【 祈!厄病退散 2021辛丑 新年のごあいさつ 】 DeleteOK! Okada private information 2021年1月


都内ではとうとう1300人越えの報道。

いつもと違う年始ゆえ、襟を正し、厄病退散の願いを込め、改めまして新年明けましておめでとうございます。

私事ではありますが、先月のメルマガ配信直後、間もなく米寿を迎える母が介護施設にて40℃近い発熱…との連絡が。

もし万一…汗。施設入所者はご高齢者ばかり…汗。善くしてくださる介護施設に多大な迷惑が…冷汗。悩みと衝撃が頭の中を駆け巡り平時血圧110/70の私ですがなんと180/100まで一気に上昇し眩暈に立ち眩み。

発熱外来を探し出し抗原検査で即日陰性判定。翌日にはPCR検査で陰性確定も出て、右下葉肺炎により緊急入院でしたが”一般病棟”でしたので少なからず不幸中の幸いでした。

一騒動の中から見えてきた発熱外来医療機関を探し出すコツや、”プレハブ”診察室で目にした医療崩壊の一要因ともいえる医療関係の方々のご苦労の現実等々、目に留まったことを下記【4】にメモしました。参考になれば幸いです。

辛丑(かのとうし)の「丑」には始める・結ぶ・掴むといった希望の意も。厄病終息の兆しを切に願う年頭。本年も改めまして宜しくお願い申し上げます。

━━━━ ヘッドライン ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【1】安岡正篤先生の『干支の活学』から辛丑(かのとうし)2021年を読み解く
【2】出版効果大!「ProActiveコラム」監修記事/日刊工業新聞インタビュー掲載
【3】ITビジネス研究会:日鉄ソリューションズ「Xインテグレータへの変身理由」
【4】発熱外来留意点忘備録…プレハブでの抗原/PCR検査と医療崩壊要因目撃談
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【1】安岡正篤先生の『干支の活学』から辛丑(かのとうし)2021年を読み解く

『2021年辛丑 迎春 厄病退散』PC壁紙&カバーページ用紅富士写真を4種ご用意しました。適宜ダウンロード頂きご利用ください。

https://drive.google.com/drive/folders/1wUcdgm2YBFmwckExpzs_XcRnFxzj_0tW?usp=sharing

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昨年、庚子(かのえね)の「庚」は『継承継続・償い・更新』と記しました。

2021年辛丑(かのとうし)の「辛」には今迄伏在していた活動エネルギーが色々な矛盾、抑圧を排除して発現してくる意を含んでおり、前年の「庚」を受け心改め善き更新を続けなくば矛盾、闘争、犠牲といった辛苦・辛酸(つらい・からい)につながる…と安岡先生は『干支の活学』に記されてます。

一方「丑」は始める・結ぶ・掴むと共に、今まで曲がっていたものを(正しく)伸ばすという意と記されてます。

東日本大震災から10年の節目。
振り返れば”絆”という言葉に多くの国民が学び、支えられた事を改めて思い出します。

「丑」が始める・結ぶ・掴むを意するのであるなら”結ぶ=絆”としてこの艱難辛苦の中、今改めて私たちはどうあるべきなのでしょう。

人間学講話『運命を創る』180頁の『(艱難辛苦などで)窮すればその”なさざるところ”を観る』といった教えが目に留まりました。

今まさに”何をしないか”の視点が”絆”につながるのではないかと感じるところ。
各々が行動に慎みを持ち”なさざる”ことがひいては逼迫する医療現場で戦われている方々の一助たらんとするおもいやり、”絆”につながりはしまいかと。

ステーキ会食や会食ハシゴの姿はどう見ても”絆”の真心とはほど遠く、支持率低下だけに留まらず短命任期とかポスト候補の話題を招く呼び水となってしまった事はまさに皮肉。

昨年『子曰 民可使由之 不可使知之』について記したが、官房長官だった頃のご発言『周知の必要なかった』が今更ながら思い返される。

国の舵取りなどは民などは解りもしないのだから知らせなくて良し…といった考え方のまま総理の席に着いたのであらば、この災厄の中、矛盾、闘争、犠牲は避けられないのかもしれない。

