【 Monaca for Visual Studioに2ndFがエンドースメント 】 DeleteOK! Okada private information 2015年2月


昨年の二月といえば二度の大雪で自宅と実家の雪かきで大わらわでした。
立春も過ぎ雨水、啓蟄と良い季節の到来まであと僅か。

ただ今年は「乙未」(きのとひつじ)の年回り。年度末、新年度を迎えるに、大義をシッカリと立て、しっかり理にかなった筋道で物事を進める心掛けが求められる年回り。とは言いつつ人の世は悲しいかな、心苦しくも耳障りな話もちらほらと…。思惑通りには真っ直ぐ進まなかったり視界不良になり易き年回りという警鐘が届けば善いのですが。

青空に映える紅白梅を見上げふと思う。

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…
【2】アシアル Monaca for Visual Studioに2ndFがエンドースメント
【3】ASCモバイル活用フォーラム資料公開&コラム年間ランキング
【4】クオリティソフトにレコモット、日本RAとの業務提携が続々!
【5】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第十四節

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【1】二十四節気七十二候と共に季節の彩を…

時間の許す限り二十四節気七十二候に感謝しつ季節の彩りをおすそ分けしたくお楽しみ頂けましたら幸いです。

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1-DSC_4884 レイヤー

PC壁紙等高解像度データがお要り用な場合はお気軽にお申し付けください。

 


【2】アシアル Monaca for Visual Studioに2ndFがエンドースメント

先週、HTML5技術を中心とした技術支援、開発受託、サービス運営を行うテクノロジーベンチャー:アシアルさんよりVisual Studio上でHTML5を用いたiOS、Android開発を可能にする「Monaca for Visual Studio」提供開始といったニュースリリースが発表されました。

  ニュースリリースページ http://www.asial.co.jp/pressrelease/429

  Monaca for Visual Studio専用ページ https://ja.monaca.io/visualstudio.html

  マイクロソフトの特設ページ http://www.microsoft.com/ja-jp/dev/campaign/x-platform.aspx

そのリリースにセカンドファクトリーが”先行導入ユーザー”としてエンドースメントを提供しています。

『10 人月相当のWebシステムのモバイルアプリ化はコード変更の必要もほとんどなく約 3 日で完了することができました。』との記事に目が魅かれます。

実はかねてよりアシアルさんとセカンドファクトリーのご縁をとりもたせて頂きましたのは不肖この私で、当初はまさかMonacaのVisual Studio版といったニュースにまで行き着くものとは考えもしておりませんでしたが、このようなリリースにつながるきっかけ・縁尋機妙・多逢聖因を提供できたことは年寄の身としては誠に嬉しい限りです。

本メルマガもマイクロソフト社員や元社員の方だけでも40名以上の方にお送りさせて頂いてますので、是非ニュースリリースをご覧いただけましたら…と思いご紹介をさせて頂きました。

ちなみにセカンドファクトリーと善きご縁を紡いでいただいた御礼の意を込めて大手SI各社にMonacaをご紹介させて頂きましたがどちらからも大きな評価を頂いた事もここに書き添えておきたいと思います。

Monaca専用サイト https://ja.monaca.io/

”スマタブクラウド全盛時代”に両社の更なる発展、健勝を祈ります!

 


【3】ASCモバイル活用フォーラム資料公開&コラム年間ランキング

その1.
過日開催されました日経コンピュータ、日経コミュニケーション主催『モバイル活用支援フォーラム2014』で使用した講演資料が公開されました。 

http://www.asckk.co.jp/downloads/download.php?filename=mobile2014_12.pdf

講演タイトルは『“失敗しない”スマートデバイス活用によるワークスタイル改革 ~業務システム利用の課題とその先にあるもの~』ご参照頂けましたら幸いです。


その2.
ASCコンサルメンバーによるコラムの2014年アクセス数ランキングが発表されました!

