年頭天候もよろしく仕事始めの神田明神参りの帰りには湯島聖堂で仮名論語という最も素読に適した一冊を手にできたり還暦本厄明けで幸先良い年始めと感じてました。
が、翌週介護制度の関係で一時退所を余儀なくされた老父が帰宅。僅か4日間ながら日頃世話になっている介護施設の方々の大変さをほとほと身にしみて感じた1月中旬でした。
当人は迷惑をかけまいと努力するも萎えた足腰ゆえトイレで動けなくなり母からの通報で早朝深夜未明に出動する事日に3回。下着の交換やら消毒やらので引き起こしたり抱え上げたり。ジムで腰回りや体幹を意識し鍛えてますがやせ細ったとはいえ50kg近いとほんの少しバランスを崩しただけで、私はぎっくり腰、父は骨折を招きかねない。
これを日々、ましては多くの入所されているご老人方々に対し”笑顔”を絶やさず応じてくれている老健施設の方々にはまさに頭の下がる思いを改めて感じた先月でした。
再入所した父も手馴れた方々の介護に戻りほっとしたようで顔色も回復し今月卒寿(昭和4年生)を迎え、5月にはいよいよ改元。
『年寄りを笑うことなかれ、いつか行く道也』 『門松は冥土の旅の一里塚』…昭和も遠くなりにけり。
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【1】二十四節気七十二候三十六景:立春初候東風解凍
【2】ITシステムデューデリジェンスがM&Aの成否と加速化を…
【3】ITビジネス研究会例会「オールドSIerからニューSIerへの転換」
【4】関与先各社採用サイトご紹介 篤い熱い思いのキーワード&キャッチフレーズ
【5】献本『役職定年:肩書が無くなる日(人生をリセット)』
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立春初候東風解凍(はるかぜこおりをとく)
『修正版 CALENDAR2019』正方形版
『修正版 CALENDAR2019』A4版
※カレンダー2種は共にゴールデンウイークは10連休表記となっております。
【2】ITシステムデューデリジェンスがM&Aの成否と加速化を…
圧倒的な技術者不足にあえぐIT業界ですが片や2020年の市場縮小についてもあちこちで耳にしますし、既に対策を講じる企業も目にします。
市況状況が芳しくなくなると、資金繰りにあえぐ企業も増え、結果M&A市場が活発になるという傾向はリーマンショックを振り合えれば当然の如く予想される動き。
ただ当時に比べ経営におけるITの位置づけが勘定系等事後処理的なポジションからビジネスや経営そのものがITといった大きな変化も事実。
経営におけるITの位置づけの大きな変化により従前のような、
- 財務
- 税務
- 法務
- ビジネス
- 不動産
といった一般的なデューデリ(投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査すること)だけでは済まなくなり”ITシステムのデューデリジェンス”がM&Aの成否を左右する時代が来ているのではないかと思うところ。
M&A 、企業買収、事統合等をご検討の様への提言です。
買収した企業のITシステムが陳腐だったり競争力が無かったり、はたまた後々想定外に運用費が掛かったり…ではM&A成功への道は遠ざかります。
特にデータベースソフトやERPの中には巨額なバージョンアップ費用が後になって発覚し経営にインパクトを与えるといったケースも怖い点です。
ここ数年IT用語大乱舞も要注意点。毎日のように目にしたIT用語が1年足らずで冬眠休眠状態に…といったケースも多々。利益を生み出せそうもないPoC案件などはどのように扱うべきなのでしょう。迷うばかり…。
故にIT専門家で更に独立中立公平な視点でシステムの資産価値を判定できるITコンサルタント、システムコンサルタントに”ITシステムのデューデリジェンス”を依頼することは賢明な経営判断と言えるのではないかと思うところです。
とはいえ従来のM&Aコンサルの方々はITの専門家ではない方も多く”ITシステムのデューデリジェンス”の経験をお持ちでない方も多い点は注意が必要です。
金融、 証券コンサル会社様等々M&A M&Aご支援に従事される企業様への提言です。
売却益が目的であるならタイムリーに買収し早期に売却し回転率を上がることは喜ばしいサイクルではないでしょうか?
ITシステムの状況次第で買収を見送ったり買収金額交渉の材料になったり、買収する側される側どちらのITシステムに統合してゆくかで費用面に大きな影響を及ぼします。
経営とITが限りなく近づいてきている時代、従前から行われている財務、税務、法務、ビジネス、不動産デューデリに加え”ITシステムのデューデリジェンス”の視点が買収に踏み切るもしくは買収を踏みとどまりリスクを回避するための重要な判断材料になると言えるのではないでしょうか?