「とにかく訳は分からぬが、あの人のすることだから俺は付いてゆくのだ」と言う風に民衆が尊敬し、信頼するような人柄とリーダーシップを今ような時だからこそ国民は求めているのではないだろうか。

既に蝋梅の便りも。梅がほころべばメジロがさえずり桜の時期を心待ち。一般人としては”いつもと変わらぬ春”を願うばかりのこの初春。




【2】出版効果大!「ProActiveコラム」監修記事/日刊工業新聞インタビュー掲載

創業25周年の青山システムコンサルティングのコンサルタントが執筆した「DXの教科書」の出版効果がすごいです。講演や執筆監修、インタビューなどが続々と続いてます。


SCSK株式会社の超寿命ERP「ProActive」のコラムページに
ASCコンサルタントが監修した記事が公開されました。

基幹システムを再構築(リプレイス)するメリットhttps://proactive.jp/resources/columns/from-core-system-replace-erp/

基幹システムをERPに刷新するメリット
https://proactive.jp/resources/columns/from-core-system-to-erp/



日刊工業新聞(読書面)に
ASCコンサルタントのインタビュー記事が掲載されました。

2020年12月28日(月)
著者登場/長谷川智紀氏『勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書』
https://www.nikkan.co.jp/spaces/view/0056838


まだ『DXの教科書』をお読みでない方は是非お手に!



【3】ITビジネス研究会:日鉄ソリューションズ「Xインテグレータへの変身理由」

日鉄ソリューションズの齋藤聡執行役様(DX推進&ソリューション企画・コンサルティングセンター所長兼システム研究開発センター所長)に「システムインテグレータからXインテグレータに変身する理由」(仮)についてご講演頂きます。

ユーザー企業のDX(デジタル変革)実現にはITシステムに加えて、業務プロセスや組織の変革が必要になる。これらを合わせて提供するのが”Xインテグレータ”ということだそうです。

開発の組織や環境などもアジャイル型に刷新する。その目的や今後の展開をお話して頂きます。

参加申し込み締め切りは1月22日(金)まで。

日時
2021年1月27日(水曜日)
16:00~17:30 特別Webセミナー

講師
日鉄ソリューションズ株式会社
執行役
DX推進&ソリューション企画・コンサルティングセンター所長兼システム研究開発センター所長 齋藤 聡 氏

テーマ
システムインテグレータからXインテグレータに変身する理由

会場
Webセミナー 申込を頂いた方に、参加用URLをお送りいたします。

定員
50名

お申込み、詳細は… https://it-biz.jp/event/2842


2月4日(木)第3回インタビューIT人
松田孝裕ティ・エムコンサルティング社長兼サイバージム代表×田中克己ITビジネス研究会代表理事

お申込み、詳細は… https://it-biz.jp/event/2904


2月24日(水)2月例会
コムチュア向浩一会長CEOによる「5年で売り上げを倍増させたビジネス戦略」(仮)

