【金融業界以外もご留意を!】Okada private information 11_10_23

 
既に秋も深まりあちらこちらより紅葉の便りも…
日頃体調の芳しくない家内が珍しくも遠出してみたいと口にしたので仕事をさぼって申し訳ない気持ちと、
家内の好調子に嬉しい気持ちとを白のアバンギャルドに乗せ、志賀草津高原ルートまでぶっ飛ばしてきました。
少しばかりですが紅葉のお裾分けです。


https://picasaweb.google.com/104088206743579745342/GALLERYDeleteOK#slideshow/


ヘッドライン++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

【1】ご注意!金融庁平成23年検査事務年度基本方針の注目点

【2】ATGS スキルスカウターに基づく技術者育成を会社紹介資料に追加

【3】セカンドファクトリー CloudLink for Windows Azure 新登場!

【4】Google BloggerとWindows Live Writerの絶妙な組み合わせ

【5】書評:『イシューから始めよ 知的生産のシンプルな本質』

 


【1】ご注意!金融庁平成23年検査事務年度基本方針の注目点


青山システムコンサルティングと業務提携関係にある東京国際コンサルティング株式会社に
『平成23年8月26日金融庁 平成23 検査事務年度検査基本方針』を紐解いて頂きました。
http://www.fsa.go.jp/news/23/20110826-2/11.pdf

特にIT系業界の視点からすれば7ページ目、
『10.委託業者・代理業者: 金融機関においては、システムの開発・運用業務を中心に、外部委託が進展してきており、近年では、複数金融機関によるシステムの共同委託が広範化しているほか、委託先から海外を含む第三者へ再委託する事例が見られる。(中略)
これらの状況を踏まえ、金融機関における外部委託先・代理店管理の状況の検証に止まらず、委託業者や代理業者に対する金融検査についても引き続き積極的に実施する。(以下略)』

という記述が注目されます。

ごく一般的な記述に見えますが、実はここに重要なポイントが有るようです。
まず、”委託業者”としては、データセンターやクラウドサービサーといった先が思いつきますが、実はそれだけに留まりまらないそうです。
例えばコールセンター等”テレマーケティング機能の委託企業”や”代理店”、様々な”オペレーション業務の委託先”なども含まれるそうです。
場合によっては、金融庁が、銀行法等に基づき委託先を直接検査する場合があるというのも衝撃です。

こうした方針に対して、委託元、委託先双方がどの程度、どのような準備をしておくべきか等については、
東京国際コンサルティングにて様々なアドバイザリーサービスが用意されています。

特に金融業界外の”委託業者”や委託業者の関係会社においては、やはり金融監督行政の姿勢や深度は
測りかねる
のではないかと察せられます。大丈夫かな?とお感じになられたらまずは相談されることをお勧めします。

東京国際コンサルティング㈱は、規制対応、コンプライアンス、リスクマネジメント等の専門家による実務的な観点からのアドバイス、業務支援サービスを提供されてます。
特に金融業界にビジネスとして関係する”金融業界外の企業”にとっては非常に心強いアドバイザーです。http://tickk.co.jp/business/index.html


【2】ATGS スキルスカウターに基づく技術者育成を会社紹介資料に追加

”技術者の成長を大切にするATGS”ではITSSに準拠したスキル診断 “Skill Scouter”を採用し、スキルの数値化、エキスパートへのキャリアパスフローをサポートします…といった内部取り組みについての記事を新たに加え
会社紹介資料を更新しました。下記よりダウンロードできますのでご覧いただければ有難く。
http://www.a-technology.co.jp/pdf/ATGScompanyguide_20110920.pdf

 

また、グループ会社のフジアルテがホームページを全面改訂しました。
http://www.fujiarte.co.jp/

上記ATGS会社紹介資料3ページに記載の通り、フジアルテは国内13社しか保有していない
『製造請負優良適正事業者認定制度』の優良適正事業者に選ばれたファクトリーアウトソーシング企業です。
http://www.fujiarte.co.jp/factory/certification.html

フジアルテに任せた結果、”カイゼン”がなされた事例を数値実績に基づき紹介した導入事例ページは
製造業の方には非常に参考になるものと思われます。
http://www.fujiarte.co.jp/case/


【3】セカンドファクトリー CloudLink for Windows Azure 新登場!

