退任した顧問先のGoogleアカウントが抹消される前に、メールデータ件数を確認したら送受信合わせ30万件。
ネット上に”Gmailデータを纏めて消す方法”といった動画も散見されるが、その通りやってみても一度に消せるのは5千~1万程度???
都度件数が変わるのも不思議だし、何故5千~1万の範囲なのか。私の低いITリテラシでは理解も対処も手も足も。
とはいえ20年に渡り使ってきたメールアカウント。業務関連メールだけに留まらず、人生のお悩み相談やら転職相談、はたまた愚痴・悪口にストレス発散誹謗中傷等々、多岐に渡る”内緒ね!”メールも含まれる。
性格的に気にされない方は気にされないでしょうし、バックアップ時代に無駄な作業を…とお笑いになる方も居られるのは承知のこと。
そこは”デジタル終活の予行演習”と腰を据え削除作業に取り掛かった。天候の悪いお盆だったのも天の導きと富士撮影行を諦め5千~1万件づつしこしこと。
受信トレイからの削除後、ゴミ箱内データの削除もやはり一気削除はできず、同様の作業を二度繰り返す。
30万件の削除が終わりふと気付いたのが、抑々自動登録設定などしてないのに、いつのまにやら『Google連絡先』に大量のメアドが勝手に登録されていた。
退任した顧問先に関係ないメアドも多々垣間見え”流出”と疑われてはかなわない。気付いて幸いと此方も丁寧に全削除。
日頃から放り込む一方のGoogleドライブ。此方は”オーナー指定”で絞り込めば削除の手間もかからずミスも無く。
さて、ここまで気を配っても私の預り知らぬところでのバックアップから…。起きぬだろうがもしあらば、リテラシが高かろうと皆由無始貪瞋痴そのもの。
”七十にして矩を越えず”とばかりに意外と汗かいた夏の備忘録。
━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆九州復興支援◆ 10/6(金)国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』スタート!
【3】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その2
【4】アシアル「ぷよぷよ」を活用したプログラミング学習を実現
【5】デザイン領域を超えるデザインチームの連携とは…アシアルの場合
【6】特別セミナー「投資家と起業家を結び日本のスタートアップを成功に導く」
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◆九州復興支援◆ 10/6(金)国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』スタート!
かねてよりご紹介させて頂いている国際自転車レース『ツール・ド・九州 2023』は、近年九州を襲った自然災害からの復興を象徴するイベントとして開催される国際自転車競技連合公認のサイクルロードレースです。
いよいよ開催まであと1ヶ月!
10月6日(金)~9日(月・祝)に福岡、熊本、大分で開催されます。
この夏、再び九州方面での豪雨災害報道を目にしましたがその艱難を乗り越え開催準備が進められてます。
九州復興支援のお気持ちをお持ちいただけましたらスポンサー参画を是非ご検討ください。『221212TDK協賛企画書(汎用版)PDF資料』をご覧頂けましたら幸いです。
19ページ目にスポンサーカテゴリーが記載されてますが20万円から用意されてます。
私にご一報いただけましたら大会関係者で顧問先のスタンダード・アンド・アドバンスド・コンサルティング株式会社より詳しい情報をご提供させて頂きます。
ご協賛のお願い
https://www.tourdekyushu.asia/sponsorship/
NEWS一覧
https://www.tourdekyushu.asia/news/
協賛パートナー様一覧
https://www.tourdekyushu.asia/#partners
先月のメルマガでインド系開発会社の先輩から十七条憲法 第一条の解について、『和(やわらか)なるを以(もち)て貴(とうと)しとし、忤(さから)ふること無(な)きを宗(むね)とせよ。』との返信を頂いた。そういった心遣いは嬉しいもの。
