【戊戌の年度末 経歴情報等整理のススメ】 DeleteOK! Okada private information 2018年3月

3月年度末…
振り返れば30歳から40歳までの10年間を過ごした会社では毎年3月は”大決戦月”。

全国津々浦々各直販営業拠点への拡販鼓舞と動機付けで家に帰れない日が続く体力気力で勝負の月でした。

当時尊敬する役員から体に擦り込んで頂いた『言ってなんぼじゃなく、伝わってなんぼ』という営業としての基本姿勢と強い足腰は20年、30年と時間経過しても色褪せず、それどころか営業推進、販売推進のコンサルとして現在の飯のタネになっている。

超長時間労働も連夜深夜までの飲みニュケーションによる過度な睡眠不足もビジネスの足腰を鍛えるためかえって自らそのような”働き方”を選択していたきらいもあり微々たるみなし残業代にも何の不満も覚えなかった。

私が鈍かっただけなのだろうがその鈍感さ幸いし結果的に何十年に渡る生きるための武器が身についていたのだから昨今の厚労省関連ドタバタ劇を傍目で見るに私は善き時代に善き教えを頂けたものと改めて当時の上司への感謝の念に堪えない。

さて、私も遅ればせながら3月4日深大寺だるま市の日から花粉症の症状が激しくなってきました。この先一ヶ月ほどはティッシュとコルゲン鼻炎フィルムが手離せないシーズン到来です。涙

くれぐれもご自愛いただき、来る桜の季節を楽しみに!


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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…蘇るいにしえの風景
【2】年度末!戊戌の年の経歴情報等整理のススメ
【3】ITビジネス研究会3月度特別セミナー『CESからみえた”かすむ日本企業”』
【4】ITビジネス研究会企画『IoT World 2018』視察ツアー:米国サンタクララ
【5】「モナカレー」大試食会 ← 爆笑!!
【6】気になる書籍と縁尋機妙・多逢聖因

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…蘇るいにしえの風景

啓蟄次候桃始笑(ももはじめてさく)

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古い古いネガポジの山をデータ化するためにCanoScan 9000F Mark IIを調達しました。
”戊戌”の十干十二支の教えに倣い、剪定・断捨離に取り組む姿勢が掘り出してくれたまさに古き良きかつ小恥ずかしい時代の宝物。

Desktop1-001今から40年ほど前の3月3日~4日、深大寺だるま市での一コマが出てきました。は俄か仕立てのリクルートヘアに見るからにダサい大ぶりレンズの銀縁眼鏡。まさに冷や汗ものの一枚です。

この頃の家内は白魚のような指でしたが、日々の家事や加齢による指関節の腫れや痛みで…最近は家内の指を見るのが申し訳なく辛いところ。

我々は随分と変わってしまいましたが深大寺だるま市は40年経っても変わることなく今年も境内を朱色の縁起達磨と参拝客がひしめき合ってました。




【2】戊戌の年度末 経歴情報等整理のススメ

還暦の年だからだろうか…。
この3月はやけに就職、転職、顧問就任…といった縁尋機妙・多逢聖因の創出に貢献させて頂く機会が多かったです。

一般の人材紹介会社・職業紹介会社、ヘッドハント会社は決まれば年収の○ヶ月分といった多額な紹介料が発生するようですが、私の場合は友人知人知己の会社への日頃のご厚誼への恩返しで好意として紹介するだけですし、職業紹介の免許資格等を有しないのでそういったものは発生しません。コストは掛からず少なくとも私が人物評価・企業評価させて頂いた上での”いまそこにない出会い”ですからメリットは大きいようで双方から喜ばれます。(自画自賛の自慢話:笑)


で、その活動の際に気づいた点を何点か…。

何年も企業にお勤めの場合には履歴書や経歴書を更新してない、作ってない…といった方も多いと思います。

企業側がお目に掛かってみたいというその時に『更新してなくて古いのですが…』といった事では営業の現場において何年も更新されていない色褪せた古びた会社概要・会社紹介資料を持参するのと同じ行為に当たります。

ましてや会社紹介資料が『無い』といった企業では取引していただけなくても文句は言えないですよね。常識として。

経歴書は特に”直近何をしていたか”が最も重要な確認されるべきポイントである点も当然のごとく理解し、少なくとも2~3年前までの直近情報は慌てて記載したような手抜き感が出てしまっては用をなさないことを織り込んでいた方が賢明かと。

私のようにそろそろ還暦を迎える方は履歴書、経歴書に”加齢臭”が漂わないような配慮も大切です。

例えば10年以上前の自慢話を盛りだくさんに記載するより、直近4~5年をいかに具体的にわかりやすく記載するかです。

我々くらいの年齢であれば面接の際何ができますかといった問いに対し『部長ができます!』といった”笑い話”はご存知ですよね。まさにこれが履歴経歴”加齢臭”の現れと早い時期に自覚しておいた方が賢明ではないかと。


