先月愛猫が18歳10ヶ月、人間でいえばまさに100歳に手が届く大往生を静かに迎えた日、お別れの写真を撮ろうとカメラの電源を入れたところ、なんと愛用のD7000も一緒に逝ってしまい…。
忙しい中慌ててニコンサービスセンターに駆け込んだ所、原因不明で基盤交換修理3万円也との事。
D7000修理 3万
D7000新品 5万
D7100新品 7万
D7200新品 9万 ※現行最新機種で価格が下がり始めてる!
更に次期フラグシップ機D500が23万 ※2016年4月発売予定だが既に注残がすごいらしい。
いやはや花粉症の症状と共に悩んでる真っ最中です。笑汗
従いまして毎月恒例『二十四節気七十二候と共に季節の彩を…』は今月はお休みです。
年度末商戦の真っ只中、ご多忙のこととお察し申し上げます。
恙なく善き日々をお過ごし下さいますよう衷心より祈念致しております。
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【1】為念共有:マイナンバー『交付通知書』はこんな感じで…
【2】基幹系コンサルASCとスマートデバイスコンサルのジェナさんがペッパー&ワトソン情報共有会!?
【3】ASC書籍「経営者新書フェア」にて書店平積み…是非この機会に!
【4】「トレタPOSコネクト」とセカンドファクトリー「QOOpa」データ連携!
【5】最終回 私家的『観音経』に勤しむ 第二十七節
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先月のメルマガにて『確定申告時の際、e-Taxを利用される場合には、「個人番号カード」(電子証明書は標準搭載されます。)が必要』といった国税メールに少々振り回されたことをご紹介したところ、実に反響が宜しく数多くの返信を頂きました。
自治体によっては3月だ、4月だ…と言っているとの返信もありましたし、意外に交付申請せず…といった方が多いことにも驚かされました。
私は確定申告については長年面倒を見ていただいている公認会計士の先生が適切に処理下さり、2月18日には無事に申請も終り、既に先週中に還付も振り込まれました。
在住の三鷹市では電話問い合わせした際の回答通り2月最終週に『交付通知書』が届きました。
急ぐことはなかったのですがネットから受取予約手続きを行い3月4日に無事交付、受取が完了しました。
実は『交付通知書』関連も少々解り難く、これから手続きされる方の足しになればと目に留まった所を情報共有させて頂こうと思います。
まずこちらが『個人番号カード交付・電子証明書発行通知書 兼 照会書』、通称:『交付通知書』の”表面”です。
右上の赤く塗りつぶしてる部分に【3ケタ-6ケタ】の数字が並んでいます。 この数字は交付予約をする際に必要になります。
葉書の記載は【3ケタ-6ケタ】ですが、実際にネットで予約申し込みをする際には 間のハイフン【-】を入力するとエラーになります。笑
こちらは『個人番号カード甲府・電子証明書発行通知書 兼 照会書』の”裏面です。
かなり文字が沢山書かれており、お年寄りには読むのが辛いのでは…と正直感じます。
発行期限が設けられてますから確認・ご留意されてください。私の場合は2月最終週に受け取って、5月中旬が期限となってました。約2ヶ月ですね。
日付と住所、氏名を記載し捺印し交付所に持参することとなります。
ここで注意点が有ります。
①署名用電子証明書暗証番号
②利用社照明用電子証明書暗証番号
③住民基本台帳用暗証番号
④券面事項入力補助用暗証番号
以上の欄は”自分で受け取りに行く”際には記入は不要です。
どなたかに委託する際にのみ記入し”目隠しシール”を張るようになってます。
『交付通知書』ともに以下の書類も添付されていたので御参考まで。
『交付通知書』には①署名用電子証明書暗証番号は『英数文字6文字以上16文字以下』と記載されていますが、英文字・数字の”併用”とのことでした。(英文字だけで用意して行きましたら不可と言われました。)
交付窓口で画面タッチ式PCにて①署名用電子証明書暗証番号を入力することになりますが、画面上の表示が英大文字で左からのABC順配列でキーボード配列でないので結構まごつきます。
英文字”大”文字を続けて入力すると言う事もあまりありませんから普段見慣れないのでやはりまごつきます。そその点踏まえ①署名用電子証明書暗証番号は事前に用意されてから交付所に行かれた方が宜しいかと。
意外と入力端末の反応が遅くカード発行までには15分くらいはかかる事も織り込んでおかれると宜しいかと。
で、交付された実際のカードですが…全体的にボワ~とした感じでマスクがかけられたような仕上がりで、文字も見難い感じで…正直あまり良い印象には感じませんでした。かえって見慣れている自動車免許の方がすっきりしていていい感じかな。
いやはやとりあえず手続き・交付は無事終了いたしました。笑汗
【2】基幹系コンサルASCとスマートデバイスコンサルのジェナさんがペッパー&ワトソン情報共有会!?
