【 教育勅語が話題となった春 盛夏に振り返る終戦の詔勅 】 DeleteOK! Okada private information 2017年8月

残暑お見舞い申し上げます。

蒸し暑い日が続いてますがお変わりありませんでしょうか?

”将軍家の台所”としての自負を持つ三鷹はお盆のお迎えは古くから7月31日の晩に執り行われます。
今年のお迎えの日、提灯行列後の食事会で親類縁者にiPhone7 Plusで【富岳三十六”圭”】をスライドショーで見せたところ、さすがニコンが運営するサービスだけあり表示が美しく一同大絶賛!

が食い入るように拙撮の富士山写真を。更に既に8月なのにいまからでも今年のカレンダーが欲しい!といいったリクエストなども…。

BlackBerryBold9900からiPhone7 Plusに換えて5か月ほど。機械音痴ゆえ相変わらずiPhone7 Plusを満足には使いこなせてませんがご先祖様方のお位牌の前に親戚一同の喜ぶ姿をお見せできたのもこれ一つの陰徳ですかね。笑

まだまだ暑さは続きます。くれぐれもご自愛のほどを。


++++ヘッドライン+++++++++++++++++++++++++++++++++

【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…
【2】ASCコンサルタント執筆 Work×IT(ワーク・イット)Powered by VAIO
【3】「働き方改革」やらされ仕事では社員は迷惑、社長はイライラ…アシアル新オフィス見学会

【4】教育勅語が話題となった春 盛夏に振り返る終戦の詔勅
【5】今月のビジネスエンゲージメント忘備Memo

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++


【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…

処暑初候綿柎開(わたのはなしべひらく)

今週末はペルセウス座流星群の極大日、ただし月齢が19.7なのであまり好条件ではありませんが、裾野の平原で狙ってみようと思ってます。乞うご期待。

DSC_7797

DSC_2001

IMG_3420

IMG_3215 (2)





【2】ASCコンサルタント執筆 Work×IT(ワーク・イット)Powered by VAIO

システム監査技術者(経済産業大臣認定)、ITサービスマネージャ(経済産業大臣認定)、情報セキュリティスペシャリスト(経済産業大臣認定)等々数々の資格を有する青山システムコンサルティングのコンサルタント
長谷川智紀君が執筆した『モバイル導入だけで終わらない- 働き方改革につながる企業のモバイル活用とは』が
VAIO株式会社が運営する業務の効率化やワークスタイルの改革をめざす企業のための情報支援サイトWork×IT(ワーク・イット)に掲載されました。

  • モバイルは普及期から次のフェーズへ
  • モバイル導入の費用対効果を出すには現場の業務改革が必須
  • 実現したいのは「時間と場所の自由化」による業務効率向上
  • どこから手をつけるべきか
  • モバイル活用は組織・業務設計から着手
  • モバイル化で実現したいことのメッセージが重要
  • モバイル活用による業務改革を最大限に成功させるために
  • まとめ

上記の視点で本当の意味でのモバイル活用実現、業務効率向上、働き方改革について紐解いてます。

詳細はこちら… http://workit.vaio.com/i-effective-use-of-mobile-devices-in-business/

是非ご覧いただけますようお勧めいたします。




【3】「働き方改革」やらされ仕事では社員は迷惑、社長はイライラ…アシアル新オフィス見学会

先般、長年お世話になっているアタックスの丸山先生から『働き方改革』について尋ねられ『働き方改革は経営者の社員に対する魂そのもの思いやりそのもので、やらされ仕事でやっても根付くはずもなくかえって社員には迷惑!浸透しなければ社長経営層はイライラするだけ!』と乱暴なことを申したところ『ではどこか模範たる会社を紹介頂けないか』と申し付かりました。

で、思いついたのが18万人技術者が利用するMonacaを提供しているアシアル株式会社です。
新オフィスがまさにそれにかなった環境ではないかと感じ思い付きで”アシアルオフィス見学会”を急遽企画・実施しました。

たまたま日本ナレッジ・マネジメント学会の矢澤専務理事にも自主、自発、自然なナレッジ共有の環境という観点でご都合宜しければご一緒されませんか?とお声がけさせて頂いたところ是非!との事。

更に昨年新代表に就任された青山システムコンサルティングの野口代表今後のオフィス改善に参考のされたいとのことで私含め4名でアシアルオフィス見学会を実施させて頂きました。


アシアルのオフィス環境に関してはまずは下記二つの記事をご参照頂きたく。

新オフィス紹介とソーシャルランチ

新オフィスの一部には”キッチンスペース”が用意されており月に二回程のペースで”ソーシャルランチ”という企画が実施されます。

主婦のアルバイトの方が”座り仕事の多い”技術者の方々の健康に心配りをしたメニューを”手作り”で用意。例えば大量のサラダバーになんと40人分14リットル大鍋でぐつぐつ煮込んだビーフシチュー!