と、私の能書きはこのくらいまでにして”ITシステムのデューデリジェンス”に関してはITコンサルティング、システムコンサルティングの青山システムコンサルティング(ASC)の以下コンテンツをご覧頂く事をお勧めします。
【業務案内】
ITシステムデューデリジェンス
https://www.asckk.co.jp/services/id24
【事例】
ITシステムデューデリジェンス 情報システムの金額評価
https://www.asckk.co.jp/archives/casestudy/id38
ソフトウェア業 ITシステムデューデリジェンス事例
https://www.asckk.co.jp/archives/casestudy/id43
事業譲受におけるITシステムデューデリジェンス
https://www.asckk.co.jp/archives/casestudy/id37
【コラム】
カテゴリー:情報戦略/業務改革 システムデューデリジェンスとは
https://www.asckk.co.jp/archives/column/id25
【3】ITビジネス研究会例会「オールドSIerからニューSIerへの転換」
下請けから脱却するためサービス商品を開発しそれを顧客に伝える仕組みを構築した株式会社スタイルズの梶原稔尚社長より「オールドSIerからニューSIerへの転換」についてご講演頂きます。
古いシステムを新しいテクノロジーに自動変換するツールなどを開発し、成功への道は社員100人超の中小SIerが専任の広報担当者を雇ったことにあるとのことです。
同社の取り組みから脱下請けの有効策が見えてきます。
日時
2019年2月27日(水曜日)
15:30~17:30 セミナー
17:30~19:00 懇親会
会場
銀座キレイが丘(本館)5F会議室(5F-B会議室)
東京都中央区銀座6-16-12 丸高ビル 5F(1Fがデニーズです)
http://www.ginza-kireigaoka.com/access/
定員
50社
以下は同社を取り上げたZDNet Japanの記事です。
従業員約110人のスタイルズが、顧客から直接、システム開発(SI)案件を受注する仕組み作りに成功した。カギは自社開発したサービス商品を積極的に広報宣伝すること。その専任の広報担当者も雇う。同社の取り組みから脱下請けの有効策が見えてくる。『競争優位性の確立と生産性の向上を図るスタイルズ』 『利益なき繁忙ビジネスに終止符を』 続きは… https://japan.zdnet.com/article/35130495/
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/838
【4】関与先各社採用サイトご紹介 篤い熱い思いのキーワード&キャッチフレーズ
顧問先:ビートテックがサイトを全面改定されたので丁度良い機会ですので関与先各社様の”採用サイト”を一挙ご紹介させて頂こうと思います。
各社各様、キーワード・メッセージに込められた篤い熱い思いが輝いてます。
青山システムコンサルティング株式会社 https://www.asckk.co.jp/recruit
【ASCは公正中立な立場でシステムコンサルティングを専門で提供できる、数少ない会社です。】
株式会社セカンドファクトリー http://www.2ndfactory.com/recruit/
【ミライを変えるチカラ、募集中】
株式会社アスネット https://www.asnet.co.jp/recruit/
【よく働き、よく遊べ 自分の成長が会社の成長に直結する。だから責任重大。だから楽しい。】
アシアル株式会社 https://www.asial.co.jp/recruit/
【小さなチーム、大きな仕事 私たちが注力するのはエンジニアリング技術で世界を変えることです。】
株式会社ジェーエムエーシステムズ https://recruit.jmas.co.jp/
【変化する自分と社会を楽しもう】
ビートテック株式会社 https://beat-tech.co.jp/recruit/
【100年後の子どもたちのために】
自社の絶対優位性をアピールしたものや、働き方視点、目指すべき姿、はたまた100年後にまで思いを馳せる篤い熱い響きにまさに縁尋機妙・多逢聖因につながってくれれば…と年寄りとしては切に願う所。
タイトルも帯書きもなかなか刺激的過ぎてページをめくるのも正直おっかなびっくり…。笑
55歳「役職定年」、60歳「(本)定年」、現在65でこれから70に向かうとみられる「雇用延長後の最終的な定年」の”三階層定年制度”というのも正確には理解しておりませんでした。
”五十而知天命”を超えられた方は覚悟を決めて(笑)早めに手に取られるべき一冊ではないでしょうか?
67頁から始まる『長期的に見れば、年収ダウンの転職の方が、役職定年よりもお得?』の章は刺激的。制度が完璧に整えられてる大企業に勤め続けたままと比べ、完備されてないような中小企業へ転職をしても生涯年収はさほど変わらない…といった試算は、現状に悶々としている大企業勤めの方には一読に値するのではないかと感じます。
いずれにしても常にモチベーションが大事…という点は”若朽”という言葉が示す教えの通りかと。
最近気になるところで大企業に勤めるFacebookの利用者が「役職定年」、「60歳定年」を迎えると途端に勤務先名を非表示にされてる姿には引っかかるものを感じます。何らかの感情やうっぷん、言葉に出さずとも忸怩たる思いが有るのでしょうね、きっと。
私も大企業勤めの経験がありますのでうっすら理解はできるのですが15周年のフリーの身として敢えて提言させて頂くとすれば《信用、品格の加齢臭》の足しにならぬのでは…といった視点も大事ではないかと。
そういった気持に居られる方は遅きに失したとは思わず手にすべき一冊ではないかと思うところ。狭い世界での呪縛から解放され自身としての働き方改革につながるかもしれません。
既に会社勤めから足を洗って早16年目のわが身。まさにSanSanのCMの如く「もっと早く言ってよ~」と感じたのがホンネ。この一冊が有ればもう少し違った形になっていたかもしれませんね~。笑
もう一冊、シャープに長くお勤めの読書家の知己から勧められた一冊。
久し振りに一気読みの一冊!夢中になって一日で読破してしまいました。
次元もレベルも桁が違いますが丁度私が氷点下10度の湖畔や熊を始めとした野生動物や大群で襲い掛かってくる蚊やブヨに恐れつも暗闇で一人富士山を狙う心もちに通じる物語に心より痺れた一冊!
以上
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OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等 累計27社
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月