去る3月12日(土)、20年300案件を誇る基幹系業務系システムコンサルの青山システムコンサルティング(以下ASC)とビジネス市場におけるスマートデバイスコンサルのジェナさんがスマタブ、クラウド、ペッパー&ワトソンで見えてくるビジネス市場の近未来に関し情報共有会を行いました。
ASCとジェナさん…妙な組み合わせのようにお感じになるやもしれませんが、抑々の発端は年頭のASC全体会議にて基幹系・業務系システムコンサルから『かの(巨象も踊る)IBMもビジネス市場においてコグニティブコンピューティングとか、ビジネス市場におけるペッパー&ワトソンと言った事を標榜し始めたからには、基幹系・業務系システムコンサルの際にもそのような視点を持ち合わせてないとクライアントから勉強不足と言われかねまいか?』といったストイックな声が聞かれ、ではまずはその方面で国内随一の識者であるジェナ手塚社長に一度レクチャーをお願い出来まいか…と御願いしたのが始まりでした。
たまたま運よく手塚社長が2月に米国IBMへの出張・講演があると言う事でしたので、ご帰国次第、仕入されたばかりの湯気の立つホットな”ペッパー、ワトソン、コグニティブ”情報を共有頂く旨でスケジュールをお願いしました。しかも土曜日に…。
両社とも知識習得にストイックでアグレッシブなメンバーばかりの情報共有会でしたので年寄の私としては途中で知恵熱が出てしまいそうな白熱塾でした。
ほ~っと感じたマーケットトレンド1
最近のスマタブ案件は例えば50人月規模…といったような大型化の傾向
プレーヤーもベンチャー中心から大手SIベンダーへと遷移している傾向
ほ~っと感じたマーケットトレンド2
先走り過ぎかもしれないがモバイルビジネス市場は既に飽和…と言えるステージに入っているかも
ほ~っと感じたマーケットトレンド3
3年後くらいにはiPad/Winタブレットの市場が半々の可能性を秘めている。またノートPCとタブレットの市場占有比率も注目すべきポイントか。
ほ~っと感じたマーケットトレンド4
ウエアラブルは”通知とセンサーデバイス”として割り切り、例えば”モバイルとウエアラブル”、”基幹とモバイルとウエアラブル”と言ったような組合せ視点が現実的
ほ~っと感じたマーケットトレンド5
Beaconがおもしろくなってきてる!
肝は”データ集積利用に絞り込む”ことと”アプリ配布かビーコン配布か”を見極める目線。
2015年東京モーターショーでの600個のビーコン端末設置利用事例:混雑状況ヒートマップ、会場順路提案等事例紹介
温度センサーを利活用したIoT事例として倉庫業におけるコンテナごとの温湿度品質管理2業務アプリケーション”をIBM Bluemix Node-Redを利用し僅か一日で開発できてしまう事例の紹介でASCの基幹系、業務系コンサル全員が『エッ~!?』と息をのむ!