外食や中食ではない作られた方と共にという協働スタイルのランチタイムで笑顔がこぼれますし、さすればストレスの解消にもつながります。

会議とは異なる雰囲気でのワイガヤ環境であれば言い難いことも言葉に出しやすくなるでしょうし、その中にはエンジニア間のコミュニケーションの中から更なるアイデアへの発現につながる可能性も期待できます。

逆に言い難い報告も報告然でなくまさに自然な共有といった感覚で発現すれば、結果的にリスク回避にもつながるのでは…そのような好循環を経営層は期待しこのような場を提供しているのではないでしょうか。

まさに「働き方改革」における”質の向上”の一手・視点ではないかと私は感じてます。


★日本一餃子にお詳しい取締役リードによる餃子パーティー

TV出演多数、日本一餃子に詳しい”東京餃子通信”編集長を兼務される取締役の塚田さんが、キッチンスペースを使い塚田謹製特別レシピ手作り餃子を社員の方々に振る舞われる企画も目を引きます。

参加自由で作業は分担。社員の家族の方も交え総勢50人!

日頃マウスとキーボードしか触らないような技術者の方も餃子の餡を練ったり、餃子の皮で包んだりと…。(ちゃんと手を洗って…笑)

日頃のエンジニアとしての仕事姿以外に餃子を作るといった共同作業を通じ、器用さやらリーダーシップやらを発揮する方がいれば、それはまた新たな視点での社員の長所発見につながる…そういった視点で経営層は環境を提供しているのではないでしょうか。

まさに「働き方改革」における”生きがい、やりがい再発見”につながる視点に大きな価値を感じます


そもそもアシアルは8ヶ国の国籍の方が働かれておられます。
外国籍の方には日本人に比べドライな気風の方も多いと思うので”やらされ”感が出てしまいますと折角の企画も不発に終わりますが毎回盛況で長く継続をしてるようです。


さて、見学会終了後有り難いことに大先輩お二方からも以下のような評価の言葉がアシアルに届きました。

『岡田さんご指摘の「やらされ仕事ではない(やらされ仕事にならない)貴社の職場環境」は大変参考になりました。私は「働き方改革」の基本は「生産性向上」にあり、結果としてワークライフバランスが実現できると思っています。貴社のようなナレッジワーカーの働きが競争力の源泉である組織ではハード、ソフト両面での協創環境つくりがきわめて重要であると認識しています。』丸山先生より

『オフィス内キッチンには驚愕致しましたが、同時に壁面や床面、椅子に至るまで神経の行き届いたデザイン、配色を採用されていて敬服致しました。ソーシャルランチの取り入れも素晴らしいと思いました。どうすれば、創造性と効率が両立するかという課題を、トップが考え抜いて作り上げている印象を受けました。ナレッジ・マネジメントの答えの一つがあるように思いました。』矢澤専務理事様より

思い付きで実施した企画でしたがかえってアシアルも私も第三者的視点で価値の再確認ができましたし、採用活動における企業アピールポイントとしての価値にも気が付いた場となりました。

『働き方改革』…まさに経営者の社員に対する姿勢・考え方そのものが社員の中で自主・自発を生み出し改革の循環環境につながってゆくのでは。やらされ仕事では社員は迷惑、浸透しなければ社長はイライラ…といった事になっては本末転倒の笑い話。




【4】教育勅語が話題となった春 盛夏に振り返る終戦の詔勅

8億円不可解減額問題を機に今年は”教育勅語”という言葉とその断片唱和を随所で耳にした春先でしたが、蝉の声に押しやられたかの如く75日?を過ぎめっきり耳にする機会が減ったと改めて気づくこの盛夏。

話題や登場人物が入れ替わっても指導的立場の方々の噛み合おうと否まいと構わずに、誤解です…のオウム返し、おとぼけ、話のすり替え、ゴリ押しの姿が連日報じられるに、若い世代の方々にそれが常識それが交渉術だ…などといった形で浸透したりすまいか危惧を感じつ今年もまもなく72回目の終戦記念日を迎えます。

戦後70年の節目に老父母にどこで聞いたかと尋ねたのがきっかけでいつの間に暗誦できるようになってしまった終戦の詔勅つまり玉音放送。

私淑する安岡正篤先生が刪修(さんしゅう)されたという事で興味を抱いたのがきっかけでしたが、諳んじられることがきっかけとなり、仕事で世話になっている戦中年代の大先輩方々とも『どちらで玉音放送をお聞きになられましたか?』との問いかけから思いもよらぬ新たなご縁の深耕につながったりと。

聞けば、ある方は私の住まい近くにあった烏山国民学校の校庭で、千葉は夷隅の旧家の方はご尊父様と共に庭に正座されて、ある方は祐天寺の境内でと…。

TV報道で園児たちの諳んじる姿を見て教育勅語に興味をお持ちになられた方もおられようと思いますが、あくまでも個人的意見ですが是非合わせて終戦の詔勅も善き機会として目に触れて頂く事を強くお薦めしたいものです。

