先月のメルマガ配信直前に桑田二郎さんの訃報が流れた。享年85との事。
エイトマン…私と同年代なら知らぬ人は居ないであろうあの少年アニメの作者。
「光る海 光る大空 光る大地 行こう無限の地平線…♪」
歌詞無しでも口ずさめるほどの遠く眩しく懐かしい響き。当時5歳だった。
再び桑田二郎さんの作品に琴線が触れたのは2010年、齢52。
47年の月日を経て手にした作品はなんと「マンガで読む般若心経」。先立つ後輩に読経の一つでも…との思いから般若心経に触れ始め目に付いた一冊。
桑田先生も厄年42に大きく路線を変えられたわけだが、かく言う私もその作品を通じ大きく物事の捉え方を変えて頂いた…まさに縁尋機妙・多逢聖因かと。
謹んで観音経・般若心経合わせて800文字を唱えさせていただくと共に厚く々感謝の念を捧げたいと思う。
改めて書庫から取り出してみた「マンガで読む般若心経」と「マンガで読む観音経」。
1989年/昭和64年/平成元年発刊ゆえ大分色が変わってます。
(「マンガで読む般若心経」は2013年に新版が発売されてるようです。)
コロナ禍故に再び物事の捉え方を変えなくてはならないとはこれまた因果なこと。不昧因果。
++++ヘッドライン+++++++++++++++++++++++++++++++++++
【1】今月の『安岡先生箴言INDEX』
【2】好評につき『勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書』増刷決定!
【3】株式会社ラックとアシアルがAndroidアプリ脆弱性検査ツールで協業
【4】技術者様向け重要!PhoneGap終了と今後のCordova及びMonacaについて
【5】ITビジネス研究会:ポストコロナの新潮流、シリコンバレーが変わる
【6】ITビジネス研究会:量子コンピュータの最新動向と中小IT企業の活用術
【7】ITビジネス研究会:10月度例会 NTTデータ前社長様ご講演
【8】今月もやりますWeb居酒屋”DeleteOK”!題目は『私のカワセミ・スポット』
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6月に『終わりの始まりの予感』と記しましたが、まさかご自身で幕引きとは…驚きました。
コロナ禍なのだからこそこれから先、”モリ・カケ・桜私物化”の傀儡だけは勘弁してほしいもの。
『人と山河は共にある 人濁れば山河濁り 人清ければ山河清し』を忘れずに舵取りをお願いしたいところ。
老計 出典:安岡正篤著『運命を創る』 引用頁98ページ
老ゆる計りごと。いかに年を取るという事は、実に味のあること。
どうしたことか年を取ることを悔しがる思想が昔から多い。
「老計」からいうと年を取ることは楽しい、意義のある事
六中観 出典:安岡正篤著『運命を創る』 引用頁75ページ
忙中閑あり
忙中に掴んだ閑こそ本当の閑。
激しい空襲の中でも十分、二十分の短い閑に悠々と一座禅、一提唱
苦中楽あり
苦中の楽こそ本当の楽。楽ばかりでは人を退廃させる。甘味も苦味の中の甘味が真の甘味
死中活あり
身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあり
壺中天あり
人間はどんな境地にありましても、自分だけの内面世界はつくり得る。
いかなる壺中の天を持つかによって人の風致が決まる。意に満たぬ俗生活を救われる。
意中人あり
心中に哲人・偉人を崇拝憧憬して、そうした人を懐いていることは尊いこと。それはわれわれに霊感を与える実に神秘なもの。何かといえば馳せ参じてくれる人々に恵まれていること。これは大変な幸福であります。
腹中書あり
頭の中の薄っぺらな大脳皮質にちょっぴりと刻み込まれたようなものでは駄目なので、我が腹中に哲学、信念がある、万巻の書があるーそうなってないといけない。
自処超然(じしょちょうぜん)
自分自身に関しては一向物にとらわれないようにする
処人藹然(しょじんあいぜん)
人に接するには人を楽しくさせ、人を心地よくさせる
有事斬然(ゆうじざんぜん)
事があるときは愚図愚図しないで活き活きと
無事澄然(ぶじちょうぜん)
事なき時は澄んだ心で
得意澹然(とくいたんぜん)
得意になりそうなときにはあっさりと
失意泰然(しついたいぜん)
失意の時は泰然自若と
文献という事はドキュメント・記録と解する人が多いのですがそれならば文だけでよいのであります。
献という文字は献上するの献、これは文字記録に対する人物の事を申します。
単なる記録だけでは価値が無いので、いかなる人物が表した記録であるかということが大切なことである。
それで文献というのであります。献は顕に通ずるのであります。
人間は小さなこと、身辺のささやかな事には非常に敏感でありますが、少し意識感覚を超えた大きな問題になると、恐ろしく鈍感になる。
大きな問題に敏感だと善いのですが、小さな問題に敏感で、大きな問題に鈍感であるというのは、人間心理の特徴
時機、時というものは、のべつ幕なしにあるわけではありません。
必ず機というものがある。だから時機と申します。
人間の生命にも必ず機というものがあります。つまり、そこを押さえたら、それが他の部に、また、全体にひびく所と、一向何もひびかぬところが有ります。
時というものは、そういうツボ、勘どころの連続であります。
【2】好評につき『勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書』増刷決定!
