自動車業界大激震報道に押しやられてしまったように見受けられますが、振り返れば今年は過酷な自然災害に多々見舞われた年でした。被災された地域の方々には改めましてお見舞い申し上げると共に早期復興を衷心より祈念するところです。
私自身も人生初とも言うべくか4月に10日間、9月2.5日間、激しい眩暈で寝込みました。
頭の悪い分、体だけは丈夫でしたが”持病”と言う言葉を初めて認識し、還暦六十最後の本厄…をひしと感じた1年でした。
平成という元号最後の年末年始を迎える訳ですが、ご家族皆様とともに善き新年、善き新元号をお迎え頂けます様衷心より篤く祈念いたしております。
カレンダー的には年内は12月28日(金)まで、新年は1月4日(金)からとなりますが我が家は家猫7匹+外猫3匹ゆえ遠方へ出かけることもままならず、何かありましたら柔軟に対応致しますのでお気軽にお声がけください。
少し早いですが本年も大変お世話になりました。
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【1】七十二候三十六景:『修正版 CALENDAR2019』 祝祭日改定版 GW10連休!?
【2】来週開催! ITビジネス研究会例会:「骨伝導ウエアラブル端末の可能性」
【3】来週開催! 「IT25・50」シンポジウム日本全国同時開催プロジェクト
【4】日本能率協会G:JMAS人作業予実管理スマホアプリ「WorkReport」提供開始!
【5】還暦雑記:品位とは品格とは…今年一番残念な話
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【1】七十二候三十六景:『修正版 CALENDAR2019』 祝祭日改定版 GW10連休!?
小雪末候橘始黄(たちばなはじめてきばむ)
去る11月13日(火)政府は皇太子さまが新天皇に即位される2019年5月1日(水)と「即位礼正殿の儀」が行われる2019年10月22日(火)をその年一回限りの祝日として扱う特別法案を閣議決定した。
今国会での成立を目指す…状況で、確定ではありませんが祝日法「前日および翌日が『国民の祝日』である日は休日とする」との規定を反映させゴールデンウイーク10連休記載の『修正版 CALENDAR2019』を用意しました。
なお、特別法案の国会決議の日程は年内…というだけではっきりしてない点は織り込んでおいてください。
ダウンロードはこちらからどうぞ。
『修正版 CALENDAR2019』正方形版
※特別法案の祝日に反映させゴールデンウイークは10連休で表記
『修正版 CALENDAR2019』A4版
※特別法案の祝日に反映させゴールデンウイークは10連休で表記
『CALENDAR2019』A4版
『CALENDAR2019』正方形版
※8月に発表された全国カレンダー出版協同組合連合会から発表された記載方針に準拠
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※来年はもう少し写真を撮りに行ける時間が増えると良いのですが…汗
【2】ITビジネス研究会例会「骨伝導ウエアラブル端末の可能性」
来週開催!
ITビジネス研究会例会2018年12月例会は、青森市に本社を構える株式会社フォルテの葛西純社長様に「骨伝導ウエアラブル端末の可能性」についてお話しいただきます。
声帯の振動を頭蓋骨に伝える骨伝導を活用したウエアラブル端末は観光案内からヘルスケア、騒音環境、多言語翻訳などと応用範囲を広げています。
新しいユーザーインターフェイスとして、どんな市場を開拓できるのか。同社の取り組みを伺います。
以下はITビジネス研究会:田中代表理事が株式会社フォルテ様について執筆されたZDNETの記事です。https://japan.zdnet.com/article/35127346/
日時 2018年12月12日(水) 15:30~19:00
15:30~ 株式会社フォルテ
代表取締役 葛西 純 氏
テーマ【骨伝導ウエアラブル端末の可能性】
17:30~ 懇親会
会場 銀座キレイが丘(本館) 5F会議室 (5F-C会議室)
東京都中央区銀座6-16-12 丸高ビル 5F (1Fがデニーズのビルです)
詳細、お申し込みは… https://it-biz.jp/event/700
※来週開催ですのでお申し込みはお早めに!