POC(プルーフ・オブ・コンセプト概念実証)を早く終わらせ、いかに早くフィールドに出て更なる必要要素の見いだせるかをBluemixが支えてゆくそんなイメージか…
ほ~っと感じたマーケットトレンド7
”ワトソンIoT”がまた新たなキーワードか…
現状日本語環境では日本語認識、文脈理解、分類、推論が出来、マシンラーニングで更に磨きあげられてゆくのだろう
ほ~っと感じたマーケットトレンド8
ペッパーもワトソンと連携できることで自然言語会話の可能性が広がる
肝は他の外部デバイスとの連携で更に新たな境地の広がりが期待される
ほ~っと感じたマーケットトレンド9
まとめとして大きく3つが今後のポイント
①デバイス、テクノロジー単体では価値提供は難しい→組み合わせる視点がキー
②モバイルとクラウドの成熟したプロダクト、サービスを組み合せ、高速に安価に開発する機運
③UI/UXが従来の二次元視点から三次元以上の視点へ…例えば”時間軸”を意識すればあまりに早くペッパーが即答すると不安を感じる事に留意が働くか。また余りに近くにペッパーが有ったら怖さを感じまいかといった”空間軸”の意識が働くか。ユーザーとコミュニケーションするUI=UCの視点
いやはや実はここまで追いついてゆくのがやっとでした。年寄ゆえに聞き漏らしや勘違いも有ろうかと思いますがその点はご勘弁を。あくまでも私自身の忘備録ですのでご参考程度に。
やはり出来る若い方々は緻密かつ柔軟でダイナミックですね。基幹系・業務系システムコンサルASCとスマートデバイスコンサルのジェナさんがビジネス市場に貢献すべく新たなシナジーに期待を寄せる私でした。
今後ますます活躍が期待されるジェナさんですが、
2016年3月9日にIBM Watson IoTのグローバルパートナーになられたそうです。
また2016年2月22日にはソフトバンクと日本IBMが2月18日に提供開始した『日本語版 IBM Watson』エコシステムパートナーとしてWatson向けアプリ開発の支援を開始を発表されてます。
これら注目ニュースの詳細につきましてはジェナさんのニュースページをご参照下さい。http://www.jena.ne.jp/news/
また、3月8日に「IBM クラウド・ビジネス フォーラム 2015 Autumn」イベント・レポート 1 モバイルとクラウドがもたらすIoT時代のイノベーションの記事も公開されましたので合わせてご覧頂けましたら幸いです。https://www.change-makers.jp/post/10893
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ふと思い立ち書棚にしまってあった古い一冊を十数年ぶりにひっぱり出してきてパラパラとめくってみました。
当時はビジネスマンのバイブル的に評された一冊です。
歴史は繰り返されると良く言われますが、IBMには追い込まれるとドラスティックに変化する遺伝子があるはずですから、中途半端な所がロボットだとか、AIだと騒ぐより、はるかに化ける率は高いのでは…と個人的に感じてます。何と言ってもThinkPadで国産メーカー中心の市場を一気にひっくり返し、デスクトップ主流からノートPC主流の流れを法人市場において定着させた歴史を私自身その渦中で観てきたことを今回の”ペッパー、ワトソン、Bluemix”の情報に触れ久し振りに思い興しました。
【3】ASC書籍「経営者新書フェア」にて書店平積み…是非この機会に!
2015年9月に発刊した『業務効率UP+収益力UP 中小企業のシステム改革』が3月12日より4月中旬まで以下の著名書店にて平積みされます。
港区
文教堂書店 浜松町店 港区浜松町2-4-1 世界貿易センタービル別館2F
新宿区
紀伊國屋書店 新宿南店 渋谷区千駄ヶ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア
紀伊國屋書店 新宿本店 新宿区新宿3-17-7
ブックファースト 新宿店 新宿区西新宿1-7-3 モード学園コクーンタワーB1F
世田谷区
紀伊國屋書店 玉川高島屋店 世田谷区玉川3-17-1 玉川高島屋ショッピングセンター南館5F
千代田区
三省堂書店 東京駅一番街店 千代田区丸の内1-9-1 東京駅一番街1F
三省堂書店 神保町本店 千代田区神田神保町1-1
三省堂書店 有楽町店 千代田区有楽町2-10-1 東京交通会館1F・2F
紀伊國屋書店 大手町ビル店 千代田区大手町1-6-1大手町ビル1F
中央区
八重洲ブックセンター 本店 中央区八重洲2-5-1
豊島区