本年3月発売の『勝ち残る中堅・中小企業になる DXの教科書』。
売れ行き好調とのことで出版社様より増刷の連絡が入りました!
本メルマガを通じお手に取って頂いた方には厚く御礼を申し上げると共に、未だお手に取られてない方には是非ご一読をお勧めさせて頂ければ幸い。
あくまでも年寄りの個人的見解ですが、ネット上の記事を俯瞰してると、IT企業の”こじつけDX”や”物売り働き方改革”もそろそろメッキがはがれてきてるような…。
その様に感じるのも私だけではないのでは。
先月号にて『DXの教科書を読みました!』とASCホームページお問い合わせフォームからの
”生の声”をご紹介しましたが、改めて中堅中小企業層の経営者がどのような感じでコンタクトをされてこられるか肌感をお感じ頂ければ幸いです。
☞ https://deleteok.blogspot.com/2020/08/#2
ASC DX関連サービス https://www.asckk.co.jp/services/dx
【3】株式会社ラックとアシアルがAndroidアプリ脆弱性検査ツールで協業
日本スマートフォンセキュリティ協会(JSSEC)の技術部会が、安全なアプリケーションを開発させる目的で作成した「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」。
その「Androidアプリのセキュア設計・セキュアコーディングガイド」をベースとするラック様のSecure Coding Checkerは、スマートフォンアプリのセキュリティ、脆弱性などを誰でも簡単にチェックできる検査アプリケーションです。
この度の提携でアシアルの『Monaca』の画面上から1クリックでSecure Coding Checkerの利用が可能となります。
アプリのビルド完了画面からワンクリックで検査を実行できるため、Monacaの使いやすさを損なうことなく安全なアプリケーション開発が可能になります。
詳しくは以下をご参照ください。
■株式会社ラック ニュースリリース
https://www.lac.co.jp/news/2020/08/20_press_01.html
■アシアル株式会社 プレスリリース
https://www.value-press.com/pressrelease/251205
■その他メディア記事
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/1271830.html
https://japan.cnet.com/release/30469285/
https://www.excite.co.jp/news/article/Atpress_222652/?p=2
https://www.zaikei.co.jp/releases/1070733/
【4】技術者様向け重要!PhoneGap終了と今後のCordova及びMonacaについて
Mobileアプリ開発に携わる技術者の方には是非ご一読を!
先般、米Adobe社(以下、Adobe)より「PhoneGap」および「PhoneGap Build」について、2020年10月1日に開発及びサービス提供を終了するとの発表がありました。
それに呼応しApache Cordova及びアシアルが提供するMonacaの今後に関するお知らせがアシアルより発せられました。
☞ https://press.monaca.io/takuya/5562
簡単に申し上げますと、
『Cordovaプロジェクトでは、今後の開発についても活発な議論が行われており、引き続きコミュニティが支えるオープンソースプロジェクトとして発展していきます。』
『2011年よりアシアルはMonacaを通じApache Cordovaに関わってきており、Apache Cordovaプロジェクトのコミッターとして参画しており、先日の Cordova10 のリリースにおいても中心的な役割を担いました。』
『今回の発表を受けまして、現在PhoneGap Buildをご利用の方々を対象として、Monacaへのマイグレーション支援を行います。』
この3点を織り込んで頂き引き続きMonacaを有効活用いただけます様ご案内申し上げます。
聞くところによりますとAdobe社の発表以降海外からのMonacaアカウント登録が急速に増えているそうです。ある意味、PhoneGap終了特需…といったところでしょうか?