【3】「IT25・50」シンポジウム日本全国同時開催プロジェクト
来週開催!
長年、本当に長年お世話になっている元MACLIFE編集長、『ジョブズ伝説』執筆者の高木利弘先生がプロデュースされている『IT25・50 シンポジウム』が来る12月10日(月)ロンドンからの遠隔基調講演と共に全国各地域で開催されます。
東京においては慶應義塾大学三田キャンパス東館6階G-Labにおいて”パーソナルコンピュータの父”とも評される英国在住のアラン・ケイ氏とSkype接続し直接基調講演を拝聴できるそうです。
そもそも「IT25・50」とは何を意味するか…?
今年は1993年にブラウザNCSA Mosaicが発明されインターネット商用化が本格的にスタートしてから25周年。そして1968年12月9日(米国時間)、マウスを発明したダグラス・エンゲルバートが「The Mother of All Demos(すべてのデモの母)/The DEMO」を行ってから50周年というコンピュータ社会にとっての大きな節目の年とのことです。
とは言え、話題先行泡沫慌ただしいばかりで手前勝手なIT業界の現状。
そのような中で高木先生は人々が知恵と力を合わせ自ら理想的な未来社会を創造するというものではなかったのか?という原点回帰のメッセージを伝えるべく本プロジェクトを立ち上げ「パーソナルコンピュータの父」アラン・ケイが趣旨に賛同し基調講演を引き受け、ダグラス・エンゲルバートの遺志を継承する協会が主催する「TheDemo@50」との協力関係をも築かれたそうです。
高木先生の崇高な知見と情熱的行動に敬意を表しここに改めてお知らせさせて頂きます。
■IT25・50シンポジウム主会場への参加申込み
■IT25・50シンポジウムの共催・研修視聴(無料)の概要、お申込み・お問合せ
http://it2550.net/whats_it2550/
※来週開催ですのでお申し込みはお早めに!
【4】日本能率協会G:JMAS人作業予実管理スマホアプリ「WorkReport」提供開始!
日本能率協会グループ:ジェーエムエーシステムズ(以下JMAS)より把握しずらい人作業の実態「いつ・どこで・だれが・なにを」を簡単に可視化するスマートフォンアプリ「WorkReport」が先月11月2日より提供開始されました。
生産現場、物流現場、建築現場、工事現場、検査現場、メンテナンス現場等々特殊な機器や敷設工事不要!インターネットが使えない環境でも活躍します!
詳細はこちらをご参照ください。
https://www.jmas.co.jp/news/detail.php?id=20181102001
無料トライアルも実施中です!
先日、長く親しくする秀逸な還暦経営者達と一献を交わした席で『品位とは、品格とは…』といった話題が。
名だたる企業の改竄不祥事続きや政治指導者、行政官の厚顔無恥な立ち居振る舞い等々、恥を知るといった文化が薄れゆく日本の姿に心痛め、オヤジ三匹そんな話に。話題先行泡沫慌ただしいIT業界故に経営姿勢にも経営方針にも『品位、品格』を織り込むべし!と酔いに任せ怪気炎を吐いたようだが果たして周りの客に迷惑をかけて無ければよいのだが。。。汗恥
そんなことが有った同じ月に実は今年一番の残念な思い、残念な経営者にお目にかかった。
私の出身校よりはるかに優秀で著名な大学を卒業されている中国人社長の悩みを日頃から世話になっている大先輩から相談された。
合併を予定されていてご自身が新社長に就任予定とのことで、扱い製品も異なり評価尺度も異なる営業部隊をスムーズにマージさせ、シナジーを発揮できる組織作りを担ってくれる営業統括役を探されているとの事。
長年上場企業にてM&Aした会社の企業文化統合で腕を振るわれてこられた知己の顔が浮かび、軽く打診したところ好感触だったので先ずは私が大先輩と共に当該中国人社長と面会。
年のころは40を少し超えたくらいか。”やはり”立て板に水の如く機関銃連射トークが始まった。中国の方との初対面の際、一方的にまくしたてられたことは何度も経験してる。少ししゃべり疲れたようなタイミングを見計らい、まずは緊張せず冷静になって頂く様促すところが一つのコツ。