第1位 大規模情報漏洩事件の教訓        

     十亀 淳 システム監査技術者(経済産業大臣認定)
 
          情報セキュリティスペシャリスト(経済産業大臣認定)
           
ITIL Foundation Ver2
           
JAPAN MENSA会員

第2位 準委任契約でITベンダーが負う義務とは

     池田 洋之 ITストラテジスト(経済産業大臣認定)
 
            システム監査技術者(経済産業大臣認定)

第3位 クラウドサービスの功罪

     野口 浩之  システム監査技術者(経済産業大臣認定)
              プロジェクトマネージャ(経済産業大臣認定)
              
ITIL Foundation Ver2

4位  プロジェクト管理「三種の神器」    山口 晃司 

5位  中小企業の経営戦略とIT戦略  嶋田 秀光 

6位  効果が見込める企業とは?いま話題のワークスタイル変革  長谷川智紀

私見
第2位『準委任契約でITベンダーが負う義務』は派遣法改正が叫ばれた昨年でしたのでそれに呼応しIT業界特にSESを生業にしている方々が注目されたのではないかと感じます。

年末の解散総選挙で派遣法改正も一旦は流れましたが、短納期開発にますます拍車がかかる時代背景から、SESを生業とする企業は契約適正、コンプライアンス準拠、遵法意識に対する企業姿勢が厳しく問われる傾向はますます色濃くなるものと予想されます。

またSESを利用される企業様に於かれましても、取引される業者の選別には目を光らせないとCSRに反する姿勢をステークホルダーより指摘を受けることも視野に入れておかれるべき時代背景を折りこんで頂きたいものと感じます。取引先のSES業者に所轄官庁から過剰労働、長時間労働の査察等が入れば、SES業者は必ず『クライアント企業から無理強いされたからやむなく…』と言い訳することは容易に想像でききますから。

ご存知かどうか… http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150217/k10015517171000.html

 


【4】クオリティソフトにレコモット、日本RAとの業務提携が続々!

クラウドサービス、SaaSサービス花盛りの昨今故にビジネス市場向けのサービスには、アクセスしてくるスマホ・タブレット・PC等々の認証サービスが予め用意されて無ければ、それが引き金となり採用を見送られる可能性も想定しないといけない時代です。

マイナンバーの嵐が到来すればなおのこと、一般的な個人情報よりも厳格に制限される故に認証に対するニーズ・機運が高まることは皆さんもうすうす感じられているのではないでしょうか。

そのような時代背景に押されマルチデバイス認証、クライアント認証の日本RAとの業務提携が続々と続いてます。

その1.
2015年1月22日発表
クライアント証明書の厳格な配布、管理を行うソリューションを共同開発
~クオリティソフト株式会社と日本RA株式会社がプロダクトアライアンスに合意~

日本RA ニュースリリース
http://nrapki.jp/news/news_20150116.html

クオリティソフト ニュースリリース http://www.quality.co.jp/company/newsrelease/news_20150122.html

メディア掲載

BCN 、 Yahoo!ニュース 、 キーマンズネット 、 CNET 、 ZDnet

 

その2.
2015年2月5日発表
~株式会社レコモット「moconavi」と日本RA株式会社「NRA-PKI」が業務提携に合意~
BYOD市場向けモバイルソリューションとして、プライベート環境とビジネス環境の共存を厳格なユーザー認証で実現

日本RA ニュースリリース
http://www.nrapki.jp/news/news_20150203.html

 


【5】15周年の古教照心:私家的『観音経』に勤しむ 第十四節

二年超でようやく諳んじられるようになり、メルマガ15周年を節目に2014年1月より大乗経観世音菩薩普門品第二十五偈約600文字の古教照心をお伝えできればと二十七節に分けて季節の写真と共に逍遥したく。

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第十四節《 若悪獣圍繞 利牙爪可怖 念彼観音力 疾走無邊方 》
「にゃくあくじゅいにょう りげそうかふ ねんぴかんのんりき しっそうむへんぽう」
『あるいは悪獣に囲まれて、鋭い牙や爪で恐れさせられても、観音の御名を念ずれば、悪獣は果てもない彼方へ走り去るであろう。』