十七条憲法 第五条の解 安岡正篤著『人生の大則』 208頁
裁判に当たる役人は貪婪の心を捨てて、公明正大に訴訟に当たらねばならない。
人民の訴えというものは毎日たくさんあるのであるから、年月を累ねると、多くの事件が堆積することとなる。
この頃の裁判官は私利を図る事を常とし、賄賂の多少によって、裁判を手加減しておるということである。
財ある者の訴えは、石を水に投げると反響があるように、ただちに有利に解決をつけてやり、その反対に貧しい者の訴えは、水を石に投げつけても、何の反応も無いのと同じく、一向手応えが無いということである。
それでは貧乏人たちは頼るところがなくて、結局臣たる者の道も立たぬことになる。
十七条憲法 第六条の解 安岡正篤著『人生の大則』 209頁
悪を懲らし、善を励ますということは、古来の善い法則である。
役人は人の善い行いを匿すことなく、悪を見つけた場合はこれを糾明して、復び悪をさせぬように救わねばならぬ。
おべっかつかい、いつわりを言うようなことは国家を覆すに役立つもので、人民を不幸な目に遇わせる鋒(ほう)となり剣となる。
へつらい媚びる者は、上に向かっては下の者の悪口をいい、下に向かっては、上の悪口をいうものである。
こういう人間は君に忠節の心なく、人民に対し仁愛の心を持たない者で、国家大乱の本である。
十七条憲法 第七条の解 安岡正篤著『人生の大則』 210頁
官吏というものには、それぞれの任務がある。
賢明な人が官に任ずれば、人民から礼賛が起こるし、反対に、奸邪な者が役職につけば、いろいろな禍や乱を生ずる。
世に生知(自然によくできる)の人は少ないが、克く考えて、立派にならねばならぬ。
適所に適材を得たならば、必ず治まるものであり、また世の中が無事の時でも、非常のときでも、
賢人が政治の衝にあたったならば、穏やかに治まる。
これにより国家は永続し、世の中は安泰である。
それであるから古の聖王は、官のために人材を求められたし、決して人のために官を求めはしなかった。
十七条憲法 第八条の解 安岡正篤著『人生の大則』 211頁
諸臣は朝早く出勤して、日暮れて退出するよう心がけよ。
官の仕事というものは、おろそかにできないもので、一日中かかっても、なかなか尽くせるものではない。
故に朝遅く出勤したのでは、満足に事務の処理のできようはずがなく、また早く退庁するようでは、必ず仕事がし尽くせず、職務怠慢となる。
十七条憲法 第九条の解 安岡正篤著『人生の大則』 212頁
信があって義が立つのである。
何事にも、すべて信が無ければならぬ。
善悪とか成功失敗は、要するに、この信があるかないかによって決まるのである。
群臣互いに信があったならば、何事でも成就しないことはない。
群臣に信なければ、万事失敗である。
十七条憲法 第十条の解 安岡正篤著『人生の大則』 213頁
心中に怒りを含み、目に稜(かど)たてぬようにせよ。
人が自分に違うからとて怒ってはならない。
人皆心あり。それぞれ意見を持っている。
彼が正しい場合は、こちらが間違っているのである。
彼が間違っておれば、此方が正しいのである。
こちらも賢とはかぎらず、人も愚とはかぎらない。
共に凡夫にすぎない。
是非善悪は容易に定められるものではない。
互いに賢愚といっても、丸い鐶に両端のないのと同じで、要するにお互いさまである。
人が瞋った時もよく自分を反省し、自分ひとりこれでよいと思っても、異を立てずに、たいていのことは衆に従って同じようににやるが良い。
【3】シンスターOJT実施現場報告 某IT会社研修の現場からレポート その2
各社個社別カスタマイズで定評のシンスターOJTを知己の開発会社が採用され、こっそり隠れて私もオブザーバー参加してきました。研修の目的は『次世代を担う技術者リーダーの育成』です。
前回は第一回:ビジネス論理思考『自身の考えを体系的に整理する、筋道を立てて考える』でした。
今回は第二回:ライティング&プレゼンテーション 『文章や資料を用いて相手にわかりやすく伝える』にオブザーバー参加してきました。
ライティング・スキルの向上においては、
イシューを特定
↓
考える枠組みを設定
↓
ファクト(事実)整理とメッセージ(仮説含む)の引き出し So What?
↓
論理構造、メッセージのチェック Why?True?