大先輩よりお聞きし、候補者の方にも事前にお伝えした”期待されている職務内容”に大きなズレは無いことが確認できたので、早々にその職務内容を箇条書で私にメールにてお送りいただき、そのメールを転送する形で当該候補の方とのご縁を取り持つことを約束。
中国人社長は感謝の宴席で『来週の月曜までには職務内容の箇条書き』を送る…と明言。
私も大切な知己を紹介するのでミスオペは避けたく、念押しを兼ね『来週月曜までに職務内容箇条書きを送るように』と、あえて宴席御礼兼議事録メールを送り、先方からの了の返信も確認。
その間、紹介元の大先輩も同席及びccされている。
で、結果は…木曜にお目に掛かり翌月曜になっても火曜になっても返事来ず。紹介元の大先輩にもそれきり連絡が来なくなった…との事。
やれやれ。。。
さて『品位、品格』に話を戻しましょう。
ビジネスに変化はつきもの。察するに合併後の新社長は自分だと言ってましたがその話が反故ないし事情により何らかの変化が起こったのでしょう。必然的に営業統括役の話も不要になったので連絡しなかった…といったところが実態なのでしょう。大見栄を切った手前連絡しにくい気持ちもあるでしょうし、一杯飲ませたのだからいいじゃないか…とお考えなのでしょうか。
ただ一歩踏み込んで状況説明なり事情説明なりの真摯な姿勢、礼儀作法をお持ちであられた方がやはりベターなのではないかと年寄りとしては感じざるを得ない。
仮の話、いずこかでその会社と私の顧問先がお付き合い…といった話が出れば年寄り顧問としては取引に対しやはりアラートを鳴らすことは避けられない。経営者であるからこそ社の為、社員の為に気づいて欲しいと願う所。その肌感覚そのものがまさに『品位とは、品格とは…』の答えではないかと思うところ。
実は私が長きに渡り真に親しくさせている中国ご出身の経営者が日本人より更に一歩踏み込んだ細やかな気配りをなされる姿を幾度となく目にしてきました。国柄の違いから不器用さをかばうがため一生懸命心配りする姿にはより一層の尊敬の念が増し、より一層親しく付き合わせて頂きたいという気持ちにつながり20年近い親しくさせて頂いてる経営者が何名もいる。
悪い印象を持ってしまうと否が応でも穿った見方をしてしまうが、初対面時の機関銃トークを今一度振り返れば、合併→規模拡大→受注が取り易くなる、といった短絡的近視眼的意図しか聞こえてこなかった。
彼らの出身国では日本より急速に激烈にAIや大規模ビッグデータ活用の技術とビジネスモデル(独身の日たった一日で2.5兆等々)が進んでいると聞こえてくるがゆえ、単に規模拡大売上拡大視点だけでなく多岐にイノベーティブなビジネスの可能性が有ろうはず。合併戦略を冷静に振り返れば大切な知己を巻き込まずに済んだはかえって不幸中の幸いだったのかもしれない。
年寄りゆえの意地の悪い視点かもしれないが、実は『候補者の方は、ご年齢もあなたより上の方ですし、ご経験も豊富な方ゆえ”三顧の礼”をもってご縁を紡いでください。』と当然阿吽でご理解いただけると思いアドバイスしたところ”三顧の礼”を知らない…との事。”三顧の礼”は日本だけで使われている例えなのか…?
いやはや。。。残念ながら名刺は頂きましたがその方にはメルマガは配信せず。
『品位とは、品格とは…』
政治の世界や大企業での事件といった大きな舞台での話、わたくしの身の回りでの些末な話共々、特にその一言を意識して締めくくるべき一年なのかもしれないですね。世はまさに縁尋機妙・多逢聖因という箴言が示す通りかと。
以上還暦雑記まで。
今月は以上
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岡田圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等 累計27社
マイナビニュース[携帯編]にインタビュー掲載
ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載
SHINKAWA Timesに写真コラム掲載
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2016年9月
東洋経済ONLINE インタビュー掲載 2018年6月