既に9月もあと一週間足らず。
軽井沢在住の友人に聞けば一ヶ月もしないうちに紅葉の盛りを迎えるとか。
少しばかり気が早いやもしれませんが、GALLERY "DeleteOK"も秋色に模様替えしました。 https://picasaweb.google.com/104088206743579745342/GALLERYDeleteOK#slideshow/
多忙で写真はズッ~とお預け状態ですので単に並べ替えただけですが。笑汗
=======================ヘッドライン========================
【1】セカンドファクトリー 2011年度マイクロソフトアワード受賞!
【2】ATGS 取締役・執行役員人事に関するお知らせ
【3】富士通、ピー・シー・エー、富士テレコム Webセミナーで講演
【4】シンガーソングライター:カノン プライベート・コンサート
【5】書籍紹介『Bled BOOK』 著:セカンドファクトリー ==========================================================
私自身の勉強の意も含め、相談役を務めさせていただいている府中のUX集団:セカンドファクトリーが Microsoft Partner of the Year 2011 Software Development Solutions Award 最優秀賞受賞を受賞致しました! http://www.2ndfactory.com/news/2011/2011_ms_awards.html
授賞式も兼ね私も実に4年ぶりにパートナーカンファレンスに参加させて頂きました。
会場では懐かしい面々から多くの声を掛けいただき、セカンドファクトリーの若き精鋭たちを紹介させて頂きつ、
毎度ながら飲みすぎて会場に最後まで居座ってしまいました。汗笑
マイクロソフト パートナー オブ ザ イヤー 2011公式ページはこちら http://www.microsoft.com/japan/partners/jpaward/2011.mspx
ExTOUCH Facebookファンサイトはこちら
http://www.facebook.com/ExTOUCH.2FC
ExTOUCH専用ウェブサイトはこちら
http://ex-touch.com/
追
実は今を去ること2000年下記MAアワード受賞も私が仕掛けた仕事でした。 http://www.asia.co.jp/press/2000/pdf/20001020.pdf そうとう昔話です。汗笑
【2】ATGS 取締役・執行役員人事に関するお知らせ
ホームページに掲載されておりますので既にご存じの事とお察ししますが、この度、株式会社 エージェント・テクノロジー・グローバル・ソリューションズ(ATGS)の取締役社長に北野 信浩氏が就任されました。
http://www.a-technology.co.jp/pdf/change_110901.pdf
代表取締役会長 平尾 隆志 留任
取締役社長 北野 信浩 新任
専務取締役 林秀 隆 留任
営業・技術担当執行役員 冨田 正治 新任
管理担当執行役員 藤本 保道 新任
2011年9月1日からの新経営陣は上記の通りとなりました。
改めましてご指導、ご鞭撻、倍旧のご厚誼賜りたく宜しくお願い申し上げます。
さて新社長就任に際し、ATGS全社員に対する社長就任挨拶文を移動中の電車内で立ったままで愛機BlackBerry®Bold9700で仕上げるという綱渡りを冷や汗とともに楽しませて頂きました。笑
新社長から口頭で経営幹部への方針説明後、書き慣れているからということで私にお鉢が回ってきたのですが、いかんせんその夜は某外資大手様への接待が控えてて。。。既に移動時間もギリギリといった状況。
しかし配布全社は翌朝市場だとか。。。汗
えい、とばかりに接待先に向かう丸の内線車中立ったままの状態で車両ドアのポールに重心預け支えにしメガネ(近視です!)を頭に載せ、愛機BlackBerry®Bold9700で超高速両手打ち。
僅か20分ほどで打ち抜いた原稿でしたが幸いにも翌朝にはほぼそのままの内容で全社員に配布。
切羽詰って私もテンションが上がり『こてこての関西弁ですが~』等と、調子に乗って後になってまずかったかとヒヤッした新社長キャラ紹介フレーズもそのままお咎めなしで使われてました。笑
気さくですが、大阪商人ならではの超”スピード”感の経営者です。さらっと指摘する高い管理会計指標目線には、まさに”歩くBI”といったイメージを感じます。
早世した創業者牛窪元常務の時代からスピードが”Strength”のATGS。
今後新社長の経営指針・方針で更にスピード化が図られ、その上にBI目線、コンプライアンス目線、精度がアドオンされ更にATGSもダイナミックに成長してゆくことでしょう。
反面もたもたしてると老獪顧問の私もイエローカード、レッドカード…。しかし重要文章を電車中にBlackBerry®Bold9700で打ち抜くビジネススピード感は年寄ながら頑張って貢献しております。笑
【3】富士通、ピー・シー・エー、富士テレコム Webセミナーで講演