またネット上の記事の整備、見直し、削除も大事です。

今の時代、履歴書、経歴書を提出した際にはネットで検索されるもの当然…といった認識に立つべき時代です。古い、だらしない、記事については手間がかかっても削除した方が好ましいのではないかと思います。

放置しっぱなしのSNSも好ましいものではありません。実は気づかぬところで昔の恥をさらし続けてるかもしれません。笑

年に一度は自分の実名で検索し確認対処する癖もも”善き習慣”ではないでしょうか。


御参考までに私の経歴情報等を棚卸しも兼ねて列挙してみたいと思います。

■履歴書
これから就職するような機会はまず考えられませんので履歴書は作ってません。


■経歴書
技術者ではないので見栄えを考えPPT及びWebページで用意しています。更新頻度は最低でも年一回は修正、追記してます。文書やWebページを用意しておくとそれらが勝手に営業をしてくれ思わぬところで新たな顧問先開拓につながったりします。

https://drive.google.com/file/d/1I37f1cZ-UoS_Uf8aIly-Oap0-mSnrFLT/view

https://okadabec.blogspot.jp/p/prfile.html


青山システムコンサルティングのホームページにもプロフィールを掲載頂いてます。此方も最低年一回は修正、追記を行ってます。

https://www.asckk.co.jp/archives/testimonial/okada_keiichi

※ちなみに青山システムコンサルティングメンバーのプロフィールページに使用している写真は私が撮らせて頂いてます。 ポートレート写真がお入用な場合には私宛てご相談ください。

※証明書用写真とプロフィール用ポートレートとは分けて考えた方がベターです 。


■SNS系

最近は個人名を検索するとFacebookページが上位に出てきて驚きます。これも時代の流れ。

私の場合SNS系は FacebookLinkedIN のプロフィールページだけはビジネスにも影響が出るように感じるので年一度は修正更新しています。

逆にこれ以上SNSが増えると正直負担になると感じるので考えものです。使い方、運用方法の工夫が必要になると感じます。


■ブログ系

https://deleteok.blogspot.jp/

メルマガ過去ログブログのみに絞ってます。


プロフィールページにだけ絞って棚卸しをし、台帳のごとく列挙すれば大した数ではありません。修正更新にもさほど時間はかかりません。

1月のメルマガでも触れましたが『戊も戌も茂の次につながる草木の枝葉の繁茂を意味し、剪定することで木の五衰を防ぎ繁盛につながるとの教えを示す十干十二支』と紐解いたゆえ経歴情報等整理を年度替わりを迎えるこの季節、おススメします。




【3】ITビジネス研究会3月度特別セミナー『CESからみえた”かすむ日本企業”』

”かすむ日本企業”…まさに痛いひとことです。

この1月に米ラスベガスで開催されたCESは、AIやIoTなどを駆使した未来社会を予測するカンファレンスや展示会へと大きく変貌したようです。

自動車メーカー各社はIT企業へと変貌し自動運転技術を披露する主役になり、その一方で日本企業(IT企業?)の存在感はどんどん薄れているようです。

つまり ”かすむ日本企業” ということです。

その理由を探るとともに元気なスタートアップを一般社団法人ITビジネス研究会 代表理事 田中克己氏が紹介します。

日時:2018年3月29日(木曜日)16:00~17:30

会場:銀座キレイが丘(本館)5F会議室(5F-C会議室)

定員50名ですのお早目のお申し込みを!私も会場に居りますので。

詳細、お申し込みは→ こちら から




【4】ITビジネス研究会企画『IoT World 2018』視察ツアー:米国サンタクララ

IoT World2018 は5 月14 日から17 日までの4日間、シリコンバレーの中心にあるサンタクララ・コンベンションセンターで開催され、出展社300社超、来場者12,000人以上、450人以上によるスピーカーの講演が予定されている世界最大規模のIoT イベントです。

スマートホームやスマートシティ、ウェアラブル端末、さらにはエネルギー&農業、運輸&物流、製造、医療などIoT が深く浸透する分野や市場・業界の技術などの出展が予定されています。

自動車の変革を議論するConnected&Autonomous Vehicles Conference が同時開催され、自動車メーカーや部品メーカー、ソフトウェア会社らが多数参加し、AIや機械学習、ライドシェアリング、保険、新ビジネスモデルなどの議論なども予定されています。

日本政府においても、経済産業省が昨年2月に「デジタルファースト」から「IoT ファースト」への実現に向けた施策を開始しましたし、総務省も「IoT 推進コンソーシアム」を組織し、IoT 社会の実現に向けて様々な活動を行っております。

何から始めれば良いかという状況はとうに過ぎ去り、今まさに取り組み始めなければならない喫緊の課題となっているのが「IoT」です。「百聞は一見に如かず」です。是非これを機会にご参加下さい。

日時:2018年5月14日(月)~19日(土) 4泊6日

場所:アメリカ・サンタクララ・コンベンションセンター

申込締切:2018年4月13日(金)


詳細、お申し込みは→ こちら から


※本メルマガ読者の方はご存知の方も多いと思いますが閉所恐怖症の為私は長時間飛行機に乗れません、従いましてこのツアーには私は参加致しませんのでご了承のほどを。




【5】「モナカレー」大試食会 ← 爆笑!!