ご参考:こんな動画も公開されてて…ちょっと驚きました。
https://www.youtube.com/watch?v=9oH20h_VQ-Y
【5】ITビジネス研究会:ポストコロナの新潮流、シリコンバレーが変わる
※受付締切:9月11日(金)まで
米シリコンバレーを拠点とする米ペガサス・テック・ベンチャーズ共同代表パートナー兼CEOアニス・ウッザマン氏による「ポストコロナの新潮流、シリコンバレーが変わる」についてのご講演です。
(講演は日本語)
SpaceXやQuibi、SoFi、23andMe、Birdなど世界のスタートアップらに投資するアニスCEOは、次世代テクノロジーをどうみているでしょう。
以下は19年12月にアニスCEOが発表した2020年のトップ10テクノロジートレンドです。https://venturebeat.com/2019/12/30/10-technology-trends-that-will-impact-our-lives-in-2020/
日時
2020年9月16日(水曜日)
10:30~12:00 特別Webセミナー
講師
ペガサス・テック・ベンチャーズ
共同代表パートナー兼CEO アニス・ウッザマン 氏
テーマ
ポストコロナの新潮流、シリコンバレーが変わる
定員
50名
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/2495
【6】ITビジネス研究会:量子コンピュータの最新動向と中小IT企業の活用術
※受付締切:9月25日(金)まで
大分県に本社を置くザイナスの畔上文昭イノベーション事業部部長をお招きし「量子コンピュータの最新動向と中小IT企業の活用術」(仮)についてお話し頂きます。
労働集約から脱却する一環から、AIやIoTなどの先端技術を駆使した情報システム作りを提案する同社は、量子コンピュータを活用した受託開発に乗り出したところです。
日時
2020年9月29日(火曜日)
16:00~17:30 特別Webセミナー
講師
ザイナス
イノベーション事業部部長 畔上文昭 氏
テーマ
量子コンピュータの最新動向と中小IT企業の活用術
定員
50名
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/2496
【7】ITビジネス研究会:10月度例会 NTTデータ前社長様ご講演
NTTデータ前社長の岩本敏男氏(現相談役)をお招きし「テクノロジーがもたらす変革と新たな社会」(仮)について、技術変革がどんな社会を創り出すのか、その重要な役割を担うIT企業の進む道について語って頂きます。
日時
2020年10月28日(水曜日)
16:00~17:30 セミナー(セミナー後の懇親会はございません)
講師
NTTデータ
前社長 岩本敏男 氏(現相談役)
テーマ
テクノロジーがもたらす変革と新たな社会
会場 ※オフラインとオンラインの併用を予定。
銀座フェニックスプラザ会議室 東京都中央区銀座3-9-11 紙パルプ会館
http://www.phoenixplaza.co.jp/access.html
定員
集合セミナー 35名(セミナー後の懇親会はございません)
オンライン 50名
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/2357
【8】今月もやりますWeb居酒屋”DeleteOK”!題目は『私のカワセミ・スポット』
コロナ禍の余波で外出自粛余波で呑み会はWeb上がほとんど。六十にして六十化す…ではありませんが、流石に実店舗をオープンする勇気はありませんのでWeb居酒屋”DeleteOK”を開店させて頂きました。
日時
今夕2020年9月3日(木)18:00から1時間ほど
途中参加・途中退席自由ですのでお気軽に!
場所
https://msngr.com/_dG-Q-c_NQithBtY
Facebook Messenger Roomsに部屋を用意しました。
PC、タブレット、スマホでご利用いただけます。
Facebookアカウントをお持ちでない方もご利用いただけます。
※PCのブラウザはChrome限定のようです。
自粛期間中に近隣で見つけたカワセミ撮影ポイントについて共有したいと思います。
三鷹近隣にお住まいの方にはお勧めです。
Web居酒屋ですので当然のことながら酒肴は各自でご用意ください。笑
以上
┣ 本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々に
┣ 連絡事項、情報、近況等を縁尋機妙・多逢聖因の観点から
┣ 1999年9月より不定期に配信させて頂いております。
┣ ご不要な場合には『配信不要』の旨、遠慮なく忌憚なくお申し付け下さい。
┣ 迅速に配信停止致しましてその旨ご報告申上げます。
岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等
累計27社
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月
ITビジネス研究会 アフターコロナのIT産業『浮き彫りになった隣国との差・これから…』