来週末はいよいよ春分。
良い季節を迎える前に70年の310、4年の311に思いを寄せ恙なき日々に感謝し新年度をお迎えいただけますよう祈念いたします。
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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…
【2】2ndF Office365 SharePoint Online UIカスタマイズ 大手続々!
【3】70年の310、4年の311…『写経』で馳せる遠い思い
【4】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第十五節
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時間の許す限り二十四節気七十二候に感謝しつ季節の彩りをおすそ分けしたくお楽しみ頂けましたら幸いです。
今月は趣向を変え、良い季節の到来を前に、お薦めの好適桜撮影ポイントを詳細地図、駐車場情報付きでご紹介させて頂きます。
年に一度、僅か三時間の野川ライトアップです。
添付地図の橋の中央から1.5メートルほど北寄り(桜に向かって右寄り)で構えると野川の水面にライトで照らされた桜が写り込みます。左寄りでも桜は写り込むのですが背景の関係から画角が斜めになった感じで写るので私のお薦めとしては右寄りです。
完全に陽が暮れ切ってしまうより薄暮の状態で空がほんの少し紫色の状態の方が華です。
人出が多いので事故防止のため三脚は使用禁止です。私は周りからひんしゅくを買わない様に小さな一脚を立て橋の欄干に体ごと押し付けてスローシャッターでもブレないようにしてます。この姿勢で1時間ほど維持するので結構きついですが。開催日時は下記サイト(天気、風向きの影響を受けるので直前)にて発表されます。
http://www.arc-system.co.jp/special/nogawa2014/
住宅街で時間貸し駐車場は無く、駅から徒歩10分ですので京王線柴崎駅から歩く方が無難です。
天城
伊豆は西天城達磨山周辺はイズマメザクラ(米桜、豆桜)の群生地です。
ソメイヨシノとは風情が異なる野生の桜で、新緑と杉やモミの深い緑と馬酔木の白い花などのコントラストが素晴らしいポイントです。
撮影ポイントから200メ-トル程登りますと右側に車が置けるスペースがあります。ただし路面が凸凹でゆっくり入りませんと車の下を擦ってしまいますのでご注意ください。また夜間は野生の鹿が大変多く出没します。熊ではないので心配はないと思いますがやはり注意が必要です。
一番のお薦め撮影時間は夜明けです。このあたりは明け方に海から霧が上がってくることが有ります。そこに日が射して撮影ポイント辺りを通過するとまさに幻想的な作品を手に出来ます。127号通称西伊豆スカイラインは戸田峠から都井峠まで各所でイズマメザクラの撮影ポイントが有り楽めるルートです。
開花状況には毎年こちらのサイトを参考にさせて頂いてます。http://shirakabe.exblog.jp/
奥多摩湖周辺は主にヤマザクラが、ソメイヨシノより薄い色合いが返って新緑に映えるポイントです。
ふれあい館隣接駐車場の脇(湖を背に左手)に峠に登る九十九折の山道が有ります。それを暫く上ると湖面に沿って411号と崖に色づく山桜が見渡せるポイントが有ります。
九十九折の高さが変わるとまた趣も変わるので各所で楽しめます。ただ気を付けて頂きたいのが急な登攀路ですので転落だけはお気を付け下さい。私もファインダーを覗くのに夢中でカメラ、三脚と共にずり落ちた経験があります。
なお、ふれあい館隣接駐車場は無料です。
桜の季節は更に足を延ばして丹波山村に向かうルートも目にもまぶしい新緑で心が洗われます。
現場で偶然にもお目に掛かれたらそれもまた面白きご縁かな。笑
PC壁紙等高解像度データがお要り用な場合はお気軽にお申し付けください。
【2】2ndF Office365 SharePoint Online UIカスタマイズ 大手続々!
