新年は1月4日(水)より業務を開始させて頂きます。


【1】システム監査案件急増!年末年始スキル向上にASCコンサル事例
【2】2ndF某大手SI様にて講演 アンケートに垣間見えるは…UX、スマタブ、業務システム
【3】2011年12月19日(金)ATGSニュースリリース:Androidアプリ 『ガルカレ』


 

【1】システム監査案件急増!年末年始スキル向上にASCコンサル事例

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ここ数か月”システム監査”のお引き合いが目立って増えてます。
2009年9月のリーマンショック以降、多くの中堅中小企業はIT投資を凍結もしくは大幅圧縮し耐え忍んできましたが、
春の震災がまさにとどめのごとく拍車をかけたことは皆さんも御承知の通りです。

しかしある意味、限界を超えるところまで来ているようで、これ以上IT投資抑制に耐えることは企業競争力低下にもつながりかねないと感じ始めている経営者層の意識の変化がシステム監査引き合い件数の増加の背景にあるのではないかと私見ながら感じてます。

とはいえ超円高や増税警戒など景況感は相変わらず重たいのも事実。
IT投資を再開するのであるなら『本当にIT投資予算は適正に使われているのか』、『ROI視点に立ちIT投資計画を策定しているのか』といった点に対し経営者層の視線が厳しくなるもの当然で、ゆえにITシステム部門、情報システム部門に対する監査、といった依頼が目につきます。
業務監査や会計監査の専門である監査部門もシステムに関しては必ずしも専門家とはいいきれずITシステム部門、情報システム部門に対する監査の限界を担保するために青山システムコンサルティングにシステム監査を求めてこられます。

またグループ会社にSI・IT会社をお持ちにもかかわらず、独立・公平・中立であることからの”第三者目線”を期待され青山システムコンサルティングにシステム監査を依頼してくるケースも時代の流れかと感じてます。

情報システム部門が多忙を言い訳に経営課題としての中長期システム化計画の策定をおざなりにしてしまうケースは良く目にします。しかし一概に情報システム部門だけに原因を押し付けるのではなく、冷静公平中立な目線で見える化し、経営者層にしっかりと認識頂くよう第三者の立場として指摘・エスカレーションしてゆく事も昨今のシステム監査に求められるニーズ・傾向です。
いわば情報システム部門の”経営者層に対する代弁者”という効果も重要な機能ではないかと感じます。

単なるSI会社の場合、ハードやアプリ、サービス等々を売ることが企業目的ゆえに公平中立な視点での指摘がしにくいものです。青山システムコンサルティングはハード、アプリ、サービスの販売や業務システム開発の受託などは請けたまわらないため、常に冷静公正中立な立場でITリテラシ向上にご協力致します。
通り一辺倒で杓子定規な、まさに特捜の査察か取り調べのような監査ではなく、数多くのユーザー事例の経験値から”バランスのとれた時代のニーズに有ったシステム監査”で数多くの実績を有します。

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厳しい時代ゆえに”システム監査”に関しご興味ございましたらお気軽に私までお声がけ下さい。
青山システムコンサルティング システム監査関連ページ

さて、青山システムコンサルティングでは以下4点のコンサルティング事例を公開しました。
年末年始休暇中にスキルアップの観点から覗いてみてはいかがでしょう。

◆アミューズメント機器製造メーカー システム化計画策定事例
 
サービスカテゴリ:システム化計画
 企業規模:社員数500名、売上260億円
 おおよそのコンサル費用:500万円
 [依頼背景]
 社内で自社開発した基幹システムを利用していた基幹システムを刷新することになったが、社内メンバーだけではな く、第三者的な視点からも業務やシステムの評価が必要と考え、システム化計画の作成をASCに依頼。新基幹シス テムも現行システム同様自社開発の方針だったが…。
 続きはこちら→ http://www.asckk.co.jp/casestudybl/index.php?ID=50