お申込み、詳細は… https://it-biz.jp/event/2893




【4】発熱外来留意点忘備録…プレハブでの抗原/PCR検査と医療崩壊要因目撃談

実は前号メルマガ配信直後、母が厄介になってる介護施設から『40℃近い発熱で食欲がない』との第一報。時期が時期ゆえに正直動揺しました。


まずはかかりつけ医に相談するのが通常のルールですが、此処で一つ注意点として記しておきたいことが有ります。

かかりつけ医がネット診察を始めてから気軽に相談が出来なくなる、対応が遅くなる…といったケースにはご注意ください。

実は母のかかりつけ医がそうでした。

ほんの些細な報告事でさえも先生は電話に出てこず(出られず?)、ネットで申し込んでの順番待ち、もしくは伝言といったオペレーション。

事務担当の方々や看護師さんたちもオペレーション、ルールに振り回されているような感も伺われ、緊急の際にはかえって時間ロスを招きかねない”UX”。


かかりつけ医を頼れない場合は自治体の「発熱センター」への連絡がルールですが、その際も織り込んでいた方が善い点が有ります。

実は母が居る介護施設の場所を正確に伝えているにもかかわらず、同じ区内とはいえ全くの見当違いな方向の病院を紹介される…といった事実。

あくまでも私の勘ぐりですが”区の”発熱センターとはいえ、コールセンター要員の方が必ずしも区内在住とは限らないわけで、町名まで把握できてないこともあり得るはず。

またエスカレーション、つまり区に電話をしてるつもりが実は”都の”発熱センターにつながってる可能性もあるのでは。

従って「発熱センター」から紹介される病院を待つだけでは緊急性を要する場合は今一つ心許ないといった現実。


今回我が家の場合は自治体に問合せしながら同時並行で家族で手分けし、母のいる介護施設に近くかつ発熱外来が有り、高齢者ゆえ入院や搬送の負担を鑑みればクリニックより病院の方がモアベターといった視点でネットで探し出し片っ端から直接交渉をかけました。

3件コンタクトし2件断られましたが結果的にはそれが一番早く正確なオペレーションでした。


発熱外来の診察をしてくださる病院は見つかったものの外来受付終了は15時。残すところあと40分。

有り難いことに介護施設責任者がその使命感(自身の感染リスクもあり得る)から母の搬送を買って出てくれ15分前に無事到着。私は自宅から車をすっ飛ばして15時丁度に病院に滑り込む。車を飛ばして病院に向かっている最中は、ず~っと観音経と般若心経を唱えっぱなしでした。汗


案内されたのが報道で目にした”プレハブ”の発熱外来診察室でした。病院の建物とは別に駐車場に4部屋用意されてました。

母だけプレハブ診察室内で私と弟は寒空の中、室外待機。

その間、母の居るプレハブ診察室に入る看護師さんは一人だけ。他に病院建物とプレハブ診察室の間を機材や書類のやり取りで何往復もされる看護師さんが一人。

診察の前段階でこのような作業負荷が現場でアドオンされている事実をシッカリ認識しなければと感じる。まさに医療切迫の一要素を垣間見た感じです。

プレハブ診察室で抗原検査、PCR検査、血液検査が実施され、抗原検査の即日判定で陰性が出て、そこで初めて医師がプレハブ診察室に入り診察が始まりました。

(この段階で使命感ある介護施設長に連絡しスマホを通して互いにほっと胸をなでおろす。涙)

抗原検査以外に血液検査で白血球数値がかなり高く、その数値からしてもコロナの可能性は低いとの”二要素”判断でようやくプレハブ診察室から病院本体の診察室へ移動し、レントゲン、CT等々の検査が実施されました。

結果的には肺炎と胸膜炎が確認され、事前の読み通りそのまま緊急入院となりました。PCR検査も翌日陰性確定が出たのでまずは不幸中の幸いでした。

丁度本記事を書いてた大晦日に以下のような報道も流れたので私の視点もまんざら見当違いではないものかと。

 NHK NEWS WEB 『区によりますと、医療機関名を公表することで、患者は、かかりつけ医や都の発熱相談センターなどを介さず、医療機関に直接、相談できる…』


都内もとうとう1300人超の状況。

こういった危機的状況下で振り返れば日頃のITビジネスで培ったUI/UXの視点やエスカレーションの仕組みや二重化に構える考え方が意外に役立ったことを念のため記しておきたいと思います。

この先お困りごとに見舞われましたらメールでご相談いただければ知りうる範囲でアドバイスさせて頂きます。

とはいえ医療現場の負荷・現実を目の当たりにしました。
『窮すればその”なさざるところ”を観る』という箴言に依り最前線で戦う方々へ感謝の念を思うのであれば、今「何をしないでおくべきか」を自問・自覚・自制することも恩返しの一つにつながるのでは…とあえて記しておきたい。

以上

┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。

岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計27社

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SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』