毎週月曜はセカンドファクトリーの定例営業戦略会議が開催され私も参加させて頂いてるのですが、そこではUI/UXの先端技術情報や先端案件情報を多々耳にすること目にすることが出来、既にデジタルデバイドの域に片足が入った私に取っては非常にためになり刺激になる会議です。
(こういった会議は苦にならない。笑)
このところ良く耳にするホットな話題が、SharePoint2013ないし、Office365 SharePoint Onlineの”UIデザインカスタマイズ案件”です。http://www.2ndfactory.com/product/kg/
かなり沢山の案件が発生してます、それもかなりの大手から。
ここからは私の私見です。
昔話になりますがシェアポイントをという製品名を耳にするようになって合わせて聞えてきたのが情報共有ソリューション故に情報が沢山格納されると探しにくい、探すために画面のスクロールが頻繁になる…使う側の負担感、ノーツの方がいいや、といった評価・評判が思い出されます。
そんな昔話を思い出しながらセカンドファクトリーでの話を聞いてるとどうも構造的には今でもあまり変わってないようでドキュメントが沢山格納されると利用方法についてお悩みを持つ企業も多いようです。
オンプレのExchengeServerの運用メンテではどの企業も苦労をされているはずです。今やメールは重要な商売の要る愚痴ですから万一停まれば…情シスとしては大きな責任問題で追及されるはずです。故に大企業ほどその苦労から解き放たれるためにOffice365の導入に踏み切っているように思われます。
メールサーバーのお守りから解き放たれっるためにOffice365を導入するとおまけ的に必ずharePoint Onlineはついてくるようで、使い始めてUPされるドキュメントが増えてくると社員の多くが目的の文書を探すので画面スクロールに時間を費やして…経営層からは問題として指摘されるはずです。
そういった背景から大手企業からのOffice365 SharePoint OnlineのUIデザインカスタマイズ案件が活発なのではと私は見ております。
今はまさに稼いでいる最中ですのでこの場で資料を全て公開することはできませんがチラ見せで提案資料の一部をクリップします。
ご興味もしくは現実的にお悩みでしたらまずはお気軽に御相談ください。
実はつい先日、商社系SI会社様に軽く紹介したところ、一週間もしないうちに大手二社の案件が発生しました。まさに旬のようです。
【3】70年の310、4年の311…『写経』で馳せる遠い思い
観音経約600文字の写経を100巻…を発願発起したのが元旦でしたが、70年目の310と4年目の311を迎え、第9巻目の為書にささやかながら思いを込めてみました。
振り返れば4年前にはこのような記を残してました。(抜粋)
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東北地方太平洋沖地震及び長野県北部を震源とする地震によりご被災された皆様には衷心よりお見舞いを申し上げます。 またお亡くなりになられた方々のご冥福を謹んでお祈り申し上げます。
くしくも大震災前夜、大正4年生まれの大伯母が95で他界した。古風で礼節に厳しかった大伯母には幼き頃実の親より手厳しく道徳を躾られ、今の自分の礎となっている。
その大伯母から昔よく聞かされたのが昭和20年3月10日、一夜で10万もの無辜の命が犠牲になった東京大空襲の話。日本橋堀留町という被災中心地から生きながらえた話が思い出される。
3月10日と3月11日は、日本国民にとり万世に忘れえぬ日となってしまいましたが、66年前の大きな惨劇大きな艱難からも、間違いなく日本国民は乗り超え発展につなげてきたのも事実です。
60年前の大伯母達の復興も皆で支え合って来れたからこそと。ゆえに甥っ子の私にも戦時中の厳しさを親よりも厳しく教えるそこには古き良き温かき”絆”がありました。
各々が出来ることをまずして差し上げる、それこそが”一燈照隅 万燈照国”の教え、心です。
一日も早い復興を心より厚く厚く祈念申しあげます。
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書道を始めたのは311前夜に95で他界した大伯母と大伯父の勧めだったと遠く記憶している。
