【 帝王学ノート・国立西洋美術館ペーパークラフト・ホロス2050未来会議 他 】 DeleteOK! Okada private information 2017年6月

先月は老父の緊急入院、転院騒ぎに絡んで銀行口座の”代理人選任届”について触れましたが、多くの方より気遣いの言葉と共に「良い情報を共有してくれて有難う!」「お盆に帰ったら早速手続きしよう!」といった返信を沢山頂きました。参考になったようでなによりに思います。

今回担当頂いた行員の方にお聞きし感服した話がもう一点。

その行員さんは娘さんが二人おられるそうでお子さんそれぞれが成人するタイミングに合わせ”代理人選任届”をされているそうなんです。

理由を聞けば”いざ”という時は必ずしも歳取ってからだけはない…といった視点で、ゆえに早め早めに済ませてるとの事。さすがプロだなと感服です。

まだ還暦前とはいえ何時”いざ”が来るかは誰にも分りませんので少し落ち着いたら私自身の”代理人選任届”も早めに考えてみようと思った次第です。

プロの方からの”プライスレスな心”に支えられたこの2ヶ月。

++++ヘッドライン+++++++++++++++++++++++++++++++++

【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…
【2】帝王学ノート・国立西洋美術館ペーパークラフト・ホロス2050未来会議
【3】ASCコラム:アジャイルにドキュメントは不要?他、IoT協業問い合わせ実態
【4】JMAS&アシアル Monaca&Beacapで業務提携
【5】ATGS顧問退任のお知らせ
【6】今後のSES支援に関して…”SES-Hub構想”

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…

芒種次候腐草為蛍(かれたるくさほたるとなる)

日頃からご厄介になっている国産ERPベンダー役員様とイーラーニング最大手の開発次長様と共にヒメボタルの撮影に金曜夜の仕事を早めに納め、強行軍で秩父は皆野に向かいました。

結果は…日中はかなり暑かったのですが夕刻から風向きが変わりヒメボタルが飛び始める23時頃には気温15℃。という事でヒメボタルも数匹しか拝めず空振りの深夜行…。残念。

代わりに秩父の星景写真をお楽しみください。

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※ヒメボタルは今シーズンもう一回だけ挑戦してみようと思います。乞うご期待!





【2】帝王学ノート・国立西洋美術館ペーパークラフト・ホロス2050未来会議

長年公私にわたり指導を賜っているマップスの山崎勝利社長より「岡田君は安岡正篤に私淑してたなぁ。」と伊藤肇著「帝王学ノート」を頂戴した。

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聞けば著者は安岡先生の高弟だとか。
有り難く頂戴しふと巻末を見るに「第1版 第1刷」と。冷汗 (新品はもう手に入りませんので、念の為)

ページをめくればかつて安岡先生の書で目に触れた箴言が随所に。そこに伊藤肇氏独自の名経営者などとの逸話が加えられ大変興味深く。

安岡先生は昭和58年に鬼籍に入られたが著者は昭和55年に54歳の若さで世を去られている。顔回が早世されたときの孔子の嘆き、「顏淵死、子曰、噫天喪予、天喪予(先進第十一・八節)」と同じ思いをきっと安岡先生もなされたのではないだろうかと思いは馳せる。


山崎社長が長年心血を注がれた大事業にフランスのル・コルビュジエ財団と共に、財団の所蔵するすべてのル・コルビュジエ建築設計資料のデジタルアーカイブ化がある。
http://deleteok.blogspot.jp/2014/07/#6

2014年9月からは全世界の大学・研究機関・設計事務所に向けてオンライン配信が開始されている。http://www.echelle-1.com/project_list.html

日本国内でもっとも著名なル・コルビュジエ建築物はといえば、言わずもがな国立西洋美術館であるが、2016年世界文化遺産に登録され、それに合わせ国立西洋美術館ペーパークラフト』もプロデュースされている。
http://kamiuchu.jp/archives/1695

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こちらもわざわざ持参いただき贈呈頂いたが私は不器用なのでル・コルビュジェ建築を巡る海外ツアーを企画している旅行企画会社の知己にプレゼントした方がより効果的かと考えている。


山崎社長よりお声がけいただいた当日は、元MACLIFE編集長:高木利弘先生をお招きしての
「ホロス2050 未来会議」に関する情報共有・意見交換の場でした。
http://holos2050.peatix.com/
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1057626.html