◆教育サービス業のブレードサーバ購入・設定費用見積り評価
 
サービスカテゴリ:見積評価サービス
 企業規模:社員数3,000名 売上4,000億円
 おおよその作業期間:1週間
 おおよそのコンサル費用:10万円
 [依頼の背景]
 ほとんどのサーバー機器の調達先が特定のメーカーに固定化されていた。
 システム監査部門は特定のメーカーからの機器調達および委託費用が妥当な内容・金額であるかについてどのよう に評価をすべきか悩んでいた。
 公正中立な立場で見積りの評価が可能な当社に、メーカーからの見積り妥当性評価をASCに依頼。
 内容や金額が妥当である点が多かったものの改善可能な点も多く…。
 続きはこちら→ http://www.asckk.co.jp/casestudybl/index.php?ID=49

◆教育サービス業のSOA基盤見積り評価
 
サービスカテゴリ:見積評価サービス
 企業規模:社員数3,000名、売上4,000億円、
 おおよその作業期間:1週間
 おおよそのコンサル費用:10万円
 [依頼の背景]
 ほとんどのサーバー機器の調達先が特定のメーカーに固定化されていた。
 システム監査部門は特定のメーカーからの機器調達および委託費用が妥当な内容・金額であるかについてどのよう に評価をすべきか悩んでいた。
 公正中立な立場で見積りの評価が可能な当社に、メーカーからの見積り妥当性評価をASCに依頼。
 システム関連業務を子会社に委託する場合ならではの問題点がいくつも…。
 続きはこちら→ http://www.asckk.co.jp/casestudybl/index.php?ID=48

◆財団法人のITコスト削減
 
サービスカテゴリ:システム診断
 企業規模:従業員数約20人、
 おおよその作業期間: 2週間
 おおよそのコンサル費用: 28万円
 [依頼背景]
 財団法人T協会では、小さい組織規模の割には
高いシステム運営コストに頭を悩ませていた。
 T協会にはシステムの専任担当者がおらず、コスト削減の余地があるかどうかもわからない状態であった。
 そこで第三者的な視点での評価が必要と考え、当社にシステム診断を依頼する事になった。
 コスト削減策の提案後、見事に年間約18%ものコスト削減に成功!
 続きはこちら→ http://www.asckk.co.jp/casestudybl/index.php?ID=47

 


【2】2ndF某大手SI様にて講演 アンケートに垣間見えるは…UX、スマタブ、業務システム

相談役を拝命しているセカンドファクトリーの経営陣が、
先般某大手SI様のプラーベートイベントにおきまして講演を行いました。
ご来場者はB2B、つまり基幹系、業務系アプリにご従事されている方々。

演目のキーワードは”UX”、つまりユーザーエキスペリエンス。

一時期、企業ホームページでもトップページを表示するまでに読み込み時間がとんでもなくかかるといったB2B目線からすれば思わず笑ってしまうような時代も有り、UXといえばそういった関係の話しに聞えがちですが、某大手SI様からの御案内状には、セカンドファクトリー創業者はCOBOL技術者つまり基幹系、業務系システムの出身”であるということが明確に表記されている点が目を引きます。つまり単に尖ったデザイン性を追い求めるのでなく、常にBDM(ビジネスディシジョンメーカー)の視点に立ち、ビジネスを成功に導くためのUXを紐解く点が今回の眼目であると。

私自身は都合が合わず参加はしてないのですが後日参加者アンケートを拝見するに、
基幹系、業務系アプリ従事者の視点にも大きなインパクトを提供できたように感じます。
以下の目に留まったコメントを引用させて頂きます。

・業務システム開発の立場として今後の変化にどのように考えてゆくべきか
・スマートデバイスとクラウドの市場拡大に伴い考え直すべきUXの有り方
・企業ユーザー視点(でのUI)を考える人材の必要性と育成の仕方
・スマートデバイスの流れの中でUXの重要性とPC機能をそのまま移植すると失敗する現実
・”モノ作り、コトづくり”発想の必要性とUI目線で考える重要性
・スマホビジネスの拡大と共に差別化するためのマインドシフトの必需性
・業務アプリにおいてもUX教育が必要、そのためのマインドシフトが急務
・UXのブラッシュアップの方法が知りたい!
・油断するとUXの観点をおろそかにしがちゆえ常に思考の中に”共存”させる必要性
・UXを上流工程で”真剣に”考えることの必要性
・ユーザーの行動特性やデバイスのサイズ、性能でUX特性の変化に気付く事の重要性
・モバイル+クラウドのビジネスが伸びなくて悩んでいたがUXがヒントに!
・ユーザー視点のとらえ方からUXに至るまでの”過程”とUX視点の人材育成
・UXは今まで遠くに有るものと思っていたが日常に存在し創造して行くもの
・クラウドサービスで他社との差別化の重要要素はUXの考え方であり機能ではない
・スマホスレートビジネスはマネタイズが難しくなる!
・UXは難しいようだがお客様の視点こそが今後の開発に繋がってゆく
・身近な所にUXが存在するのだということへの気付き
・従来機能強化視点で自社製品を開発してきたがUX視点では全く新しいサービスが必要
・UXプロセスを導いて差別化→納得=対価