躾に厳しかった大伯母とは正反対に、いつも物静かで柔和な笑顔の大伯父は確か当時は図書館長を勤めていて正しい書き順や正しい姿勢を身に着けるべく早くから書道を私の両親に勧めていた。
すでに50年以上の昔の話だが、三つ子の魂百までも…とはよくいったもので50を7も過ぎた歳に数十年ぶりに筆を持ち写経を始めようとは機妙なものです。
当初は1巻約4時間ほどかかっていたものが最近は2時間半ほどで書きあげられるようになってきた。指も痛くなるし、寒い時期は本当に指が動かなくなるくらいかじかみました。更に同じ姿勢を維持2時間などの肩は凝るし、首は張り、目は霞む。
そんな苦行を通じて最初に気付いたのが、やはり歳と共に身に付く不遜さというか素直さが薄れた自分に気づかされます。
素直に手本通りに書けば善いものを、跳ね止め流すを流暢に取り回したつもりが、慣れや癖が災いし結果的に本当にヘタクソな字になって唖然と。笑汗
なるほど、歳を重ねて素直さが薄れて当人が意識してないと若い人の話も耳に入らなくなる…まさにそれと一緒。笑
年齢に基づく経験値に裏打ちされた知見も大切ですが、それと共に素直さ、聞ける耳と言った事も忘れてはならぬと、恐らく大伯父、大伯母の50年越しの教え、絆ではなかろうかと。
そんな気付きを大乗の心で少しでもお伝えできればと310、311に際し筆先に思ふ。
【4】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第十五節
二年超でようやく諳んじられるようになり、メルマガ15周年を節目に2014年1月より大乗経観世音菩薩普門品第二十五偈約600文字の古教照心をお伝えできればと二十七節に分けて季節の写真と共に逍遥したく。
第十五節《 玩蛇及蝮蠍 気毒煙火燃 念彼観音力 尋聲自回去 》
「がんじゃぎゅうぶつかつ けどくえんかねん ねんぴかんのんりき じんじょうじえこ」
『いもりやへびや、まむしやさそりが毒気を煙火のように吐いて襲ってきても彼の観音力を念ずれば、その声を聴いてへびやまむしらは自ら逃げ去っていくであろう。』
”いもりやへびや、まむしやさそり”…どれも気持ちの良いものではありませんよね。
つまりそれらは、執念深く恨み、人を妬む心、嫉妬の心の喩え、方便に使われてるのです。
人に対する憎悪の心は巡り巡って自分に返ってくると第十二節『還著於本人』で説かれていますが観音の御名を唱えることで我に返れる理知の結果、”いもりやへびや、まむしやさそり”に喩えられた憎悪の心が『尋聲自回去』つまり逃げてゆく、消えてゆく、落ち着いて冷静な心に戻れることを説いています。
先日とある出版系の方のやりとりを目に、耳にしたのですが、さすが言葉を扱う世界の方ゆえに、巧みに辛辣に相手を否定する表現と相手の言葉尻を子供の手をひねるがごとくの論理展開に、まさに”いもりやへびや、まむしやさそり”といった物を思い起こさせる迷文(笑)に吐き気を感じました。
匠の世界の方々は”道具”を大切にすると良く聞きます。道具そのものを作ることから匠の世界の仕事は始まるとも耳にしたことが有ります。
文筆の世界の方にとっては”言葉”そのものが大切な”道具”であり、それらを文章の匠として妙味良く組み合わせることで人々を感銘させたり、感動させたり、道を説いたり示したりと、そのような立派な仕事ではないかと思います。
その大切な言葉、言霊を『玩蛇及蝮蠍』の如くに使われる方が書かれる文章など読まれて感動する人など果たして居るのだろうか。
そこに気付いて『尋聲自回去』の恩恵を…と願うのですがやはりそう上手くは伝わるものでないのが人の世の悲しい所。
思うに…。キーボードだと意外と軽い意識・認識で文章が打ててしまうのではないだろうか。これが手書きだとそうリズム良く書ける物ではない。長く書き続ければ指や手も居たくなるし、首や肩もこってしまう。
写経をし始めて同じ書くという事でも大きな差に改めて気が付いた。肩首指先の痛みを折りこんだ文章になればずいぶんと表現も変わってただろうに。たまには手で書く事も大事な事なのかも…そんなことに気付けるのも私に取って『尋聲自回去』の恩恵なのかもしれない。
次号は第十六節《 雲雷鼓掣電 降雹濡大雨 念彼観音力 応時得消散 》です。
以上
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