そこには全世界、全方位に対する遺憾と心配り、尋常ならぬ艱難苦難を被った自国民への心遣いとこれからに対するあるべき姿勢に対する教示教導、核兵器の悲惨さと文明破却に対する警鐘と共に、やけになり暴発を起こし信義を失う、大道を誤る事への強い戒め等々これ以上ない網羅性で魂の言葉が綴られています。

よくぞ僅か二週間足らずで筆舌尽くしがたい名文(名文などと簡単な言葉では言い表すこと自体不敬の念を覚える)を編み出したものだと、当時の指導者層の精神の強さと気高さと矜持には感服の念を禁じえません。

当時であれば詔勅を一般人が朗読するなど不敬行為となったかもしれませんが、幸いにも時代は変わり今だからこそこのような名文こそ声に出して唱ずることは人としての心を保つにはとても善いことなのではないかと感じるところです。

そのようなことはあり得ませんがもし私が指導的立場だとするなら終戦の詔勅こそ唱和させたい…と思うところです。

読むたびに観音経の如く深い慈悲自愛に溢れる言霊に私も日々営業活動の過程でしんどい思いをした際、実は小さな声で唱和し心を元気を回復させてます。笑

終戦の詔勅にはその最後の部分に、やけにならずにやる気をなくさずに「任重くして道遠きを念ひ(中略)道義を篤くし志操を鞏くし」といった特に心に響く、胸が熱くなる一節があります。

先日国会で”李下に冠を正さず”と総理が口にされましたが、奇しくも安岡正篤先生のご葬儀の際、葬儀委員長は祖父である岸信介元首相がその長年の親交の深さから87歳という高齢を押してお勤めになられました。

お爺様が生前親しくされていた碩学が刪修された終戦詔勅の自らを律する一節「任重くして道遠きを念ひ(中略)道義を篤くし志操を鞏くし」を踏まえた上で”李下に冠を正さず”と口にされていると善いものだがとふと思いました。

あくまでも私見ですがあのお立場であの時であるなら”李下に冠を正さず”は当然の矜持として、かえって”由らしむ可し知らしむ可からず”(論語泰伯)といった箴言を国民に示されていれば大した指導者であると感じたでしょうが。

二回生駄騒動等を見るに安岡先生が『論語の活学』中に警鐘を鳴らしている”由らしむ可し知らしむ可からず(論語泰伯)の逆解釈”が上に立つべく方々のなかで蔓延してまいかと危惧を感じるところです。

毎年8月になれば必ずいずこかで「堪ヘ難きを堪ヘ忍び難きを忍び以て萬世の爲に太平を開かんと欲す」は耳にします。とってつけたように突然話題になるような心でなく、盛夏を迎えると必ず思いを馳せる心として。

安岡正篤と終戦の詔勅

[新装版]論語の活学―人間学講話 [新装版]人間学講話

ふと手前勝手な随想でした。




【5】今月のビジネスエンゲージメント忘備Memo

直近1ヶ月のビジネスエンゲージメント忘備録的メモ

  • 豆蔵グループ企業とプロフェッショナルPMとの懇親の御席
  • N系大手開発会社元会長とMonaca:アシアルのエンゲージメント
  • 高校後輩経営目黒KEIZAN2でITベンダー若手約10名懇親の席
  • フォレンジック系セキュリティ会社と翻訳サービス:フィデルテクノロジーのエンゲージメント
  • 中堅開発会社社長とJIPDEC審査員とのエンゲージメント
  • JMASと地銀情シス担当者の集まりをエンゲージメント
  • ユーザビリティ・ファームとアシアルのエンゲージメント
  • ITビジネス研究会とフィデルテクノロジーズのエンゲージメント
  • 豆蔵グループ企業と中堅開発会社社長とのエンゲージメント
  • 某大手SIと翻訳サービス:フィデルテクノロジーのエンゲージメント
  • 某外資大手金融部隊とJMASとのエンゲージメント
  • 某大手SI医療部門、公共部門とJMASとのエンゲージメント
  • 某キャリア公共部門と翻訳サービス:フィデルテクノロジーのエンゲージメント

エンゲージメントは紹介元、紹介先、私と3方向の予定調整が意外と大変です。更に同時進行で何件も進みますとそれこそ綱渡り状態のスケジュール調整、仮予定の嵐には冷や汗をかきます。還暦まで1年を切り粛々と縁尋機妙・多逢聖因を紡ぐ使命立命我が人生かな。

今月は以上

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から1999年9月より
┣ 不定期に配信させて頂いております。(今月の配信先数は1,871件です。)
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なくお申し付けください。
┣ 即刻メーリングリストよりアドレスを削除しその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等 累計26社
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
SHINKAWA Timesにコラム掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載