と言った流れの過程で往々にして陥りがちな、
- 前置きが長くなり過ぎる
- 論理的に書こうという意識が強すぎるとあらゆる指摘への防御線を張りがち
- 言いたいことの羅列に終わっていて、主張がはっきりしない
- 結論に至ったポイント(要点・論点)が明確でない
- 主張に対する根拠(なぜ?)が明記されていない
- 持論に基づく主張や自身の価値観や思い込みによる主張
- 結論に直結しない自分自身の問題意識について書いてしまう
- 自分の主張に対して良いことしか書いていない(反論に備えていない)
- 抽象論が多い
これ等あるあるを敢えて体感・認識することがポイント。
”己を知る”ことがプレゼンテーション・スキル向上ワークショップにつながってゆきます。
- 声の大きさ、トーン、スピード、間の取り方を考慮
- 正しい言葉、相手の知識・理解度に合わせた言葉・用語を選ぶ
- 言葉以外の要素(立ち居振る舞い)にも留意
- 姿勢、立ち位置 席位置
- 目を見て話す(アイコンタクト)
- 沈黙も効果的に活用する
- 表情やボディランゲージなど、非言語表現も使って伝える
長年無手流で凌いできた齢65の私。
30代の始めに人生を決定づけた一言『言ってなんぼじゃなく、伝わってなんぼ』にであった。
当時の上司であり事業部長であり常務取締役から頂いた一言。その言葉、その視点を守り続けた35年。
”論理的なライティング&プレゼンテーション”を指南する今回の研修も根底にあるのは『言ってなんぼじゃなく、伝わってなんぼ』なのではと。
五十六方式、伴走方式のシンスターOJTで改めて目から鱗の8時間でした。
来月は、 第三回:納得と共感のコミュニケーション~相手の主体的な行動を引き出す~ を隠密レポートいたします。
広告:シンスター研修プログラム概要
https://www.shinstar.co.jp/teikyo/list.html
https://www.shinstar.co.jp/teikyo/kousei.html
【4】アシアル事例「ぷよぷよ」を活用したプログラミング学習を実現
『情報教育・教育DX』+『支援システム構築・アプリ開発』関連事例
ゲーム事業や「ぷよぷよ」のeスポーツ展開を通じて培ったノウハウや資産を活用し、 プログラミング教育に関する企画・運営を多数サポートされておられる株式会社セガ様の事例が公開されました。
アシアルが提供する1,000以上の教育機関で利用されているプログラミング学習環境「Monaca Education」を採用され、 「ぷよぷよプログラミング」は2020年6月の提供開始以来、全国各地の教育委員会や学校、eスポーツ団体や企業が主催するイベント等の場でたくさんの学生に利用いただき、登録者数は20万人(2023年6月時点)を突破しました。
詳細は… https://www.asial.co.jp/our-works/33/
「ぷよぷよプログラミング」公式サイト https://puyo.sega.jp/program_2020/
アシアル事例ページ https://www.asial.co.jp/our-works
【5】デザイン領域を超えるデザインチームの連携とは…アシアルの場合
エンジニア集団であるアシアルでは、大半の社員がエンジニアですが、 その中で5名の少数精鋭なデザインチームが存在します。
各メンバーがこれまでに多くの案件に携わり、経験豊富ですが、それぞれの得意範囲が異なります。
各デザインメンバーからご自身の得意カテゴリや常に気を付けている所、アシアルにおけるチーム連携の手法方法思想などを多面的にインタビューした記事が公開されました。
是非ご一読を!
https://note.asial.co.jp/n/n5a52c6c79b50
彼らデザイナー面々が顧客ニーズ具現化した(センス良い)実績も合わせて御確認下さい。
『腸の音から腸活を提案するヘルスケアアプリ』
サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社 様
https://www.asial.co.jp/our-works/32/
『UX/UIデザイン』+『システム構築アプリ開発』+『AI開発・R&D』関連事例
上記デザイナーメンバーのインタビュー記事を見るに、 感覚やセンスが求められるデザインエリアはだからこそより一層のヒアリング能力、つまり『聞く力』が求められるものだと再認識しました。
お客様はデザイン部分、ロジック部分どころか、その遥か々手前のAs is、To be、Can beも解ってないのが当たり前ですから。
さて『聞く力』…今の総理は本当にその力が有るんかいな、余計なことが頭に浮かびました。
【6】特別セミナー「投資家と起業家を結び日本のスタートアップを成功に導く」
SEVEN代表の山本敏行氏をお招きし「投資家と起業家を結び、日本のスタートアップ を成功に導く取り組み」(仮)についてご講演頂きます。
コミュニケーションツール・ChatWork創業者の山本氏は、米シリコンバレーに現地法人の設立、東証マザーズの上場などを経験。
それらを活かし、成功しそうなポテンシャルのあるスタートアップを発掘し、ベテラン経営者らによるチームを組んで育成からEXITまでを支援する。
具体的には、全国各地のシェアオフィスにSEVENアカデミーを開設し、地元の起業家を育てたり、1万人の高校生起業家の誕生を支援したりする。
スタートアップ支援の内容やどんなスタートアップに注目しているかなどをお話し頂きます。
以下はSEVENの取り組みを紹介した記事です。
「1万人の高校生社長を育てる」--SEVEN山本代表の意気込み
日時
2023年9月20日(水)15:30~17:00
場所
リアル会場(TKP銀座ビジネスセンター)30名
オンライン会場30名
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/5976
以上
┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、参考情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。
岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計29社
株式会社シンスター ブログに紹介記事掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』