つまり、恨み・憎しみ・嫉妬心が牙になり・爪になりして己が心をかきむしっても、観音の御名を唱えることで我に返れる理知を意味します。

年明けにシャープにお勤めの尊敬する友人が紹介してくれた『日御子 帚木蓬生著』という小説に以下のような一節がありまこと心に染み入りました。


『ひとつは人を裏切らない。約束は守り、恩や親切を受けたならば返さねばならない。裏切るなど、けものや虫でもしない。ふたつめは、人を恨まず、戦いを挑まない。人を恨み、戦いをしかけたとたん、天の眼に自分の姿が見えなくなる。天から姿が見えなければ、真っ暗闇を歩く事と同じで道を誤るのは確実だ。山にいる猪や鹿、狸、川に居る鮒や鯉、野の虫も天の眼には見えない。獣や魚、虫と同じになってしまう…。』

この教え、まさに《 若悪獣圍繞 利牙爪可怖 念彼観音力 疾走無邊方 》と相通じると。驚

さて、今年は「乙未」(きのとひつじ)の年回り。
「乙」は草花の芽が真っ直ぐに伸びることが出来ず曲がってしまう形を表わし新しい芽・改革創造の芽が外からの抵抗を受け難儀している姿を現します。

「未」は枝葉が繁茂し密集することで薄暗くなることから昧の字に通じ、くらますとか暗くなる、見えなくなることを指し示してます。

だからこそ目を昧(く)らませることなく何が筋道であるかをしっかりと見極める心掛け・姿勢が大切な一年ゆえにこの小説の一節はまさに天が時機を合わせ出会いを導いてくれたのではとまこと感じ入りました。善き一冊を進めてくれた友に感謝、さすが目の付け所がシャープです。笑

さて『日御子』で響いた言葉に関する逸話を一つ…。

昨年末にある会社をお辞めになった方が、12月中はお客様先で『後任はこの者です。』と後輩を紹介、引き継ぎをしておきながら、舌の根も乾かぬ年明け早々には同業の別会社の名刺を持ちそのお客様に売り込みにきたそうな。

後輩の気持ちも踏みにじり、お客様にも元居た会社にも口先で軽口の嘘を付き、嘘を嘘と思わぬ立ち居振る舞いにさすがにお客様の良心が反応する。自社の社員に悪い影響を及ぼすまいか…と。

価格さえ対応すれば客など言いなりになると思っているとしたら、それほどのお客様を見下した姿勢はないものだ。後任を拝命した後輩の耳にも噂は入り『そんな先輩だったんだ…。』と絶句したとか。後輩の手前、お客様の手前”恥ずかしい”といった感覚は無かったのだからこその立ち居振る舞い。

『人を裏切らない。約束は守り、恩や親切を受けたならば返さねばならない。裏切るなど、けものや虫でもしない。人を恨み、戦いをしかけたとたん、天の眼に自分の姿が見えなくなる。天から姿が見えなければ、真っ暗闇を歩く事と同じで道を誤るのは確実だ。山にいる猪や鹿、狸、川に居る鮒や鯉、野の虫も天の眼には見えない。獣や魚、虫と同じになってしまう…。』欲が高じて目を曇らせ、人としての理知・常識を失わせまさに獣や魚、虫と同じ姿。

こういった時に限って周りは誰も(お客様も友人も私も:笑)苦言や指摘をしてくれないもの。当人が気付かぬうちに”そのようなことを平気でする人物”との烙印を押されてしまうのが人の世の常。特にIT業界は狭い業界故、『日御子』の一節を借りれば運からも天からも見放され真っ暗闇を歩く事にならざるを得ないだろうに。嗚呼、観音の御名を唱え我に返れる理知を聞く耳を持っていれば…と残念に思う逸話でした。

次号は第十五節《 玩蛇及蝮蠍 気毒煙火燃 念彼観音力 尋聲自回去 》です。

以上

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岡田 圭一 090-4923-4682
OKADA Business Engagement Consulting
中堅中小IT系企業の顧問、相談役、アドバイザー、監査役、社外取締役等累計23社
OCOD認定コンプライアンス・アドバイザー
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ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載