2012年、ますますスマタブ(スマートホンタブレット)B2B成長が期待されます。
基幹系システム、業務系システムでの”スマタブ対応”は、従来の”単に置き換えればいいのだろう的”な
カスタマイズ対応では間違いなく上手くゆきません。

そのあたり、年が明けましたら新年会も兼ね気兼ねない意見交換ができれば嬉しく思います。
御気軽に御声掛け賜れれば幸甚に存じます。

 


【3】2011年12月19日(金)ATGSニュースリリース:Androidアプリ 『ガルカレ』

株式会社エージェント・テクノロジー・グローバル・ソリューションズ(本社:東京都豊島区、取締役社長:北野 信浩、以下 ATGS)は、「好き」「かわいい」に合わせたオリジナル手帳アプリ『ガルカレ』を2011年12月19日(金)Androidマーケットにリリース致しました。 電子化ならではのデコレーション機能を楽しめる手帳アプリです。

詳しくは… http://www.a-technology.co.jp/wp-content/uploads/2011/12/【ガルカレ】プレスリリース3.pdf

ATGSの顧問を拝命してからこのようなビジネスが有るのだと、一つ勉強になったのが”デコメ”といったキャラクター系デザインの世界です。http://www.a-technology.co.jp/contents.html

実はこの市場はコストを下げるための”オフショア”ができない市場のようなのです。
何故か…クライアント企業さまから”派手に”といったデコメキャラクターのデザインについての要望を頂くとしましょう。
例えば中国の方々の感覚では丁度横浜中華街を歩けば分かるように紅や金がテイストになります。
ベトナムと言えば、インドと言えば、いずれにせよ各国独特の民族としてのテイストがそこには存在します。
しかしそれでは日本のデコメを多用する顧客層、年齢層の”テイスト”とは大きく異なることが多いはずです。
実はここに内需必須といった要素が有るようです。

また、もう一点ビジネスモデルとしての特徴として、お客様から教えられ気付いたのが”大手では人件費単価の兼ね合いから内製がしにくい”といった特性です。かといってコンプライアンスや内部統制の時代になかなかフリーのデザイナーに発注もしにくいという大手企業側の時代の流れに基ずくオペレーション上の事情もやむを得ぬ事情として存在し、実はATGSのコンテンツ制作ビジネスはそれらの隙間を埋める点で高い評価を頂いています。

ATGSは、なんといっても親会社フジアルテが国内13社しか保有出来ていない『製造請負優良適正事業者認定制度の優良適正事業者』ゆえに、コンプライアンス、品質は高いものを目指しており、その経営理念に基づいてのデコメ等コンテンツ制作のスキームを用意しているため”安心”がSWOPTのStrengthsに成り得ています。

ちなみに私に”デコメ”の話をされてもろくなお答えができませんが、お声掛けいただければATGSの事業責任者をご紹介します。丁度トップページに掲載載されている写真の右端の若者です。^_^

 

今月は以上です。

本年も大変お世話になりました。来年もよろしくお願い申し上げます。
皆様におかれましては良き新年をお迎え頂けますよう衷心より厚く祈念致しております。

本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々を中心に
連絡事項、情報、近況等をプライベートな立場から1999年9月より
不定期に配信させて頂いております。(今月の配信先数は1,710件です。)
ご不要な場合には『配信不要』の旨、”遠慮なく”お申し付けください。
即刻メーリングリストよりアドレスを削除し、その旨ご報告致します。

岡田 圭一
OKADA Business Engagement Consulting
http://okadabec.blogspot.com/
090-4923-4682 okadakeiichi@docomo.blackberry.com

http://bit.ly/9qWaBz ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載