すべく第一回のタイトルは「世界はもはや「1984」の世界に突入している!」とのことでしたが、この”1984”とは果たして…そう、それはAppleの世界一有名なCM”1984”を意味しています。
http://holos2050-1701.peatix.com/?lang=ja

第二回は「人工知能の現在/COGNIFYINGどうすれば人間はもっと人間らしい仕事に集中できるか?」http://holos2050-1702-2.peatix.com/?lang=ja
ケヴィン・ケリーが『<インターネット>の次に来るもの』第2章 COGNIFYING(認知化していく)で述べている「ロボットのおかげで、われわれはもっと人間らしい仕事に集中できる」という言葉を手掛かりに展開されます。

高木先生にも長きに渡り、知恵を授けて頂いてる我が身。有り難いかな直接高木先生よりレクチャーを頂いた場での多くの収穫でした。まさに有り難き縁尋機妙・多逢聖因の軽子坂の初夏の宵でした。




【3】ASCコラム:アジャイルにドキュメントは不要?他、IoT協業問い合わせ実態

ASCコラム 「アジャイルにドキュメントは不要?」
 コラムカテゴリー:プロジェクトマネジメント, 技術, 業界動向, 開発プロセス

ASCコラム 「残すは映像だけ」
 コラムカテゴリー:コンサルタントのつぶやき

ASCコラム 「スマホ難民」
 コラムカテゴリー:コンサルタントのつぶやき

ASCコラム 「病院移設体験記」(新病院建設へのシステムコンサルタントの関わり方)
 コラムカテゴリー:コンサルティング, 情報戦略/業務改革

ASCコラム 「電子帳簿保存法改正の変更点」
 コラムカテゴリー:内部統制, 業界動向


《 IoT協業問い合わせの実態から浮き彫りになる危惧 》

先日こんなお問い合わせがホームページ経由で入りました。
IoTの市場を鑑みるに大切な視点が浮き彫りとなってますので念のためご紹介を。
ちなみにお問い合わせ元の企業は本メルマガ読者の方なら知らない方はいないほどの著名企業様です。

++++++以下お問い合わせ内容の抜粋+++++++++++++++++++++++

この度は、「IoT」をキーワードにした貴社とのご協業をご検討させていただきたく、ご連絡をさせていただいた次第です。

弊社は2017年度で1.2兆円規模というIoT市場において、「IoT」ビジネスを開始させていただいております。

貴社におかれましては、コンサルテーションの部分で強みをお持ちなのは認識致しております前提で、具体的なIoT領域での技術補完ベンダーとして弊社を認知いただければと思いお声掛けさせていただいております。

既に協業に向けてお話しを進めさせていただいている企業様からも、IoT」というキーワードが旬ではあるものの、 “具体的には、何をすればよいのかわからない”、 “相談先がなかった”といった、お言葉をいただいております。

ご多忙かと存じますので、弊社より資料持参の上、お伺いさせていただき、30分程で構いません為、一度お時間をいただけませんでしょうか。

何卒よろしくお願い致します。

++++++以上お問い合わせ内容の抜粋+++++++++++++++++++++++++

このお問い合わせメールにおけるキーワードは、

  • 2017年度で1.2兆円規模というIoT市場
  • 技術補完ベンダーとして弊社を認知いただければと思い

大規模市場が有ると定義付けして置きながらも、実際は仕事が獲得が楽ではなく、「技術補完ベンダーとして弊社を認知いただければ」…と著名企業でありながらもASCに対しホームページ経由でアプローチされてこられる…といったようなご苦労が滲み出ています。驚

こちらとは異なるやはり超大手企業様においても「IoTは一度実験的に採用されても継続的にビジネスとしては期待できるところまで市場ができていない。」「単発傾向が顕著で長く継続できる(長く稼げる)ビジネスモデルが具現化できない」といった声もお聞かせいただいたことがあります。

華やかなりしこそ冷静沈着さが求められている時期ではないかと。(今年の十干十二支はそういった歳回り

ASCは常に公平中立な視点で、時代のITキーワードに振り回されることなくお客様経営層の目線に立ちITリテラシー向上に貢献しています。https://www.asckk.co.jp/

特にここ数年のIT用語の浮き沈みは非常に激しかった故、なおさら冷静さが必要なのではないかとの警鐘を鳴らすべく証のようなホームページ経由のお問い合わせでした。




【4】JMAS&アシアル Monaca&Beacapで業務提携

私がおつなぎした御縁から次世代を見据えた協業、共創モデルが生まれましたので先月のニュースですが改めまして御報告させて頂きます。還暦を迎える我が身にとってはこの様な若い方々の連携は嬉しい限りです。