東京旭屋書店 池袋店 豊島区西池袋1-1-25 東武百貨店池袋店プラザ館7F
三省堂書店 池袋店 豊島区南池袋1-28-1 西武池袋本店本館南ゾーン9F
さいたま市
紀伊國屋書店 さいたま新都心店 さいたま市大宮区吉敷町4-267-2 コクーン新都心1F
三省堂書店 大宮店 さいたま市大宮区桜木町1-6-2 そごう大宮店8F
横浜市
三省堂書店 新横浜店 横浜市港北区新横浜2-100-45 キュービックプラザ新横浜8F
千葉市
三省堂書店 そごう千葉店 千葉県千葉市中央区新町1000 そごう千葉店9F
名古屋市
未来屋書店 名古屋茶屋店 名古屋市港区西茶屋2-11 イオンモール名古屋茶屋3F
らくだ書店 本店 名古屋市千種区青柳町5-18
岐阜市
丸善 岐阜店 岐阜市正木中1-2-1 マーサ21 3F
大阪市
紀伊國屋書店 グランフロント大阪店 大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪南館6F
20年300案件を超えるシステム診断、システム化計画の実績とノウハウを網羅した中堅中小企業層経営者向けの経営目線でのIT活用指南書です。 2016年の基幹系、業務系ITシステム投資の際の重要なキーアクションが随所に纏められています。
第1章 ソフト更新、業務フロー変更…絶え間なく見直しを迫られる社内システム
第2章 場当たり的なシステム改修は、お金と業務の「ムダ」しか生み出さない
第3章 ベンダー任せにするな。改修の成否は「業務プロセス」の徹底的な洗い出しで9割決まる
第4章 「To Beモデル」のシステム構築&改修で、業務効率・収益力を向上させる
第5章 業務の実態に合わせたシステム運用が、企業成長の絶対条件
【4】「トレタPOSコネクト」とセカンドファクトリー「QOOpa」データ連携!
飲食店向け予約/顧客台帳サービスを提供する株式会社トレタと飲食店向けクラウド型オーダーリングシステムを提供する株式会社セカンドファクトリーは、2016年3月1日、「トレタPOSコネクト」と「QOOpa」をデータ連携することを発表!
株式会社セカンドファクトリー ニュースリリース
http://www.2ndfactory.com/news/detail/#!20160301_toreta_posconnect
株式会社トレタ ニュースリリース
https://toreta.in/news/3765
『これにより、これまでのバックオフィスのサービスのみならず予約時にプリオーダーが可能になる等、顧客動線とも密に連携して参ります。レジやPOSとは一線を画したクラウドオーダリングサービスとしてさらなる成長をさせて参りますので引き続き応援宜しくお願い致します!QOOpa事業、提携企業のみなさんとともに益々のダイニングエクスペリエンス提供に精進して参ります!』 大関社長:FB談
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余談
私の長年の知己にPOS市場におけるトップ企業で事業部長をされている方が居られます。ウン十年ぶりに酒を交わしながらセカンドファクトリーの飲食POS戦略の話をして絶句してました。
『セカンドファクトリーの戦略は肥大化した大企業では絶対に真似できない…。』
当たり前のように機能競争と価格競争に走れば資本力・規模の差による体力戦で負け戦に追い込まれることは明白。
機能も価格も当然最大限の努力図ったうえで、土俵替え的視点から「QOOpa Premium Market」というマーケットプレースをもって『そこにしかないUX』を『選ばれるための理由・Value』として戦略に組み込みこんだのがセカンドファクトリーの飲食POS戦略です。
まさにUI/UX18年の知見が飲食POSの世界に、機能だけでない・価格だけでない新たな”Value”を見つけ出したわけで、資本力が有ろうとも縦割り企業風土で大企業化されたPOSベンダーでは組織の壁、文化伝統の壁が有るからこそ前述の『絶対に真似できない…。』といった忸怩たる一言につながるのではないか感じました。
『だったら互いに強みを持ち寄って仲良く連携しようぜ!』と。これまさに縁尋機妙・多逢聖因かな。笑
「QOOpa Premium Market」のVision、Valueの詳細はホームページを是非御参照下さい。
http://www.2ndfactory.com/news/detail/#!20151216_qpm_pressrelease
【5】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第二十七節