※本Webセミナーご視聴先着15社様限定で、
通常5万円で提供している ASC『簡易情報システムレビューサービス』を1万円でご提供致します。
このたび「クラウドを活用したプロセス改善」として、原価管理システムと労務勤怠管理システムを搭載した導入・運用事例の Webセミナーにて、弊社代表谷垣が、『簡易情報システムレビューサービス~ご活用のメリット~』と題し講演を行いました。
主催:富士テレコム株式会社共催:ピー・シー・エー株式会社、富士通株式会社
協賛:パナソニック電工ネットソリューションズ株式会社
お申し込みは下記特設サイトをご参照ください。
富士通特設サイト http://fjid.jp.fujitsu.com/events/seminar/2011/09/11003564.html
ピー・シー・エー特設サイト http://www.pca.co.jp/area_before/seminar/other/11030001.html
※オンデマンド型のセミナーとなりますので、お時間のあるときにご覧頂けます
【4】シンガーソングライター:カノン プライベート・コンサート
日頃より大変お世話になっております伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社の安達社長様が開催されるシンガーソングライター、カノンさんをお招きしてのプライベート・コンサートにお誘いを頂きました。
ソニーミュージックによるカノンのオフィシャルサイト http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/SR/kanon/
彼女の代表作である「明日への鼓動」は、佐々木監督がワールドカップ決勝戦前夜に、なでしこ達に聴かせて鼓舞したことでも有名になったそうです。私は親しくさせていただいている某外資幹部と顧問先企業の営業責任者の三名で伺わせていただく予定です。
まだ若干ですが残席も有るようです。参加をご希望される方は、混乱を避けるためにまず私にご一報ください。お申し込みの際の注意点をご確認させて頂いたうえで【申込用紙】を私からメールにてお送り申し上げます。
なお、満席になってしまいましたら申し込みは打ち切りとなりますのでその節にはご理解ご容赦をくれぐれも宜しくお願い申し上げます。 ご厚意により無料で運営されておりますプライベート・コンサートですので。
【5】書籍紹介『Bled BOOK』 著:セカンドファクトリー
UX(ユーザーエキスペリエンス)を理解するに良い書はなかろうかとあちこち逍遥したが、意図にはまる書籍を見つけられず途方に暮れていた。 そもそもが営業上がりの私ゆえに求めたのはプログラム解説本ではなく、 UXがどのような視点に基づいてビジネスとして進められ、その過程における数々のレイヤーでパートナーがいかに連携協力しエンドニーズ、 CSを実現させてゆくものなのか、要はビジネスエンゲージメント目線、経営目線的で捉えてみたいといったところが私のウオンツでした。
そんな折に自宅に届いたのが、『Blend Book (ブレンド・ブック) セカンドファクトリー (著) 』。
更に送り主から『前半91頁までの内容がUXのディティールをつかむのに役に立つのでと思います。』と”おもてなし目線”の一言まで添えられていた。
50ページ近辺の『ビジネス領域』『システム領域』『プレゼンテーション領域』の相関図で、その三権分立的なバランス均衡が経営視点では非常に重要、キーファクターであることをシンプルに理解することができた。 また73ページ目以降の”エクスペリエンスチームモデル”についてもミッションカテゴリの種類や役割、ステージごとのパワーバランスに基づいてパートナースキームを構築することで『相互理解、相互補完、相互利益』を生みだすのだと整理することが出来た。
さて、技術に疎い私が何故急にUXなぞに興味を持ったかというとやはりトリガーは”Windows8”。 1993年5月17日、ビル・ゲイツが日本にやってきて、品川プリンスホテルで日本におけるWindows3.1が産声をあげた。その時頂いたWilliam Henry Gates IIIと書かれたガラスのペーパーウェイトは今でも私のデスクで当時を懐かしく思い出させてくれるが、時既に18年。世の中、PC業界、SI・IT業界も大きく変わったものだ。
そんな中、『スレートが業務系システムのマーケットに広まる機運も高まり、そこにWindows8が到来すると、旧来の業務系アプリケーション技術者も単に業務業界知識が有り、業務知識ノウハウに基づきアプリケーション開発ができるだけでは顧客満足に応えられない時代がやってくるのでは…』そんな会話をふと耳にし妙に引っ掛かりを覚えた。 と同時にその昔、そう20年位前だろうかCOBOLのスーパーエンジニアの話がデジャブした。『出来の良いアプリほど、マニュアル要らず』と。歴史は繰り返えされるがこの二つのメッセージが偶然私の中でシンクロした。