そうか!モナカレーはナンで食べるとより一層美味しさを楽しめるんだ!!

先月の記事で『20万ユーザ突破を記念して『モナカレー』を抽選で300名様の方にプレゼント』をご案内させて頂きましたが、この度アシアル内で開催された大試食会のレポートが公開されました!

 → http://blog.asial.co.jp/1511


私も自宅で家内と二人で試食させて頂きました。

結構なピリ辛、辛口カレーで健康に気を配ってか豆カレーで女性には受けるでしょうね、と家内は言ってました。

その時は普通の白いご飯で頂きましたが、ご飯のツブツブと豆カレーのツブツブが私としてはぶつかるような感じがしましたが、大試食会の記事を見て『なるほど!』と思ったのが”ナン”でした。

”ナン”だとツブツブ感の衝突感もありませんのでベストマッチではないかと。

記事中のカレー色Tシャツの岡本”モナカレー”プロデューサーの雄姿もお楽しみください。

先月もメルマガ配信直後よりお問い合わせを頂きましたが、モナカレーは非売品ですので、どうしても!という方は個別に私にご一報ください。確約は出来ませんが…。


20万人…
先月はMonacaをマーケティング的に活用し需要喚起につなげているヘッドウオーター様の事例を紹介しましたが、ある中堅開発会社様では一気に30名ほどMonaca技術者を急遽育成する…といった話が飛び込んできたり。

単に開発プラットフォームとして使うだけに留まらない新しいマーケティング的活用事例や開発会社が次の時代を見据えた体質改善的利活用も見受けられ始めてきてますので引き続きご注目頂けましたら幸いです。

Monaca https://ja.monaca.io/




【6】気になる書籍と縁尋機妙・多逢聖因


先日某上場企業の常務取締役職を退任された方に久しぶりに再会しました。

二十数年に渡る激務を乗り越え、会社は大変大きくなり上場ステージの最高位まで押し上げたまさに立て役者の方。

杯を交わしつ、しばらくは命の洗濯だとか家族への穴埋めだとか取り留めない会話からなんの拍子かふと話題が論語に。

実は時々ビジネスバックの中に岩波の論語を携行したりしている。

大きな人生の節目にたまたま偶然にも岩波の論語を差し上げられるそんな縁尋機妙・多逢聖因に嬉しさを覚えました。ちょっと汚れてたんですが…。笑

岩波文庫の論語。まさに現代語訳の定番中の定番。



数字は人格…タイトル的には売上数字一辺倒のエイエイオー!的な一冊かと思いきや非常にわかりやすい切り口の経営指導書。

かえって経営指導書といった表現は本書の善さを殺してしまうかもしれない。本部長クラスや執行役員クラスの方なら当然常識として知ってる経営指標等各種用語をものの見事にさっぱりとシンプルに仰々しくなく日々の業務遂行の反映させるスキル・ノウハウがつまった一冊。

常にキャッシュを意識し、足し算引き算だけでシンプルにとらえ、経営指標の%には過剰に振り回されず、まずは行動が有ってなんぼ…といった感じの経営上の肝がつづられてます。

私自身の語り口にも大いに通じると感じ、思わず近しい経営層、本部長層、執行役員層におすすめした一冊。普段は行ったりしない著者セミナーにも申し込んでしまいました。笑



著者のトップゲート加藤社長様には長く親しくお世話になってます。

年始の挨拶に伺った際に頂戴したのがこの一冊。

Googleの市場に提供するサービスに対する思想、考え方、捉え方が紐解かれてて、そのくだりを目にするとこれはGCPは一気に市場でのしてくるのではないか…と感じ、実はAWS一辺倒に陥っている技術者の方に読み終わってすぐに再プレゼントしてしまいました。(その方が本当に目を通してくれていれば嬉しいのですが…)

トップアーキテクトの加藤さん本人がお書きになられてますが技術書籍ではありません。

かえって企業経営層(BDM)がGCPに気づかぬままAWSなりAzureの採用に走ることへの警笛、ブレーキ役を担っているように感じます。

この一冊を手にした経営者はAWSなりAzureへの移行を採決する前にGCPも検討対象に入れるよう担当部門へ指示を出すのではないか…著者はそんな効果を意図されているのではないかと感じた一冊です。

合わせてこちらのzdnet記事もご参照ください。https://japan.zdnet.com/article/35114751/

以上


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中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等 累計27社
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載