ふと思い立ち二年超で諳んじられるようになり、メルマガ15周年を期に2014年1月より大乗経観世音菩薩普門品第二十五偈約600文字の古教照心をお伝えできればと二十七節に分け季節の写真と共に逍遥し早2年。
いよいよ今回が最終節となります。
意外や意外、外資系企業にお勤めの方々より日頃の激務の中で一服の清涼剤になった、と言うご評価を賜ったり。日常のビジネス直結と言ったリズムとはちょいと異なる善きご縁にも繋がったこの二年。
54から観音経に勤しみ始め当年とって58。次の目標は観音経100巻写経。折り返し地点まであと4巻。
丁度還暦の年に満願成就の見通しとなりましょうか。
月日の流れをますます速く感じる今日この頃ゆえ何千年と変わらぬ教えに身を置く時間を持てる心構えが
私に取り三毒自浄の現世利益そのものかと。
第二十七節
《 爾時 持地菩薩 即従座起 前白佛言 世尊 若有衆生 聞是観世音菩薩品 自在之業 普門示現 神通力者 当知是人 功徳不少 佛説是普門品時衆中八萬四千衆生 皆発無等等 阿耨多羅三藐三菩提心 》
「にーじーじーちーぼーさーそくじゅうざーきー ぜんびゃくぶつごん せーそんにゃくうーしゅーじょう もんぜーかんぜーおんぼーさーほん じーざいしーごう ふーもんじーげん じんつうりきしゃー とうちーぜーにん くーどくふーしょう ぶっせつぜーふーもんほんじ しゅーちゅうはちまん しせんしゅーじょう かいほつむーとうどう あのくたらさんみゃくさんぼーだいしん」
『その時、持地菩薩は立ち上がり「世尊(釈尊)よ、観世音菩薩の理知と慈悲の心を身に着けた者の功徳はとても大きなものです。」と述べられました。八萬四千、つまり過去現在未来に至るの限りない多くの人々が菩提の心(理知と慈悲を常に思覆い忘れず求める姿勢・心)を興したのでありました。』
お釈迦様が説かれた観音経の教えに対し持地菩薩(地蔵菩薩:56億7千万年後の弥勒菩薩が現れるまで人々を救い続ける菩薩様)、衆中八萬四千衆生が感謝の念を述べる…といったシーンで最終節は締めくくられています。
さて、『私家的『観音経』に勤しむ』にて二年を費やしなんとなく見えてきたこととは…
観音菩薩を礼拝する、観音経を読経する、観音経を写経する…そもそも観音様は物凡同居、全ての人の内にあり、それを礼拝することで自分自身の中にそもそも備わる観音様の教えそのものを呼び起こす、つまり慈悲理智の教えを呼び起こすことにつながるのではないかと。
自らが常に省れることにより心を姿勢を、考え方を…つまり自らの霊性を高めることを現世利益の喩えを使い紐解いた教えなのではないか…と私は受けとめました。
現世利益…宝くじが当たったりと言ったような物質的現世利益(これこそ108の煩悩)ではありません。笑
日々の現実問題で、のた打ち回る中でもふと観音様の教えを思い出せることにより、三毒(貪・瞋・癡)をコントロールできることで自ずから艱難を避けられたり、乗り越えられたりと言う”現世利益”を私も観音経に勤しむようになってから授かってきたことに気付かされます。
人として情けない思いや、恥ずかしい思い、そしりを受けるような行いを自ずから避けられるような自覚、自己制御、姿勢を正すといった効果…ちょっと抽象的かもしれませんが現世利益として感じることが多々。
またこういっためぐりあわせも一つの現世利益かと。
たとえばネット上でこのような記述に出会いました。『いつでもどこでも自分のそばにいて、自分を見守っているのは”自分の心”以外には無く。苦しみや災いにであった時のよりどころとなる観音様は?と、どこかよそを探すわけにはいきません。まさに仏凡同居なのですから、浄らかで聖なる観音様を少しでも疑ったなら、自分を否定することになってしまいます。』こういった言葉に気付ける徳も”観”世音のご利益ではないかと。
『心こそ 心迷わす 心なれ 心に心 心ゆるすな』
沢庵禅師の歌ですが、常に口ずさめ、自らを省れるような善き言葉により多く出会えるようになったと感じられるのもまさに観音経の現世利益かと。
本年1月の『【2】2016年 平成28年 丙申『干支の活学』から警鐘、留意点』で今年はまさに『気づいておくれ、わかっておくれ』の年ではないでしょうか…といった提言を記しました。
いま最終節を紐解く時機、タイミングで奇しくも目のあたりにしてますが、この所の売り手市場により人材流出が際立って目立つ会社の場合には理知慈悲の教えから自ら省ることでその防止策が自ずと見えてくるといった現世利益につながるのではないかと。
念彼観音力 南無大慈悲観世音菩薩
以上
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