振り返ればマイクロソフトも過去JavaやらOSS等で開発言語系ビジネスも決して楽ではなかっただろうが、 B2B市場の業務アプリ資産はやはりMS開発言語製品で開発されているものが圧倒的に多いのは明白で今でも巨大な市場を保有していることは容易に想像できる。 とすればマイクロソフトが開発言語のマーケットに”新らたな視座”を持ち込みその莫大な既存資産(顧客数、開発アプリ数)を背景に新たなデマンドジェネレーションを目論むことは至極当然なことと思う。 Windows8をトリガーに従来の業務知識オリエンテッドでの業務アプリケーション開発に UX視点をアドオンするコンセプトを掲げ、開発技術者に新たな高みのステージ、新たな成長路線へステップとなる環境を従来から慣れ親しんだマイクロソフト技術で実現可能となるよう整え、業界発展、業界成長、新たな顧客満足実現といった大義をぶち上げることも、大きな既存資産を保有するマイクロソフトであるならできなくはないと感じる。 B2Bスレート市場が胎動を始めた今こそ、そのタイミングなのかもしれない。と、年寄なりに勝手な想像をしていた。
で、9月13日、米国AnaheimでBUILDが開催された。 全世界に流れたPPT『Windows8 Platform and tools』を見て、なるほど然り、私が感じたこともそう的を外してはいなかったと認識を新たにした。 この書評をお読みの方には、『Windows8 Platform and tools』で”画像検索”してみて欲しい。非常にたくさんのPPT画像がヒットし驚かれると思う。して、そこに記載された業務系アプリ開発の世界で良く耳にする開発言語のポジションに是非目を留めて頂きたい。
技術的背景の無い私の話など信憑性に疎いとお感じになるだろうがこちらに非常によくまとまった記事が記載されている。
http://blogs.jp.infragistics.com/blogs/kazuma/archive/2011/09/21/build-japan-session-windows-8.aspx 尊敬する若きシニアUXアーキテクトの東賢氏のブログだ。未来に先鞭をつけるがごとく大変参考になり是非ご覧いただきたいものだ。
さて、BPR、システム診断、システム改善、内部統制・IT統制と業務系システムの市場も色々な話題が生まれ、それぞれの時代にそれぞれの市場で昇華され、社会におけるITリテラシ向上に貢献してきていることは間違いない。 ただ今までは”システムの処理の仕方”と”実際の業務の流れ”のフィット&ギャップに対しての改善が主眼であったが、 ”使い勝手の悪いアプリ”が原因で、ユーザーがデスクトップ上でまごついて、全社全従業員で集計したら莫大なロスタイムを生んでいた…といったUX視点についても今後は基幹系、業務系システムのITシステムコンサルティングにも重要度が増す視座、視点ではなかろうかと個人的に感じる。
先日某大手外資系SIで長年保険業界に携わる方との雑談の中で、『DeleteOKさん(つまり私)の指摘通り、昔は保険業界と言えば、CRMつまり顧客情報や、基幹系システムと情報系との密でシームレスな連携の仕方(SOA基盤)等々に関する部分が重きに置かれていた。今でもそれらは重要な各保険会社の重要機密事項であることは変わりないが、最近はユーザーインターフェースを重要機密事項に据える保険会社も増えている。』といったことを教えてくださった。保険もWeb経由でお客様が直に申込みいただくケースが増えているわけで UXが悪ければ加入どころか見積もりに行き着く前に”離脱”といった事も容易に想像される。逆にUXが良くオプションを自然に追加選択しやすい仕組みが反映されていれば契約金額の底上げが期待できる。ゆえに保険会社では自社独自のUXの有り方が重要機密事項に扱われるということで、さすが時代の先を行っている業界だと改めて感じた。
『ビジネス領域』『システム領域』『プレゼンテーション領域』の三権分立的なバランス均衡はより高いユーザービリティを生み、結果企業価値を高める。 そのUX視点を実現するためにマイクロソフトは『Windows8 Platform and tools』に描かれている環境を用意…。そんな傾向、市場からのメッセージに触れつ、”業務系システム、基幹系システム”に携わる数多くの知己に少し前出しで警鐘をと、そんな茫洋とした使命感からUXについて触れ始めた私です。
意を感じていただける方にはUXの入門として本書をお勧めいたします。ちなみになんと”2007年”に書かれた書であることも予め織り込んで。
※さて年間書評12本、残すところあと3冊
今月は以上です。本メルマガは、過去お世話になった方々、名刺を頂戴した方々を中心に連絡事項、情報、近況等をプライベートな立場から1999年9月より不定期に配信させて頂いております。(今月の配信先数は1,702件です。)ご不要な場合には『配信不要』の旨、”遠慮なく”お申し付けください。即刻メーリングリストよりアドレスを削除し、その旨ご報告致します。
岡田 圭一ビジネスエンゲージメントコンサルタント
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ITmedia+Dモバイルにインタビュー掲載