Beaconアプリを高速開発可能にするMonaca対応 プラグインを提供開始 2017/05/10

日本能率協会グループJMAS(ジェーエムエーシステムズ)とMonacaを提供するアシアルは2015年9月にHTML5ハイブリッドアプリ開発分野で業務提携を行い多くの実績を積み重ねて参りました。

JMASではBeacon活用IoTクラウドプラットフォーム「Beacapp」を提供してますが、この度、Beaconアプリを高速開発可能にするMonaca対応プラグインの提供開始しました。Monacaユーザー企業が簡単にBeaconアプリを作成し、IoTサービスを提供できるようになります。

Monaca開発パートナー企業とBeacapp開発パートナーのネットワークにより、より幅広いBeacon活用IoTサービスの拡大に貢献していきます。



【5】ATGS顧問退任のお知らせ

5月末日を持ち株式会社ATGS(旧社名:株式会社エージェント・テクノロジー・グローバル・ソリューションズ)顧問を退任致しました事をここにご報告申し上げます。

実際にはあまり使用しておりませんでしたが k-okada@atgs.jp 及び k-okada@a-technology.co.jp上記2メールアドレスにつきましては5月末日を持ち廃止となりました。お手数をお掛けしますが連絡先リストからの抹消等、何卒宜しくお願い申し上げます。

創業常務取締役故牛窪良太郎君(2009年11月逝去、享年31歳)とのご縁で顧問をお引き受けし早10年。2014年度には私の紹介顧客だけで年商の10%超という記録を残せたりとドタバタの中も楽しい思い出と善き出会いの10年でした。

昨秋、牛窪君の命日に親会社異動の報告と共に観音経、般若心経を墓前に手向けていたところ、いつの間に彼の母上様が少し離れたところで聞いておられ、私の拙い読経に涙を流し喜んでくださりお礼にと年の瀬に大吟醸3本をお贈り頂きました。

牛窪君とご縁ある方々と共にその大吟醸を酌み交わすに、今回の節目を暗示するが如く牛窪君から「岡田さんご苦労様、有難う、一杯やってください。」と10年を慰労する声が届いたような聞こえたような…。

「縁尋機妙・多逢聖因」という先哲の教えの如く人望篤く艱難辛苦に身がおかれようと常に”全力少年”だった牛窪君が取り持つご縁で出会った若者たちも、私より先に卒業され随所各所で多岐に活躍されてる声が聞こえてきます。

還暦を迎える我が身としては「六十にして六十化す」という先哲の教えに倣い常に律する気持ちを忘れないためにめも武蔵野の雑木林が”黄色く”色づく頃には、抑々の紹介者である日本HPの尊敬する知己と共に酒盛り墓参は続けて行こうと心新たに思う新緑の風。




【6】今後のSES支援に関して…”SES-Hub構想”

IT技術者リソース確保のご相談や、高いスキルをお持ちのIT技術者の方々からスキルに見合ったプロジェクト参画のご相談は相変わらず多々寄せられます。

今後、SESに関するご支援は「SES-Hub構想」の元、信頼できる事業者様、信頼できるIT技術者様と従来以上に柔軟かつ密連携を図り、規模の拡大を追う視点でなく、中身の充実…つまり技術者様もSES採用される企業様側も満足頂ける気配り目線でご支援を進めて参ります。

リソース不足、売り手市場が続くIT技術者の世界ゆえに、会社方針が変わると技術者を引き上げるといった現象はSESビジネスの世界では良くあることですです。

引き上げても代わりの補充ができるレンジの案件では上記ケースは良くある現象ゆえに、「SES-Hub構想」では18年のメルマガを通じて醸成した長年の信頼感を元に人月単金勝負的な観点でなく、スキルを活かせる、プロジェクトを安定させる視点での座組を「SES-Hub構想」に賛同頂いた企業様、腕利きIT技術者様方々と共に提供して参ります。

引き続きSESに関しましてはお気兼ねなくご相談頂けますよう改めまして宜しくお願い申し上げます。

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から1999年9月より
┣ 不定期に配信させて頂いております。(今月の配信先数は1,858件です。)
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なくお申し付けください。
┣ 即刻メーリングリストよりアドレスを削除しその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等 累計26社
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
SHINKAWA Timesにコラム掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載