私の周りにもクラウドサービサー関係者の方は大勢いますがちょっと視線を替えて下記のサービスをプロの目で睨んでみてください。色々と発展派生の可能性が見えてこられるのでは…

まず下記マイクロソフトカンファレンス2011の資料をご覧ください。
http://www.google.co.jp/url?sa=t&source=web&cd=1&ved=0CCsQFjAA&url=http%3A%2F%2Fdownload.microsoft.com%2Fdownload%2F8%2FA%2F0%2F8A09A08C-E435-400B-AB79-C08572EE23BF%2FT2-208.ppsx&rct=j&q=CloudLink%20for%20Windows%20Azure&ei=ZeiYTpqvC7HmmAWxuqnyAQ&usg=AFQjCNFFVKvXxcDNz9kCG3Fu2s5xAp2czg
”スライドへジャンプ”を使っていただき24ページ目からが『CloudLink for Windows Azure』の御紹介になります。

WindowsAzureベースにより1サーバーあたり月3000円以下~という低コストで、UXを突き詰めるセカンドファクトリーならではの解りやすいインターフェースで10世代前までのデータバックアップと緊急時復元が可能となります。

”Azure上でありながら、デスクトップPC上のファイル・フォルダの感覚で”と表現すれば、クラウドにお詳しい方なら
ピン!と来るはずです。笑 つまりクラウドに疎い私でもすぐに理解できるサービスなのです。インフラ専任担当などいるはずもない中小企業でも負担感なく使いこなせるインターフェースがキーワードになります。

さて、雲の上の部分については今後色々な選択や協力の世界が存在するのではないかと私見になりますがイメージしています。”雲の上の部分”も各社各様長短有りですが、やはりユーザー目線、UX視点を備えているか、運用負担感を軽減するインターフェースは用意されているか、については将来大きな差別化ポイントになるのではと感じてます。

そこでセカンドファクトリーとの組み合わせがこれからのクラウドサービスのキーになるのではないでしょうか?

知己の各社様にもそのような目線をお持ちになることを御伝えしたいところです。
私からも改めてコンタクトを取らせて頂くつもりでおりますがご興味ございましたら遠慮なく御声掛け賜りたく。
パンフPDFはこちらです。


【4】Google BloggerとWindows Live Writerの絶妙な組み合わせ

既に御お気づきの方も多いと思われますが先月より、DeleteOK!Okada private informationメルマガ過去ログブログをFC2ブログよりGoogle Bloggerに試験移行をしてみました。

FC2ブログの場合、細かな機能が多岐に用意されている点は利用してて大変重宝したのですが、私のように一つの記事が長い場合、記述途中でエラーが起きることが散見し、UP間際に画面の一部が崩れたりと、冷や汗をかくことも何度か経験し、9月の三連休に思い切ってBloggerへの移行に挑戦してみました。

FC2もBloggerも長短それぞれ。
Bloggerの場合、確かに長い記事を記述する際にエラーしたり、記述済み画面の一部が崩れたりといったエラーは無いものの、”アンカーの設定が上手くできない”といった致命的な壁にぶつかりました。
htmlにお詳しい方なら何とかなるのかもしれませんがそこまでの深い知識も無く、いかがしようかと思い悩んでいる時に見つけたのが”Windows Live Writer 2011”というマイクロソフトが無償提供しているブログライティングツールでした。

参考記事
http://www.google.com/support/forum/p/blogger/thread?tid=60b0009c8cef6a86&hl=ja
Windows Live Writer 2011サイト
http://explore.live.com/windows-live-writer

以下上記サイトより引用
『熟練ブロガーのような投稿を簡単に作成できます。
美しいブログ記事を作成し、ブログに投稿する前にオンラインでどのように表示されるのかを確認できます。
また、お気に入りのブログ サービス プロバイダーに記事を投稿することもできます。』
幸いにも、この” お気に入りのブログ サービスプロバイダー”にGoogle Bloggerも入ってまして、これを使うと長いブログ記事にうまい具合にアンカーを張り付けることが出来ました。
オフライン状態で記事の記述ができる点も便利ですし、区切り線や見出し文字装飾などもライティング専用ツールだけありとても使い易いです。

なかなか便利なものが無償提供されててまったく便利な時代だと改めて感じました。

Picasaウェブアルバムにて公開している拙撮写真館 GALLERY "DeleteOK"も良い感じに連携させられたので、
当座BloggerにてDeleteOK!Okada private informationメルマガ過去ログブログを運営して行こうと思います。

なお、
1999年9月10日~2007年7月19日までの過去ログはこちらからご覧いただけます。
hhttp://deleteok.blogspot.com/1999/09/19999102007719.html
2007年5月6日~2011年8月25日までの過去ログはこちらからご覧いただけます。http://deleteok.blogspot.com/2011/08/test.html

さて、いよいよ今月から13年目、改めましてDeleteOK!Okada private informationメルマガにお付き合い賜れますよう宜しくお願い申し上げます。



【5】書評:『イシューから始めよ 知的生産のシンプルな本質』

良書と感じた。
特に今、亡き経営者の鎮魂の意にてお手伝いをさせていただいているIT企業の若き幹部、若き営業達に薦めたい一冊と。。。

この書を読み、改めて振り返れば31で早世した経営者は年相応以上にビジネススキルと共にヒューマンスキルに長けていたと思い返される。まさに”ISSUE”の取捨選択から始まり、ゴールイメージのダイナミックさに、ゴールシナリオのユニークさ。緻密なビジネスシナリオ設計、ステークホルダーへの懐に深くはいる込むプレゼン等の根回しセンス、そして見事に情熱を込めチームを引っ張ってゆける日々のアクション。そして当然のごとく戦略が失敗した際の自ら責を負う立居振るまいに方向性切り替えの迅速さ。各所で才を発揮し社を成長へと導いていた。

当時は彼が最年長だったのだから誰に教わることも無く”日々の自省と鍛錬”の結果、本書に書かれているような立ち回りを地で行えていたことはやはり只者ではなかったと言えるのだろう。生きながらえていれば、人望厚き良き先輩となり後進・後輩達に本書を手に取り、情熱的に指導しているだろうな、と今更ながら悔やまれる。

遺された面々も平均年齢31 、部長でも33歳、課長は29歳といった若き集団。
彼らなりに必死に社の成長に取り組んでいるがどうしても”犬の道”の落とし穴は日々目につく。
”犬の道”は真に怖い物。
マンネリと自己満足、気付いて気づかぬふり、責任転嫁とまさに後退へのスパイラルに繋がり、実は伝染しやすい。

本書を薦めるうえで老婆心ながら私なりに一つ添えさせていただくとするなら、いきなり全てを身に付けようと力まず、ビジネス・エクササイズといった観点から、”日々気付いている状態を長く維持、積み重ねる”といった視座を念押ししておきたい。ダイエットのリバウンドと同じく、揺り戻しも有るだろうし、身につかぬ歯がゆさからモチベーション、諦めに至ってしまわれては亡き経営者に対し詫びのしようもない。

簡単には成長できないいことも世の理。
しかし亡き経営者のように生き急ぐ必要は無く、忘れずに都度振り返って積み重ねることが筋肉質のビジネススキル基礎が身につく事を伝えられれば幸甚だ。”シンプルな本質”…振り返れば私自身もその様な視座を身に付けられたと感じたのは、ゆうに40を超えてからではなかったかと。笑

瞬間芸のように飛びつくことなく、日々意識の積み重ねで、いつのまにや体の一部にしてしまうことこそが、存命であらばヤツが伝えたかったことではなかろうかと勝手に思いを馳せる。 聞けば彼も高校時代は甲子園を目指した球児だったそうだから。

紅葉の便りと共に間もなくヤツの三回忌。                          書評ゴールまであと2冊…


今月は以上です。

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岡田 圭一
ビジネスエンゲージメントコンサルタント
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http://bit.ly/9qWaBz ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載